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大手未経験からITベンチャーに入ってみた20週目

記念すべき20週目の投稿です。っても、別に特別な事は何も書けませんが。。ここまでこんなクソみたいな日記を読んで下さった人に本当に感謝です。引き続き、文系大手企業からITベンチャーに入ったリアルを記していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。今週もなかなか忙しかったです。会社が完全に成長サイクルに入っている中、社員数は一桁しか居ないので、守備範囲がどんどん広がっている感じはします。とりあえず石の上にも1年と言う事で、1年努力を継続します。

I T特有の顧客折衝の難しさ

自社サービスの導入時、新規プロダクトの開発時、業務上特に難しさを感じるのが、他企業(多企業)との連携です。ITサービスのほとんどは自社だけでは成り立ちません。特にベンチャー企業が扱っているようなニッチな需要を狙っている商材は尚更です。顧客に自社サービスを導入して頂く為に様々なAPI連携の設定を相手先にしてもらわないといけないのですが、お客様によっては技術的な事は一切わからないという方もおり、本当に苦労します。これが、既存のプロダクトで過去に導入事例有でこちら側のシステムにはほぼ誤りが無いことがわかっている場合はまだ良いです。お客様に何とか設定してもらえれば良いので。

しかし、これが新規開発した内容で初めてお客様に導入する場合は、話は別。APIの連携が上手くいかなった場合、お客様側の設定が誤っているのか、もしかしたらこちら側の開発、テストが不十分で環境によってはエラーになってしまう可能性もあるかもしれないのか、と疑心暗鬼になってしまいます。これがIT業界特有の顧客折衝の難しさだと思います。お客様側の環境にSSHで接続するわけにも行きませんからね。自社内で開発しているうちは楽しいです、エラーがちゃんと出て大体の問題は理解できます。しかし、いざ導入となり上手くいかない場合、お客様側で何が起きているかよくわからないけど、サービス提供元として最終的にはどうにか結論を出して課題解決に導かなくてはいけません。その為には、やはり幅広い知識は必須なので、まだまだ学習と経験を積み上げていかなくては行けないなと感じます。また、こう言った状況を解決してお客様から感謝されるのは何よりも仕事のやりがいともなります。

社内ネットワーク全般に対して起案する機会を得ました

ITベンチャーで社内情シス的な役割を副務的にやるのは勉強にも実務経験にもなりますよってこれまでにも案内してきたのですが、今度はVPNだけじゃなくて社内ネットワークのセキュリティ全般に関して起案をして欲しいという重大な責務を任され、これまで以上にプレッシャーを感じています。ここまで来ると、もはやネットワークエンジニアでいうところの設計・構築と同じようなものです。ネットワーク構成図とか書かなきゃいけないですし。大変ですが、大きなチャンスです。何とか経営陣を納得させるレベルのプレゼンをしたいと思うし、上場に向けて必要なセキュリティレベルは確保したいところです。

そして、ネットワーク構成をどのように学習しようかと思っていたら、今まで資格取得の学習に使ってこなかったのが恥ずかしいような便利ツールがあることを知りました。パケットトレーサーってやつです。CCNAの資格学習の時とかに、文字ベースでも言っていることはわかるけど実際に動かしてみたいなって思うことがあると思うのですが、実機を買うのはあまりにコスパが悪すぎます。そのような課題を仮想環境で解決してくれるのはこのパケットトレーサーというやつなので、是非皆さんも活用してみて下さい。実際に自分でネットワークを構成するのは思っているより楽しいですよ。

コロナ後に在宅勤務はなくなってしまうのか?

上記の社内セキュリティの起案に関しては、自分の成長や出世や会社のセキュリティが向上、と言った単純な1面だけの問題ではありません。それは、コロナ後も会社として在宅勤務が継続されるのか?という判断基準になることです。私のプレゼン次第で在宅勤務が終わってしまう可能性もあるわけですね。これは責任重大です。

ちなみに、私自身は現在8割ぐらい出社ですが特に不満はありません。しかし、私以外の多くの社員は週一出社となっており、特に独身の若手社員にとっては出社のメリットはほぼ無いと言えるのが現実だと思います。私も独身だったらなるべく在宅勤務が良いです。(別に家庭環境に不満があるわけではありません。ただ、家族がいる環境で仕事に集中しづらいだけです)。一方で、経営陣から考えるとどうかと言うと、やっぱりコロナ与件が無ければなるべく出社させたいと言うのが本音でしょう。経営陣目線でいけば、考えればいいのは就業時間内の生産性だけなので、移動時間とかは考慮しなくて良いんですよね。実際就業時間内だけの仕事量で見れば在宅勤務の方が多くなる要因は一つも無いと感じます。極端な話、在宅の場合はその日に与えられた仕事量が終わりさえすれば他の時間何をしてようが誰にもわからないわけですが、出社してたらいくら仕事早く終わってもサボってられないですからね。私の尊敬するIT人事の方でモローさんって方がいるのですが、その方が動画を上げているように、今後は出社させたい経営陣対在宅勤務したい若手社員、みたいな構図になっていくと思います。私は経営に関わっていく立場でありながら、在宅勤務もさせてあげたい、と考えているので今回のプレゼンで在宅勤務のメリットもしっかり伝えて、何とか社員の在宅勤務の権利を守っていきたいと思うのです。

前職の先輩に転職は勧められなかった話

ところで、前職の会社が先日TV番組で特集されており、まあ見ました。今となっては自分がその世界に居たことも実感がないし、相変わらず社内の出世競争は大変そうだなーとか、役員クラスの威圧感は凄いなーとか、でも大企業だからこそ世界を変えるようなビジネスができるのは羨ましいなーとか、まだ株主なのでちゃんとこれからも増収増益で頼みますよーってな感情で気楽に見ていました。まだ転職して5ヶ月程なんですが、遠い昔の記憶のようです。で、たまたま今週前職の先輩とお話しする機会がありました。私の現状を包み隠さず話をし、前職の状況も包み隠さず情報収集し、非常に有益な時間だったのですが、先輩から冗談で転職してみようかなって言われた時、咄嗟にやめておいた方が良いですよって言ってしまいました。

私は転職した事に後悔はないですし、こうなる未来をもし見ることができていたとしても転職していたと思います。それでも、他人には勧められなかったのはよくわからない感情ではあるのですが、それは自分が今のような環境で働けていて、会社からも評価され、ある程度やりたい事も任されるようになっているのはかなり幸運な事だと考えているからだと思います。未経験でエンジニアにって言ってテックキャンプ に通っていると思われる方のTwitterとか見ているとSESにしか入れなかったとか、ロースキル案件しか任されないとか、かなりの苦境に立たされている人を多く見ます。実際、ネット上の情報しかないから実際のところはわからないのですが、恐らく多くの人はこんなはずではなかったのにと考えている気がします。特に現状待遇的にも世間体的にも恵まれている大企業を転職するにはそれ相応の覚悟と準備が必要です。私みたいに金にも、世間体にもあまり興味がない人間以外では、失うものがあまりに大きいと思い、咄嗟に反対してしまったのでしょうね。かと言って、ずっと大企業で頑張り続けるのは正解かと言うとそうとも思わない、キャリア形成は本当に難しい。

ところでコロナのワクチンは我々も打たなきゃいけないの?

前職ではコロナにかかろうものなら、非国民、管理職としての責任0、何なら部下からコロナ出したら管理責任が問われるぐらいのプレッシャーを掛けられていたので、その反動で今コロナの報道とか神経質に見なくなったのですが、嫁の両親が1回目のワクチンを摂取したと言う事でいずれ自分も摂取しなきゃ行けないのかって考えてました。結論、私はできる事ならワクチンは摂取したくないです。

別に大した理由があるわけでもないのですが、単純に面倒なのと、情報が信用できない部分があるのと、そもそも私はこの10年で普通の風邪にすら掛かったことがないので、自分がコロナに掛かる可能性がワクチンで何らかの副作用に巻き込まれる可能性と同じぐらいの印象しか持てないんですよね。コロナが流行る前から冬は基本マスクでしたし、手洗いうがいもしてますし、アルコール除菌もしますし、別に居酒屋で騒ぎたくないし、蜜も嫌だし、もちろん日本経済自体は復活してほしいし、コロナでダメージ受けてる業界の人の為ならいくら税金払っても良いのですが、正直、個人的には現状に何ら困っていないんです。だから、ワクチン打てばマスク外せるとか、お酒飲んでも良いとか言われてもピンとこないと言うか。さらに結構、血抜いたりするときに倒れそうになることも多くて苦手なんすよね、あの感じ。順番的には一番最後で良いと思っているし、何なら摂取しなくても良いぐらいに考えているのですが、どうなんでしょう?教えてエロい人(古い!)。っても、会社としては早く受けてくれって思うだろうな。我が社ITベンチャーなのに結構大企業的な常識人が多いからなー。まあ、色々調べるに越したことはない、か。


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