ぶんごころ塾

心に響く文章を書きたい…… そんな思いの約750人の文章を、ある教室で一行一行添削しアドバイスしてきました。 でも僕がほんとうに教えてあげたいのは、「書く人生」のこと。 あきらめて、いい加減に、ごまかして書くのじゃなく あなたを深く生きるために「書く人生」って、あるんだって!

ぶんごころ塾

心に響く文章を書きたい…… そんな思いの約750人の文章を、ある教室で一行一行添削しアドバイスしてきました。 でも僕がほんとうに教えてあげたいのは、「書く人生」のこと。 あきらめて、いい加減に、ごまかして書くのじゃなく あなたを深く生きるために「書く人生」って、あるんだって!

最近の記事

「あ、いま、生きている」と感じる文章を、書いてみませんか!

ふだんの毎日の中で 働いている時も、 暮している時も、 遊んでいる時も 「あ、いま、生きている」と感じることは、なかなかないものです。 そこでその感じを、 文章を書くことであなたに味わってもらいたい! ぶんごころ塾は、そう思うようになりました。 良い文章とは、 きちんと伝わる文章であること。 つい、読みたくなる文章であること。 かっこいいと言われる文章であること。 これまでそんなふうに思って教えてきました。 最近のぶんごころ塾でももちろん 「きちんと伝わる文章」は基本と

    • 誰かのおおきな独り言……ぶんごころ塾

      30年位前の地下鉄でのこと。 偶然、乗り合わせた年配の知人から 唐突に話しかけられました。 「うちの講師をやってもらえんかねえ?」と。 その方は10年ほど前から 文章教室を主催されていました。 その時まで僕は、 人に教えたことは無かったのですが でもまあ、そんな経験もありかなと 「ああ、いいですよ」と答えたのです。 これがきっかけで 文章を教えることになりました 教えはじめの頃の教室では、 受講生が書いてきた文章の 言葉づかいや流れ(構成)を見て、 書いた思いや気持ちを問

      • 生まれて初めてのインタビュー……ぶんごころ塾

        アロマセラピストをされていた 50代の清家佳子さんが、 ぶんごころ塾のレッスンに来られました。 笑顔がとても人懐っこい女性です。 今回、課題のインタビューをされたのは 生まれて初めてだったそうですが、 頑張って1200字の記事にまとめられました。  使命を知る人                                                                   清家佳子                      「緩和ケアは私のライフワー

        • 『魔法』のかかった文章……ぶんごころ塾

          その人の文章が、 もっと良くなるようにコーチングする。 それが僕は楽しくて好きです。 というのも、こんな感想をもらえるからです。 〝まるで『魔法』にかけられたように  文章がすっきりする  快感にハマってしまいます〟 ……この方は経理をされている 32歳の会社員の女性です。 でも、独学でミツバチの養蜂をされていたり、 お笑い芸人・岡村隆史の追っかけをされていたり、 「チリクラブ」というカニ料理を食べたくて シンガポールまで旅されていたり。 そんなことを、 エッセイやルポや

          文章は読んでもらって、なんぼ

          コテコテの大阪弁を、浴びましたある日、ある上司が話しかけてきたのです。 コピーライター2年目の24歳の頃でした。 「君なあ、広告の文章ちゅうのは、 読んでもらえへんねん……そこで、どう書くかや!」 京都生まれ京都育ちの僕には、 面と向かって浴びた、ほぼ初めての強烈な大阪弁。 何よりその内容がショックでした。 当時は自分が書きたいことを書くのに一生懸命で、 それなりに努力もしていましたのに。 書けば読んでもらえる、それ当たり前、じゃないの!? なんの値打ちもない文章その

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          たしなむ、という生き方

          いかにもその方らしい描いた風景を年に一、二度 絵はがきにして送ってくれる方がいます。 外国の清しい、雑木林。 ひとの温もりで曇っている、カフェ。 ポツンと一輪挿しのある、窓辺。 など、そのときどきに立ち寄られた場所が描かれている。 これが、いかにもその方らしい。 興味のあることをほどよく楽しんでいるスケッチ。 うまいヘタには頓着なく、たしなむって感じなのです。 勝手に楽しませてもらって例えば描かれた雑木林は、いさぎよく枯れていて。 たったいまその向こうの道を、 葬列か

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          「書く人生」と「教える人生」

          僕はライターという「書く人生」を、35年つづけています広告のキャッチやボディコピーはもちろん いい雰囲気の場所のルポ、すてきな人へのインタビュー、 心が動かされた作品のレビュー、 企業のトップのメッセージ、気持ちの良くなる挨拶、心をこめたお詫び…… いろんなところで期待される文章を書いてきました。 それからもうひとつ。 文章教室の講師という「教える人生」も30年つづけています。 文章を楽しみたい人、ライターになりたい人、 仕事をしているプロのライター、 書いた文章にアドバイ

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