いろいろ
ぼくは青が好きだ。白が好き。黒が好き、ピンクが好き。続いて、緑、紫。
いきなり色のことを書こうと思ったのは、ふとそれを思いついたからだ。
紙にじぶんの好きなものを、つらつらと書いていったときに、色のことも書いた。
これで、より明確に、モノを選べるようになったと思う。色が決まるだけで、選択肢が狭まり、迷いが少なくなった。
あとは直感で、これ良いな、と思ったモノを買う。特に服選びが楽になったことが、ぼくにとって嬉しい。
逆に、ぼくにとってあまり手に取らない、選ばない色は、赤、黄色、オレンジ。
この色が嫌いというわけではない。
そもそも好きの反対は嫌いではないと、ぼくは思っている。好きなことや、もの、モノ以外すべて嫌いだ、ということではないからだ。
そして、興味がないというわけでもない。
黄色の服を身につけているひとをみると、うまく着こなしているな、とか似合ってるな、なんて目がいく。
ただ、ぼくにはその色の波長が合わないのだと、想像している。これも思い込みかもしれない。
ぼくの部屋にあるモノ、服は青、白、黒、時々ピンクのいろで構成されている。統一感があってぼくは気に入っている。
それと、ぼくは文章を読むと、その書き手のひとに色を感じる。ただなんとなく、ぼんやり、と。
この人は青だな。
冬の青い空のように透き通ってるな、という具合に想像が膨らむ。
一種の共感覚なのかもしれない。これを書いていて、ふとそんなことを考えた。そんな大それたものだろうか、と大げさに考える。
以前、友人のともだちに共感覚を持っているひとがいて、そのともだちは、コーヒーを飲んだとき『青い』と表現したことを思い出した。
その時は、未知の出来事だったので、ぼくは目をキラキラさせて、その友達の感覚を聴いていた。
じぶんにはないものを持っていたり、出会ったりすると、新しい発見があるのは、本当に面白い。
ひとそれぞれに、そのひと特有の色があるように、ぼくは思う。そう思うと、なんだか楽しい。
そして、なにか変化があったとき、その色が変わることがある。それが良い、悪いは関係なく。
だから、じぶんが好きな色がなんなのかを考えるのは、大切なことだと思う。
どうして、ぼくは青に惹かれるのだろう、とか。白いモノが多いのはなんでだろう、とか。
じぶんなりの考え方、感じ方で構わない。
ぼくはすっきりと晴れた空の色が好き。その空に照らされ映し出された海の青が好き、など。
そして、好きな色があるなら、それを日常に取り入れてみる。好きな色を身に着けるだけで、ハートが喜ぶのだと、ぼくは感じる。
ただ色を変えただけなのに、雰囲気がガラッと変わる。何かが始まる予感だったり、初めてのワクワクだったり。
ひとの目を気にしないで、好きな色の服を着ていい。
好きな色の小物を身につけていい。
どんなに色が派手だろうが、そのひとが心地の良い色ならば、それでいい。
じぶんの好きな色に囲まれ、歩き、日々を楽しんでいこう。
ここまであなたの貴重な時間をつかって読んでくれて、ありがとうございます。
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