お金と引き換えに得る経験

現在、お金がありません(笑) このブログの初記事「自己紹介」でも話したが、３月末に働いていた店が閉店してしまい、そこから現在も無職です。雇用保険で賄おうと思い、申請したものの残念ながら振り込まれることはなく。

無職になってから今後のプランを考え直した。選択肢は１.ビザの期限が切れるまで働き、貯金。or ２.やりたかった事に挑戦してみる。私は「２.やりたかったことに挑戦してみる。」を選択肢した。それが記事にもちょくちょく出てくる話題の「アメリカで働く」ことだ。

貯金と言えるお金は持っていなかったので、今話題の海外で出稼ぎのようなビザが切れるまで働いて稼いで帰るという選択の方が安全だと思ったが私の道理に叶わなかった。というのも、閉店してしまった店以上に良いと思える働き先がなかったからだ。そのため、いざ働いたとしてもモチベーションが上がらず、ただ働くという時間の無駄にしか過ぎないと感じるだろうと。もちろんやってみないと分からないが、想像でワクワクしないのであればやめた方が良いよと心の声が聞こえた。加えてビザの期限も約４ヶ月しかなかったので、採用も厳しいかなあと思ったのもある。

挑戦したこと

無職になってから色々と挑戦を始めた。もちろんこのnoteもその１つである。あとはインスタグラム・動画作り・ブログ。そして継続しているのはnoteとインスタグラム。noteは物書きが好きなので継続できており、インスタグラムのコンテンツ作成もそれなりに楽しいのでコツコツと作り置きしている。だが、動画作りとブログは難しかった(笑) Youtubeに投稿できるようなコンテンツを作ろうと試みたがうまく行かずただいまフリーズ中。アメリカに行けば記念に投稿するのもありかなと再開する予定。そしてブログはWordpressを用いて作成したかったが、初期設定があまりにも難し過ぎたので心が折れてしまった。しかしこれもいずれは使いこなせるようになりたいので、勉強しなければ。今は趣味程度だが、いずれは収益化できるようにしたいと思っているので諦めずに「継続」をモットーに頑張ります。

そして最後に「アメリカで働く」ことが今回の１番の大きな挑戦である。そもそもなぜアメリカで働きたいのか。その理由は将来的に日本でペットに関連した会社を立ち上げる予定で、そのために現在ペット先進国をワーキングホリデー制度を使って自分の目で確かめている途中だ。本来はペット産業世界１位のアメリカで学び・働くことが理想だったが、金持ちでもなく頭の悪い私がアメリカで働こうと思ったら偽装結婚でのビザ取得以外にない(笑)＝凡人がアメリカで働くことは不可能に近いのだ。ちなみにアメリカは自由の国と言われているが、他国からの雇用や移住には非常に厳しい国である。ぼんやりとこの夢を抱きながら隣国のカナダで働いていると欲がどんどん膨らんでいく。不可能でありながらもどうにかして働きたいなあと思っていた矢先に無職になり、この絶望がチャンスに変わった。そして、アメリカで就活をして無事インターン先をゲットした。

お金を払って経験する価値

インターン先はゲットできたものの、もちろん無給である。当たり前だが、アメリカではワークビザ無しの労働は違法とされている。違法だが有給で働けるインターンシップ先もあった。しかし、違法労働がバレてアメリカを出禁になってしまう事を恐れた私は辞退した。だが、無給でありながらもインターンを受け入れてくれた会社はまさに理想の事業展開をしていた。私は「無給でも良いから働かせてほしい」思いでいっぱいになり、何度も打ち合わせをして無事受け入れてくれる事が決定した。３月末から約半年は収入はほぼ０なので、近いうちに口座残高が０になる予定だ。ご飯が食べれないかもしれないギリギリの生活で過ごす覚悟でアメリカに行く決意をした。ここまでしてでも今回のアメリカでの挑戦に価値があると私は感じた。そして、もしこのインターンの感触が良ければ今後の展開も期待できる。お金がなくても、お金が稼げなくても、時間と学べる環境と自分次第でキャリアに繋がる経験と価値を生み出す事ができる。そしてお金がないからこそ、この学びと経験を自分にとって価値あるものにしなければいけないという、ややプレッシャーのような自覚をより強く感じる。

現在の日本はありがたい事に、学生でなければ働きながら学ぶことができる環境が整っている。未経験でも会社からお金を貰いながら新しい挑戦をする事ができる。良く言えば非常に良い制度だ。悪く言えば生ぬるい環境。この環境がかえって「学び・経験・稼ぐ」事に対しての有り難みを希薄化しているのではないかと感じた。そして向上心が薄れ、日本社会の衰退に繋がっている気がする・・・この話はまた別の記事で改めて書こうかな。

とにかく！お金はないが時間と４月からの無職ボケで頭も空いているので、アメリカでしっかり学んで、自分の糧・今後のキャリアに繋げることのできる経験になるよう修行を積んできます！最低限の食事と筋トレだけはできますように・・・。

桃田さん。より