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ビットコイン暴騰と過去の失敗談

ビットコインが暴騰しています。

僕は、2017年の暗号通貨バブルの少し前にリップルを保有していました。
1XRP が120円ぐらいの時にTwitterで見かけて買ったのが初めてて、そこからどんどん値上がりしていきました。

そのまま保有しておけばよかったのですが、当時リップルは今後もどんどんあがっていくみたいな空気がありました。
自分もいい情報ばかり調べてリップルクラスタも大盛り上がり。
IYRKという言葉もありましたね。「行くぞやるぞリップル買い増しや」。
なんじゃそれは!!

勢いに乗って高値で買い増したところで大暴落。
その後暗号通貨がどうなったかは皆様の知るところだと思います。

僕はまんまとうん十万円の資金を失ったのでした。

今回の暴騰もそうですが「何かに投資したい」「何かの銘柄が上がりそう」という状況では、気を付けておかなければならないことがあります。

それは、確証バイアスです。

仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと

今振り返ると、リップルの時は正にこれでした。

「今後リップルはどうなるのか」「暗号通貨の将来はどうなるのか」という判断基準ではありませんでした。

「今後リップルがあがる理由を調べる」
「暗号通貨の将来性がある理由を調べる」
というマインドになっていました。

自分が信じたいことの情報を集めまくっていました。

リップルがどの金融機関に採用されるとか、どこと提携したとか、どこから資金を調達したとか、そんな情報です。
しかも和訳の二次情報。

ブロックチェーンの仕組みや暗号通貨ごとの特徴といったフラットな情報も調べてはいるものの、どうしても思い入れがあるものをポジティブに捉えてしまう。
(おかげさまで、仕組みは把握しました)

バイアスから逃れられませんでした。

きっと誰かが「今バイアスかかってるよ」と忠告してくれたとしても、
「これだけポジティブな情報が揃っているんだから」と自分の判断を信じようとしたと思います。

バイアスから逃れるのは非常に難しいのです。

確証バイアスを外す方法を調べていると、それを研究している教授の文章に巡り合えましたので、紹介します。

先入観を生み出す原因となる情報源を適切に選別する訓練をすることです。
この場合の情報源とは、本や新聞、記事といった読み物のことで、経験と自主性を携えたキュレーターが収集したり書いたりした記事を読むことで、情報源を選別する力を鍛え確証バイアスを回避できるようになる
teenbarger助教授

情報の数にあたり、訓練する方法です。
今の自分であれば、昔よりは正しく判断できる気がします。もしくは「確証バイアスかも」と指摘を受ければ、我に返れるかもしれません。

情報の数と失敗の数が多いことは、少しは役に立っているかもしれません。
これをお読みの方には同じ失敗して欲しくないので、疑似体験のつもりで読んでもらえると嬉しいです。
これまでの失敗を二度経験するのは、メンタル的に無理なので。笑

最後にteenbarger助教授のもうひとつの言葉で本日は締めたいと思います。

人間は口に入れて消化する食べ物に対して、非常に厳しい選別を行いますが、情報に対しては厳しく選ぶことを怠る傾向があります。「毎日読む新聞や記事を厳しく選ぶことで、創造力ある考えやアイデアを生み出せる」


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