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ピンチをチャンスに変えるかは自分で決められる【不登校の話から】

先日、「多様なまなびマルシェ」というイベントに参加してきた。

そこで、文筆家、編集者であり、Voicyパーソナリティー野本響子さんのトークセッションがあり、いろんな貴重な話が聞けたのだけど、その中で印象に残ったフレーズ

「不登校はチャンスですよ」

というもの。

わたし自身が息子の不登校を経験してみて
不登校=マイナス
とイメージから少しずつ見方が変化してきた。

まず、不登校だからって
決してもうダメだ…と落ち込む必要はないということ。
(わたし、最初は、あ~もう終わった…どうすんのこれって思ってました)

選択肢はたくさんあるし
学びは学校だけがすべてじゃない

いま、学校に楽しく行けている子ども達、
そこでイキイキ過ごしている子ども達がいることは分かっています。

わが家の長男がこのパターン。
毎日楽しそうで、勉強も遊びも彼のペースでやっていて学校という場でどんどん成長している。

一方、次男は
一斉授業で、みんなで前を向いて座って勉強するとか、漢字ノートに何文字も漢字を書くとか暗記したことをテストするとかそういうのがどうしても苦しくなってしまう。

本人も何故なのか分かってはいないようだけど、「どうしても合わない」とはっきり言うほど学校が苦手。

なので、今、学校にたまに行くくらいで
ほとんどは家にいる。

そういう中で、
子どものこれからの成長を考えたときに、
「選択肢は他にないのかな??」
と選択肢をさがしはじめた。

こういう状態になってみて、はじめて違うところに目が向くようになった。

すると、日中の過ごし方ひとつとっても
どんどん出てくる。
ぶっとんでるとか
出来るか出来ないかは置いておいて、
他にもいろいろ学校以外の選択肢はある。

全国探すといろいろある。

🔹オルタナティブスクールやフリースクール
🔹市で行っている、不登校の子ども向けの教室
🔹オンラインのメタバース上で不登校の子どもたちが集まっている場
🔹親が作った居場所
🔹海外に親子で1か月くらい留学してみる
🔹漁村留学、山村留学
🔹親子ワーケーションで子どもは遊びプログラム付き
🔹不登校の子ども向けの家庭教師
🔹オンライン学習サポート
🔹昼間の習い事

まぁ、金銭的、時間的な問題とかあるからむずかしかったりするけれど、選択肢が全くないわけじゃないと知ることができた。

そして、「学び」って机に座って、計算したり、覚えるだけが学びではない。

体験から学ぶことがたくさんある。

「料理を作る」場合
買い物行くときに
メモ書いて、お金払って材料を買ってきて
そこから料理するときは
段取り考えて分量測ったりして作りあげていく

こういうことから学べることがたくさんある。

それを一人じゃなくて仲間とやれば
コミュニケーションやリーダーシップや協力しあうことなどを覚えていき
そういう学びがあるということに、ものすごく目がいくようになった。

(これを親がやるとかそういうことではない。それは大変だとも思っている)

「不登校はチャンス」

というのは、子どもの好きとか得意を見るチャンス
ということかもしれない。

がまんして、がまんして学校に行って
最後に心が折れてしまうのではなくて

「不登校」という形で子どもが教えてくれたから、

じゃぁ、どうする?
なにする?

視点が変わるチャンスだよ。ということかな。

他にも、
世界が広がるチャンス
当たり前をうたがう力、そこからものごとを切り開く力をつけるチャンス

とか、いろいろある。

そんなわけで、わが家はまだまだ模索中ではあるのだけど、未来は明るいと信じてやっていこうと思ってます。(どういう締め??笑)

ピンチ!!

って思ったことが
後から振り返るとチャンスだった
ってよく聞く話。

不登校もそれに当てはまるのではないかと思う。

チャンスにするかどうかは、自分で選べる。
いつからでも遅くないし、今から選んでいけばいいだけだ!



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