言葉には鮮度がある
語彙力を増やしたくてnoteを書き始めて早1か月
書いていて思うのは、「言葉には鮮度がある」ということ。
アイディアを温めるということも大事だけど、「これ書きたい!」と思ったことを先延ばしにすることで、結局自分の中で新鮮味がなくなったり、時間の経過と共に高まっていた気持ちがしぼんでいってしまう気がしてる。
先日初めて読書感想文なるものを書いてみたけど、
これも読んでる最中に「すごくいい本だから誰かにおすすめしたい!せっかくだから読書感想文に挑戦してみよう!読み終わったらすぐにレビューを書くぞ!」と思っていたのに、
移動中の電車で読み終わってそのまま用事を済ませたり、その後も他の予定が入ってしまってバタバタしている内に数日たったら、すっかり読んでる最中の興奮を忘れ、感想文を書くやる気も消えかけてしまい。
でも「あの高まりを、自分の為にも文字に残さないともったいない!」となぜか奮起し、なんと本をもう一度読んで(!)、初めて読んだ時に近い自分の高まりを取り戻した上で感想文を書きあげました。
(締め切りが近かったのも頑張れた理由の一つかもしれません。締め切りって大事ですね。)
これって誰かによくしてもらった時のお礼にも言えると思う。
例えば小さいことだけど、職場に誰かがお土産を買ってきてくれて、それがものすごくおいしいし、ちょうど色々あった日だったから甘さがより沁みたし、そのおかげでもうひと踏ん張りできた!ということがあったときも、
「今度その人に会った時に直接お礼を言おう!」と思ってなかなか会えなかったりすると、疲れた心に沁みたあの時のあたたかな気持ちを忘れてしまい、いざ会った時にはあの時の感謝の気持ちは半分も届かない…(もしくはその場でお礼を言うことすら忘れてしまう)
例えその場で同じ「おいしかったよ!ありがとう!」と言葉をかけられたとしても、温度感というか、気持ちの高まりは時間の経過と共に薄れていってしまう…
「おいしい!これで頑張れる!ありがたい!」って感じたその時に、その高まりを乗せたメールなりを送るかメモを残すとかした方が、後日直接言うよりも気持ちの高まり自体は届けられそう。
気持ちが高まった時の言葉はパワーがある分、時間の経過に弱いから、生ものと同じように鮮度に気をつけて扱っていきたい。
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