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【07/27更新】地震予測中情報2023年7月版~直近で地震に注意が必要な地域は?

■はじめに

このnoteの定期購読マガジン『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』で、2022年5月から月初に『地震予測中情報20xx年xx月版』と題した記事を発行するようにした。

毎月月初に発行するノート記事では、1回発行して終わりではなく、通常はその月中に周囲すべき重要な情報があれば内容を更新し、待機中の地震予測情報を記すことにしている。
主に以下のような地震前兆・予測関連の情報を提供する。

・内外の地震・噴火からの地震連鎖
・満月・新月・日食・月食・スーパームーン前後の要注意期間
・天体配置による予測
・太陽フレア発生後
・異常震域を伴う深発地震による予測
・黒潮大蛇行の状態による南海トラフなど予測
・頭痛・耳鳴りなどの体感
・その他、地震前兆研究家と元SEの知識・経験を活かしたデータ解析技術による予測

他にも、自分が発見した法則性などにより注意が必要な要因があれば追記する。

このノートの内容を常に参照していれば、急に大きな地震が起きても慌てることはなく、防災意識を高めることができるだろう。

5月は能登半島沖M6.5をはじめ異常なほどに多くの地震が発生したが、6月は落ち着いてきて、では7月はもっと落ち着くかというと、そうとは限らず、特に大きな地震に注意が必要な地域がある。
そのことも含めて、7月に起きる地震の傾向を予測し解説する。

【07/05】太陽Xフレア、小笠原諸島西方沖M5.5の地震を追記。
【07/14】鳥島近海M5.2などの地震を追記。
【07/16】アリューシャン列島M7.3の地震を追記。
【07/18】アルゼンチンM6.6の地震を追記。
【07/19】エルサルバドルM6.5の地震を追記。
【07/26】バヌアツM6.4の地震を追記。
【07/27】柿岡・地磁気擾乱データを更新。

■6月の地震・噴火

まず、6月版で予測した内容はどうだっただろうか。

以下に、主に月齢や天体配置によって警戒を発した時期に起きた国内M5.0以上、海外M6.0以上の地震と火山噴火を示す。

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他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。

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