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「スーパーエルニーニョ」と正ダイポールモード現象も発生~南海トラフや首都直下地震の影響を探る

■はじめに

世界で異常気象を引き起こす要因となるといわれる『エルニーニョ現象』が既に発生したとみられ、8年ぶりの発生となる。
そうなると日本では梅雨が長引く傾向があり、また通常は冷夏になる傾向があるが、春に終わったラニーニャの影響が残り、実際はより複雑な気象が待ち受けていて、猛暑にもなる可能性があるという。

また海洋現象と地震の関係に関する私の研究では、南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの大地震も含めた地震の発生にもエルニーニョとは無関係ではない。

そのような前提を踏まえて、今後の地震・火山噴火の動向を探って行くことにしたい。

■エルニーニョ現象

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他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。

TVや週刊誌でもお馴染みの地震前兆研究家・百瀬直也が、黒潮の流路や気象現象など様々な要素を駆使して、首都直下地震・南海トラフ巨大地震などの…

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