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子どもの成長を感じた時と幸せについて

先日、幼なじみのお友達の家に遊びに行きました。お友達は長男と同級生、小学2年の女の子。その時ママ友が「最近2人で近くの温泉に泊まりに行ったんだ」と話していました。


「温泉かぁ、いいなぁ」なんて楽しい気持ちで聞いていましたが、ふとあることに気づきました。


我が家は3兄弟。長男がまだ幼稚園だった頃、温泉に行くと、よく私と長男次男で一緒に入っていました。元気いっぱいちょろすけの未就学児2人との入浴は、バタバタと大変だった記憶があります。

でも長男が小学2年生になった今、当然、銭湯や温泉で一緒に入るのは夫で、私は入りません。わが家は次男が身体が大きいのもあり、次男とは年中の時から、別々です。


ママ友の話を聞いたあと、

そうだ、私はもう一生長男次男と温泉に一緒に入ることってないんだ!!

と気づきました。

いや、分かってはいたのですが、改めて認識すると衝撃でした。

子育てを終えた先輩方からは、
「小さいうちはあっという間だよ」とよく聞きます。

そうは言っても、毎日が騒々しくて、バタバタすぎて、時には疲れ果て、まるでこれが永遠に続くかのように考えてしまう時もあります。

でも、ふと立ち止まってゆっくり考えてみると、ちょっとずつではありますが、親の手が必要ではなくなっていることが増えているのです。

赤ちゃんの時は、オムツも毎回変えていた。ご飯も「あーん」とあげていた。夜中に何度も泣くから、抱っこして夫と一緒に夜の近所を散歩したっけ。

でも今は、トイレも自分で行くし、ご飯も自分で食べるし、朝なんて何度起こしても起きないほど熟睡。

つながっている日々の中で、なかなか感じ取れないことも多いけれど、子どもは確実に成長している。そしてこうやって少しずつ親の手を離れていくのです。それはさみしくもあるけれど、とても嬉しいことでもあります。

そして、今貴重なこの瞬間。
たまには立ち止まって感じてみよう。

きっと、この大変さ、忙しさこそ、幸せな時間。

そんなふうにしみじみ思いました。

お友達の親子2人温泉旅行の話から、子育てにおいて大切なことを気づかせてもらえたなぁと感じた日でした。

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