momohanaume

猫が好き。でも無趣味。 50歳を前にこれから何がしたいのか、何ができるのかを模索中。

momohanaume

猫が好き。でも無趣味。 50歳を前にこれから何がしたいのか、何ができるのかを模索中。

マガジン

最近の記事

小さな頭で

コロナ禍とともに我が家にやって来た保護猫。 もうすぐ丸三年になる。 もう、愛おしくてたまらない。 すごく小さい頭なので、きっと脳ミソも大きくないだろう。 でも、猫は人を見て、それぞれにあった対応をしている。小さな頭ですごいなあと思う。 朝、起きてきた父には「抱っこして~」と大きな声で鳴く。今まで猫に懐かれたことがなかった父はメロメロだ。 猫嫌いだけど「情はあるから」という母には、付かず離れず。でも、ここぞというときには玄関で出迎える。すると母も、「待っててくれた❗」と嬉

    • つばめの巣

      我が家には、もう10年以上、玄関に2つのつばめの巣がある。今年は2つの巣にそれぞれ、2組が入ってくれた。 今、最後の1組が、3羽のヒナを子育て中。こんなに遅い子育ては、10年来、初めての経験だ。 この暑さで巣はもろくなり、日に日に崩れる。日中は暑さを避けてか、全く親がエサを運んでこない。 ちっともヒナは、大きくなれない。ハラハラするほど育児放棄だ。 今日、仕事中、私の親からLINEで 「ヒナが、巣から落ちた」 と何度も連絡があった。 3回までは巣に戻したが、なにせ巣がもろ

      • 幸せにしたい

        我が家の猫は、保護猫だ。 母猫とはぐれ、保護してくれた家の庭に1匹で迷い込んで来たらしい。 保護猫団体さんのHPに拾われた当時の写真が載っているのだが、あまりのションボリさに驚いてしまう。 この写真を見返すたびに、こう誓う。 「幸せにするぞ‼️」と。 彼女の下の歯は、犬歯以外、ほとんど生えていない。そのためか、とにかく食べるのが下手だ。 インターネットで、「猫は永久歯が生える時期に栄養が足らないと歯が生えない」と読んだ記憶がある。 拾われた当時の写真を見ると、納得して

        • 知らなくても困らないこと

          友人から久々にランチに誘われた。 そのお店は、隈研吾さんが設計したオシャレな雰囲気で、私も前から行ってみたかったお店だ。 「いいね。隈研吾さん設計。行ってみたかった」 私はそう友達に伝えた。 すると、友達はこう言った。 「隈研吾って誰??」 「えっと、新国立競技場を設計した人だよ」と私。 「へぇ、そうなんだ。勉強になったわ。」 東京オリンピックで、あれだけ話題になった新国立競技場だけど、知らないんだ‥‥…。ちょっと信じられなかった。 この話を80歳の父にした。

        小さな頭で

        マガジン

        • にょぜがもん+
          0本

        記事

          猫のヒゲ

          私の猫歴は3匹目。 1匹目は中学生から30代前半。 大学進学で離れても特にさみしいとかなかった。でも、今でも彼女の晩年に私がした仕打ちを思い出すと申し訳なくて涙が出る。 2匹目は仕事が忙しくて病みかけていたときに我が家にやってきた。 私は完全に依存してた。 高齢になった親を一緒に見送ってもらうつもりだった。 2年目で腎臓が悪くなり、最後の1年は3日置きに点滴に通い、今思えば痛い思いをさせてごめんねと胸が痛くなる。 まだまだ一緒にいたかったけど、6年でいなくなってしまった。

          猫のヒゲ

          節目

          今年50歳になった。 同級生に聞いてまわった。 「ねぇねぇ、節目の記念に何か買った?」 10人くらいには聞いたと思う。みんな答えは「ノー」だった。 私は、50歳になる2年くらい前から節目の記念にエルメスのカレジュアンを買おうと決めていた。でも、エルメスの実店舗の敷居があまりに高く、結局、買えずじまいだ。 なぜ、こんなにも節目にこだわるのか、自分でも分からなかった。でも、今日の日経新聞の文化欄で芥川賞作家の青山七恵さんの記事を読んで腹に落ちた。 それはこんな内容だった。