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知っておきたいウェディングフォトの落とし穴

こんにちはHANAです。
先日ウェディングドレスについてnoteを書きました。

今回も結婚式シリーズ。日本と海外のカメラマンさんに対する価値観の違いについてご紹介したいと思います。私は今回、現地で活躍されているカメラマンさんを見つけ、インスタ経由でご連絡をさせていただきました。

アロハポーズなんてさせられた日には

ハワイでの海外挙式において、私が最も避けたかったのは [the 海外婚] 砂浜ショットでイェーイみたいな写真でした。

パカっと指輪を見せたひざまずきショットはなくていいし、アロハポーズをさせられた日には無事死ぬと思います。王道は好きだけど、今回は完全に例外。ハワイに浮かれているような写真は一切求めていません。

昔から数えきれないほど訪れ、家族での楽しい思い出が詰まった場所がハワイ。だからこそ、気持ち的にはローカルなのです。


そんなわけで、大手ウェディング会社さんの公式サイトに載っている写真は私にはハマらずでした。


私が求めるウェディングフォトとは

結局求めているのはこなれ感。
こなれ感ってなんじゃそれですし、選んだドレスは王道ドレスなのでやや相反しちゃうんですけどだからこそ、こなれ感が必要なんです。笑

トーンは全然暗くてOK。GUCCIやDiorの街中広告を彷彿とさせる写真が撮りたいのです。(こんなこと言っておきながら気が変わる可能性は大いにありますが)

というわけでちまちまぽちぽち、インスタをやっとの思いで駆使して理想のかっこいい写真を撮ってくれそうなカメラマンさんを見つけました。

私が撮りたいカットはこうゆうので
多分全国の花嫁さんと目指している部分がからっきし違う
キャワなのよ〜〜〜
自然な表情is尊い

カメラマンさんの良すぎる人柄

インスタ経由で何人かご連絡させていただいて、それぞれの方とやりとりしていたのですが、1人ビビッと「あ、多分この方にお願いすることになるだろうな」という方が見つかりました。

そのカメラマンさんはヒアリングを重ねた上でロケーションやカットを提案してくれるというのです。これだよ〜〜〜、どこの誰が撮っても同じになるようなパッケージの写真は嫌だったんだよ〜。

また、ウェディングは月に数件しか入れないこだわりを持っていたり、法人のお仕事もされていたりと実績も申し分なく、考え方にもすごく共感が持ちました。


その上で、「もう最悪写真ミスっても許せちゃうだろうなあ(←失礼すぎるし、そんなことは絶対しないと思いますが)」と思えるくらい人柄の良さも全面に出ていたので、心の中でガッツポーズをしました。

ミーティング中、「日本と海外ではカメラマンに対する価値観にすごく差がある」と仰るので、気になって思わず詳細を聞いてみました。

日本と海外の価値観の差

日本のウェディング業界では
まず式場を決めて、
ドレスを決めて、
その次にようやく
カメラをどうするかを決めていきます

さらに、指示書と言われるものを自ら作ることは珍しくありません。実際、プレ花嫁界隈ではそんな情報が溢れています。


対する海外ウェディング。
最も優先順位が高いものがカメラ。

"カメラマンさんを誰に頼むか"
というのがこだわりどころだそう。

そして、写真を ”アート” と捉え、カメラマンさんの技術を全面的に信頼し、その才能や感覚の対価としてお金を払うので "指示書" を作るなんてことはまずないそうです。




目から鱗でした。
めちゃめちゃ興味深い。

花嫁さんたちもこだわりはあるかもしれないけど、言っても素人です。何年も撮られることを仕事としているモデルやアイドルたちが指示をするのと訳が違う。

骨格やその人の持つ雰囲気、ドレスの形など、十人十色。同じものはありません。自分でインスタを見て、素敵なアングルやカットを探し、指示書を作成するってかなりギャンブルだよな〜〜と思いました。


一方で、言われた通りに撮影するのは、カメラマンさんにとっては楽な仕事。そんな状況をよしとするカメラマンさんが一定いるのも事実だから、どちらが悪いとかではないとおっしゃっていました。


うん、たしかに。
実際、指示書を書きたくなる花嫁さんの気持ちもすごくわかります。そもそも、インスタの花嫁界隈だけを見てたら ”そういうもの” と思ってしまう気もします。ほとんどの人が初めての結婚式。みんながSNSで当たり前のように情報発信を行っていたら、なんの疑うこともなくそれを吸収してしまうと思います。

どちらをよしとするかは花嫁さん次第ですが、こんな考えもあるということを知った上で選択できるとなおいいのかな、と思い本日のnoteのトピックとして取り上げました📚 


ご参考まで :)

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最後までお読みいただきありがとうございました!
妹のHANAです。

ACEANDRAREを創立した姉妹は日々、一体何を考えているのか。インスタでは伝えきれない裏側を発信する場として始めました。

ただの日記ではつまらないので、数年前の自分が知りたかった言葉をテーマに書いています。この文章に触れた人の人生がより豊かで充実したものとなることを願って :)

#華コラム36

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