見出し画像

芍薬とお手上げ宣言と贅沢なレビュー時間

6/7(日)~6/13(土)の週報的なものを記しておきます。
私生活で特筆すべきは芍薬の花。日曜に買ったときはほぼ緑色の塊で固く閉じていて、芽キャベツのようでした。それが月曜の朝には3分咲きくらいにはなって、その日の夜にはほぼ満開に。「あっという間に咲きますよ」とお花屋さんが言っていたとおり、あっという間に大輪の花を咲かせてくれた!こんなにお花が大きいなんてびっくり。この1週間、華やかな大輪の白い芍薬が清涼剤のようにさわやかな気持ちにさせてくれました😊
そして平日はできない日も多いんだけど、リングフィットアドベンチャーという楽しみができたのも嬉しい出来事でした!

お手上げ宣言

仕事では、その前の週から主に6月版ヘルプと7月版アップデート情報の原稿に追われていて、心理的にだいぶ切羽詰まってました。6月版ヘルプは妥協しようと思えばいくらでもできるんだけど、ぎりぎりまで改良したかった。
そんな中、さらに同時進行しないといけなかった別タスクのディレクションを、思い切ってほかのライターメンバー(智子さん)にお願いしました。細かい確認と調整が必要なタスクで、最初はほかの人にお願いするのが心苦しかったのだけど、背に腹は代えられぬ。「はーいやります~!」と軽やかに引き受けてくれた智子さんは、複数人と確認や調整をしながら、1つ1つ緻密に丁寧にやり遂げてくれたのでした。すごく助かったし、ありがたかったし、頼もしかった!智子さんは今週後半から別の(これまた細かい)ディレクションも引き受けてくれたのだけど、木曜の日報にこう書いてありました。
「そういえば、こういう業務がものすごい好きだった…!と思い出しました。」
今年1月に中途入社した彼女がこんな前向きな言葉を書いてくれて、ぐっときました。
「これ以上タスク抱えられなーい」という私のお手上げ宣言から、メンバーの得意分野が可視化された週でした。

贅沢なレビュー時間

気づいたら先週は毎日何かしらのPMレビューがありました。すべてZoomです。
月曜:7月版アップデート資料のレビュー① 1.5h
火曜:6月版ヘルプ記事のレビュー(最終)0.5h
水曜:開発中機能の文言のレビュー(最終)1.0h
木曜:7月版アップデート資料のレビュー② 1.5h
金曜:7月版アップデート資料のレビュー③ 1.0h
毎日PMの考え方を聞けるのはすごく贅沢なことだなあとありがたかったです。レビュー時間は聞きっぱなしではなく、1つ1つ受け止めて、わからなければ質問したり、自分の案を口にしたり、ディスカッションしながら時間は過ぎます。
※いきなりPMレビューを依頼するわけではなく、もちろんその前にライター内レビューなどで原稿は仕上げていきます。

以前の記事で書いた濃いレビュー時間が先週また開始された感じです。PMレビューは大体「型」があって、1度で全部指摘してくれることはありません...。1回目はまず全体的な大まかな構成の印象などの指摘。2度目はパラグラフごと、3度目以降になるとセンテンス、1字1句細かい言葉や文章への指摘と、だんだん細部に渡るレビューになっていきます。そして3度目かそれ以降(あるときも多々...)の最終レビューでまた全体を流して構成の印象を伝えてくれることが多いです。

先週は3種類のドキュメントレビューがあり、かつ最初のレビューから3回目レビューまであったので、さまざまな内容について全体的な指摘から細かい指摘までを聞けたなという面白さがありました。
なぜ面白いのか。それは機能を作る際の背景や考え方、そこに基づく文章の構成、ユーザーケースのパターンなど、ライターの自分にはないレイヤーの話を聞けるからです。私も日々PMの話すユーザーストーリーや開発背景を聞いてインプットはしているけれど、職能の違いによる視点の違いはどうしてもあります。また文章や言葉そのものの使い方も細かく指摘してくれたりするのだけど、ライターって教科書的な指摘になりがちなんですよね。PMはあくまで機能の考え方から文章を書いていくので、文章の組み立て方が全然違う。本来言葉って、文章って、こういうものだよなあ、これが生きた文章だよなあ。目からうろこが落ちるような思いで、すごく面白い。

ヘルプもアップデート情報も、レビューの指摘から書き直すとぐっとわかりやすくなったので、レビューってすごいなと実感しました。
まだまだ精進、日々精進ですな。
先週はレビューの指摘を受けて書き直し→再度レビュー→再度書き直しの連続でだいぶオーバーワークになってしまったので、体力的にはきつかった。
今週は自分を労りつつ、呼吸をするように書いていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?