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『新社会人一人暮らし記』

4月から駆け出しの社会の歯車になりました、モチダと申します。

大学卒業というタイミングで人生観や大学4年間を振り返る投稿をしてから一か月が過ぎました。新生活、新学年、年度の変わり目。みなさまはお元気でしたでしょうか?

などと5月の私は下書きだけを残しておりました。現在7月です。変化した生活には慣れましたでしょうか?


・実家を飛び出し、一人暮らしを始めた

大学3年生から4年生にかけて、実家で一人暮らしをしておりました。(2つ前~4つ前あたりで『未経験者による実家一人暮らし記』を綴っております。理由や暮らしぶり等にご興味がございましたらご覧ください。)

実家で一人暮らしは寂しさこそ感じていましたが、正直「一人暮らし度は低めだな」というのが感想でした。住み慣れた居住空間、生まれたときから知っているご近所さん、見慣れた町の景色。新鮮さに欠けていました。

「実家一人暮らし」の最中は、大学の図書館に夜遅くまで籠っては都内のカプセルホテルに宿泊したり、様々な国籍の方と飲んではまたどこかで会おうと約束を交わしたり、好きな時間帯に銭湯や温泉に入りに行ったり、山までドライブして星を眺めたり…
「好きな時間に帰宅してもよい」という経験を初めて味わいました。その反面、自由というのは、誰にも干渉されない代わりに非常に寂しいものであることも学びました。誰かに愛されていたのがよく分かりました。

就職活動をしていた際も「一人暮らしができるかどうか」も基準の1つであったため、非常に満足のいく新社会人生活となっています。また、新生活に対して心理的不安感や疲労感を抱くことはなかったです。精神的な負担感を全く抱かず新社会人になることができた点は「実家一人暮らし」のおかげだと思いました。

今回の一人暮らしは1年間というリミット付きです。せっかく新天地に来たのだから、この味を味わらないで過ごすなんてことはしたくないなぁ、と思っています。後悔したくないから目的を決める、というのは私の人生ルールとなりつつありますね。

・学生と比較し、充実した夜とウェルネスを心掛ける意識が強くなった


誰かが言っていた「一人暮らしは夜が長い」という言葉の意味を身をもって体感しています。大学生の頃と比較して、確実に夜の時間の使い方が変化しました。
夜の時間=自分の時間であるため、社会人になってから「退勤した後は何してるの?」という質問が、各々の価値観や生活スタイルがにじみ出てくる部分だと感じました。

【最近はじめたウェルネス一覧】


・読書:最初は教養のために文豪作品を読んでいました。「本を読むことがストレス解消に繋がる(エビデンス不明)」という話があったので、最近はより心掛けて読むようになりました。
・散歩(歌):田舎に来てからハマったことです。人も民家もない川岸を散歩しながら歌ったりしています。
・瞑想:大学の体育で瞑想を習っていたので、久しぶりに始めてみたくなりました。Netflixの『ベットスペースの瞑想ガイド』『ベットスペースの安らぎガイド』を活用しています。大学で習うまでは「呼吸に意識を向けるとは、竈門炭治郎か何かですか?」と疑ってかかっていたのですが、寝る前にルーチン化されてきてしまいました。
・ご飯作り:食べ始めてから食べ終わるまではあっという間ですが、料理を作っている過程で集中するのが楽しいです。大家さんからお野菜を頂くことが多いので、野菜がメインになるメニューを習得していきたいと考えています。

【今後、生活に取り入れていきたいこと】


ランニング:私は20mシャトルランで30回ぐらいの持久力しかありません。なんとなく4kmを完走したいなと思ってます。
字の練習:社会人になるとパソコンを使う‥‥などと考えていましたが一切そんなことはありませんでした。報告書等で文字を書く機会が意外と多いため、綺麗な字を書けたら人間として魅力的でしょうね。練習をしたいです。
星の勉強と観察:光害がほとんどないため、星が綺麗に見えるため。(少し高いところに行くだけで360度の空を見ることができるのも田舎の特権)曇りがちな地域なのがネックです。
お洋服の勉強:都市部に出たとき「自分の服装って20代じゃなくても着れるし、お洒落でもないなぁ」と感じた出来事がありました。ファッションも非言語的な自己表現ですのでどこか絵と通じるものを感じます。ファッションの中で自分の好きを探したいです。
日常生活を動画に残す:誰に見せるでもありませんが、後々になって「あんなド田舎でお金をかけずに生活してたなぁ」と振り返れたら楽しいかなと思ったからです。
エクストリーム散歩:散歩の上位互換です。ビンゴを作成したり、図鑑を持って歩いたり、あらかじめ決めた歩行距離数ぴったりに歩けるか…etc
お金をかけずにくだらないゲームを創作するのが好きなので、散歩にゲーム性を持たせてみたいなぁと思っています。

この間、”HYGGE”(ヒュッゲ)という言葉と出会いました。"HYGGE"とはデンマーク語で「居心地がいい空間」「楽しい時間」という意味で、ウェルネスを志す健康志向ヤンキーの自分のための言葉だなあと共感しました。
自分にとって土日は、平日の愛想笑いをしている自分を脱皮させるために必要な休息としての側面が強いです。しかし、平日の夜の時間も土日の休息と同じくらい大事で、その日のストレスを発散させ、楽しい気持ちにさせる"HYGGE"な時間になるような生活を目指したいです。

・最後に


社会人になってから、退勤時間が大体みんな一緒かつ田舎暮らしということで、似たような生活スタイルを職場の方々も送っています。
ネットの普及によって家に籠れば田舎も都会も似たような暮らしぶりなっているのかもしれませんが、外に出ると全く違う色をしているので、都会に暮らしている人の過ごし方を聞いてみたいものです。

投稿についてですが、この「新社会人一人暮らし記」というタイトルで続編が出るか甚だ疑問ではあります。
「誰かに自分の生活を見せる」というよりも、「現在の自分の気持ちややりたいことの整理」や「未来の自分が見て当時を思い出すもの」という気持ちが「一人暮らし記」を残すにあたって抱いている感情です。

年齢や住処が変われば価値観も変わっていくでしょう。目標設定と達成を繰り返した先の生活がどのように変容していくのか、定点観測的に観られるなにかでなにかいいコンテンツをご存じでしたら教えてください。

それでは。