1年後の私へ捧ぐ
答えの出ない問いを、いつも考え続けている。
考えることを止めてしまったら、もう二度と走ってきた道に戻れないような気がしていた。
前略、1年後の百瀬七海様
あなたは今、何をしていますか?
あなたは今も、何かを書き続けていますか?
書きたいことを、書けていますか?
書くことを、楽しんでいますか?
夢を叶えられましたか?
夢を追いかけていますか?
365日は、たくさんの時間が積み重なってできた日々。
限られた時間を意識して、大切に大切に過ごすことができたら、きっと1年後の私は、今の私に誇れる私になっていることでしょう。
どうか、書いていてください。
どうか、書き続けていてください。
書きたいことを、心のままに書いていてください。
書くことを、楽しんでいてください。
夢を叶えることは、けっして容易くはないけれど、どうか夢を諦める選択をしないでください。
早々
この問いに、きっと答えを出せる日なんてこないのかもしれない。
だから私は、走り続けるしかないんだ。自分の信じ続けた道を、ひたすら信じて。
悩みそうになったら、夜の闇に浮かぶ月を見上げて。
私に降り注ぐのは、あなたを想う涙の雨。
降り止むことのない雨は、もう星になるしかない。
2020.10.28
いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。