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現役女子高生による「ここがおかしいぞレポート(課題発見)vol.1」【地域観光:愛知県西尾市】

<はじめに>

本レポートは、現状を把握・分析し、見えてきた問題を自分の心の思うままに訴えたものです。
マーケティングやアナライズなどはまだ学んでいません。
あくまでも現代アートの一環として捉えていただけますようお願いします。


<きっかけ>

わたしは名古屋のど真ん中で生まれ育った16歳。いわゆる地方都市の都会っ子。商業エリアに家があり便利さでは愛知県、いや、東海で一番なんじゃというエリアに住んでいる。もちろん自宅周辺にはたくさんの飲食店や商業施設があって、単に学校帰りなだけなのに、オアシスで遊んでいるとか、栄ほっついているとか思われがちだ。
当然だいたいの有名なカフェには行き尽くしている。そうなってくると、ちょっとづつ家から遠くの素敵スポットを物色しはじめる。もちろん高校生だからお金もかけられないし、時間もないし、足もない。さらに、わたしは箱入りで、なかなかふらっと子供同士で遠くへ出かけるなんて、今までは父親が全く許してはくれなかった。が、
最近、ちょっとづつ緩和されて、名古屋港とか、さらにはりんくうとかは行けるようになってきたけど、いつも限られた条件の中で実現できるプランを必死で考えてる。

<目的地発見>

ある日、インスタで海が見えるオシャレなカフェを知った。めっちゃいい。めっちゃ行きたい。


どこにあるのか見てみたら「西尾市」と書いてある。どこそれ。知らないや。

<調査・検討>

Googleマップで見てみたら、めっちゃ遠い。海???どうやって行くのこれ
なんか地の果てまで行って、さらに乗り換える感じか?ナビタイムで1時間14分。

なるほど。行けなくはない。

でも、駅からカフェ、ちょっと遠くない??

徒歩では無理か。と、ぼやいていたら、母が「レンタル自転車無料であるよ」と囁いた。え?なんで知ってるん?そんな情報。笑笑笑
こないだ仕事で西尾に行ってきたらしい。で、駅にレンタル自転車があるのを見たって。あれ、運命かな?

検索したら、ほんとにあった。なるほど駅についたら協力店に電話をかけるのね。はいはい理解理解。てか「協力店」って言い方なに???笑
わかりづらい。

<プランニング>

早速友達にDMした。そう、この過酷になりそうな旅を一緒に楽しんでくれるであろう人選。彼女しかいない。

そもそもJKは出かける時やプリを撮る時の服装に気を遣う。まったくのオソロコーデにするときもあるが、多くは色や雰囲気を合わせることが多い。
この日も、白いシャツに、短パン、インナーは水着👙だ。ふたりの予定があったのは、なんと文化祭の代休。平日だよ。絶対空いてる。ラッキー。

<計画実施日>

ついに当日がきた。

ビキニの上にシャツを羽織る勇気は流石になかったから、ビキニの上にはタンクトップを着たよ。現地で脱ぐんだー。
名駅の金時計で待ち合わせして、そのまま電車には乗らずパッセにプリを撮りに行った。

最新機種のルートミーね

帰ってきてからだといろいろ乱れちゃうからね。メイクもヘアも。

かわいいプリを撮り終えていざ出発。

JRで蒲郡まで行こうとおもったけど、プリ撮ってたら時間なくなっちゃったから、名鉄で吉良吉田までいって、にしがま線に乗り換えよう。

吉良吉田での乗り換えは思った以上に簡単で、スムーズだった。駅も電車もレトロでかわいかった。
単線に揺られ、目的の西幡豆駅到着。

赤いね。かわいい。
君の名は的な世界線

<インプレッション1:レンタサイクル>

ついた。

がちでなんもない。

自転車どこらへんにある?ない。え?なにこれ?これか?え。わかりにくー!普通の自転車と同じ場所にあるからぱっと見わかんないの。
こまるじゃん、わたしたち。
で、さがします。みつけました。て感じ。

見つけた時の感想?聞きたい?ほんとに?
口悪いけどいい?

「は?きったな」
「え?ほんとにこれ?あってる?」
「まじか!?笑笑笑」

いわるゆるレンタサイクルとおもってたから、見た目が想像と違って、爆笑。

前籠にラミネートされた紙的な、なにかプレートがついているからこれかなと。これだなと。

自転車の色も種類もばらばらでナニコレ状態。
これ、放置自転車を活用?いらん人にもらった?すててあったやつだよね?という印象。

まあいいや、とりま協力店に電話しよう!と、電話をかけたら、すんごいおじいさんがでて鍵の番号を教えてもらった。 

しかも全部同じ番号。
え?やばくないのそれ笑笑笑
おじいさんはとてもフレンドリーだったよ。はなまる。

ほんとに開くのか?とドキドキしたけど無事、鍵を外した。んで、Googleマップをみながら海へ向かって漕ぎ出した。

車も人もすくなくて快適だったよ。最初は。

途中から坂道しかないから、死ぬかとおもった。
いや死んだ。あれは、死ぬ。

ここだけ見るとめちゃ平坦

<インプレッション2:ロケーション>

しばらく走ると、海が見えた。やったーあきれーい、空も広いー。とキャッキャしながら、写真や動画をとりつつ、目的のカフェに向かった。

坂ね。やばいね。
もうね、漕ぐのは無理だからほぼ手押し。
やばい。死ぬ。


でもね、方向音痴の二人だからどうなるかと思いきや、Googleマップ最強。迷わずたどりついた。

<インプレッション3:カフェ>

カフェは5〜6組待ちだった。平日でこれなのね。すごくない?
とてもおしゃれ。内装もおしゃれ。めちゃいい。カフェは100点。
テラス席に案内された。最高だった。
ドリンクとトースト的なものをオーダー。かわいすぎる。

見た目可愛いメニューしか勝たんね、トーストとか食べたくないけど


ゆっくり休んでお会計。

え?交通系つかえない?現金しかつかえない??
いやー、いまどきないでしょー。なんとかしてほしい。

<インプレッション4:浜辺>

吉良ワイキキビーチへ向かう。そのまま坂をくだった。
浜辺に降りた。

あれ?

想像と違う。ワキキキだよね。

え?わかめ的な海藻がいっぱいういてるwww。けど、まあいいや。

ワイキキワカメ
ワイキキはすこし海が暗いらしい

平日だから、全然人いなくて写真もゆっくりとれて、快適。
でも、せっかくビキニを来てきたけど、シャツを脱いで写真と撮ることが最後までできなかったな()。
大学生とかになったらできるのかな。。。


海の家的なものも、全部閉まってて、足洗う場所をみつけられず。足をあらえなくって、砂をはらって、靴を履いた。家で怒られるー。(洗面所が砂だらけになりました)


<インプレッション5:時間配分>


さ、かえろ。
また自転車のって、駅へ向かう。ほんとは、もっとあっちまで(東幡豆のほう)行きたかったけど、坂だらけで体力の限界を感じたのと、レンタサイクルが5時までにかえさなくちゃいけないから、きた道を戻らないといけない。

まあ、6時や7時までいいよっていわれても、こんなところで真っ暗になったら、怖すぎるからどのみち早めに返さないとって感じ。

帰りも行きも坂ばかり。
たくさん降りて押して行った。

つかれた。

駅について、鍵をしめて、返却完了。

そういえば、トイレに行かなかったな。駅にトイレはあったのかな。
駅の雰囲気はすごくいいよ。君の名はのミツハになった気分。



レンタサイクルについては17時までに返さないといけないので、思ったより全然回れなかった。
人力の自転車であの坂道を漕いで移動できる距離には限界がある。
さらに、借りたとことに返さないといけないので、行動に制限が出まくり。
まじで残念。もっと海沿いを進みたかった。

あと、曜日によっては難民になる。
吉良ワイキキビーチの周辺の店はほとんど火曜日休みだったから、タラソにはいれなかったら、私たち終わってた。
あぶなー。みなさんも気をつけて。

そう、自転車漕いでるときなんだけど、すれ違うおじいちゃんたちがみんな「いらっしゃい」「ようきたなあ」的な笑顔をくれたのがよかった。

ワイキキゆえに

【改善要望】


西尾海沿いエリアに観光でもう一度訪れたくなるために、わたしは以下の改善を求めます。

・電動自転車レンタル求。安価で貸出してほしい。電動だったらまた絶対行く。もうあれを漕いで移動は無理。
・カフェをはしごできるように地元のお店が協力しあう。一斉休業日的なことはほんとやめてほしい。めちゃ時間の無駄と感じる。
・現金オンリー禁止。交通系IC利用したい。現金とか持ち歩きたくない
・レンタサイクルの鍵の番号全部同じとかやめて。止めて遊んでいる間中、盗まれるんじゃ無いかと気が気じゃなかった。


おしまい。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。

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