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ウズベキスタン思い出しながら

初めて海外へ行ったのは2018年
トルクメニスタンの地獄の門を見たいと思い立ったが
そんなすぐビザ取れないですと秒で却下され
サマルカンドって何か聞いたことあるな
と隣国のウズベキスタンへ行くことにした
要するに縁もゆかりもない国である

トランジットの仁川から到着の時刻で計算すると三時間ちょっとでつく
飛行機に乗ってしばらくして気づいたが(遅い)
そんなわけない
ああそうかこれが時差かと感動していると
7時間を幅60センチくらいの空間で過ごすことに気づく

トイレ使わないとか一度もベルト外さずに過ごしてやろうとか
一人で意味不明なゲームを始めると意外と楽しい
その時間を快適に過ごすための準備なんてもちろんしてない
僕のスマホはネットに繋がってなければただの電卓付きの時計だ
僕はやったこともない瞑想にチャレンジした結果
大半を寝て過ごすことに成功した

初めての海外の出国審査はさすがに緊張した
ロシア系の強面のおっさんがほとんど理解できない英語
(自分の能力の問題)で質問してくる
イエスノーとサイトシーイングしか英語の語彙を持たない僕
どうやら日本のパスポートのお陰でなんとかクリアできてしまった
意味不明な質疑応答をしても通してくれる
僕の前の中東系のおじさんは英語でキッチリ揉めていたのに
先人達の信用が僕を外国に立たせてくれた

タシケントで一泊する
旧ロシア圏だからなのか21時を過ぎると光が少ない
外で飲むというような習慣もないらしい
建物はでかく道路はひろいだが人はいない
初の海外で初めて降り立った街で写真を一枚も取っていない
さすがである

夜公園を一人で歩いていたら5人くらいの若者に声かけられる
ウェアアーユーフロム?
向こうもそんなに英語は得意じゃなさそうだ
アイムジャパニーズ
声が小さいし人種は聞いていない
でも絡まれるわけではなくフレンドリーだ
お互い自分の言葉で適当に話す
謎の連帯感が生まれ僕たちは笑顔で別れた

次の日電車でブハラへ
まあまあ大きな公園に行ったが印象に残っているのは

アウト?

かわいくないし似てないからいいだろという開き直りを感じる
そして地元の市場を抜けて

帽子が雰囲気を出している

ちょっと建物を見てなんちゃら要塞へ行けと言われたので寄ってきた

とりあえずブハラなことは間違いない

別にいいんだけどあんまり写真からセンスを感じない
とりあえず遺跡と時代を感じる建物を見に行った

もっと引きで撮れオレ
これは結構好き
ウズベキスタンのイメージカラーは青
細かい彫り物

大体こういう建物は学校かお墓のはず(適当)
ここの写真は要塞と学校だったは((適当)
緻密な建物はイスラム系の物らしい
構造を作るのもそこに彩色するのも途方もない時間がかかるのが
容易に想像できる
人にこんなことをさせる宗教はやっぱりすごい仕組みである

ブハラは結構好きな場所だった
ちょっと砂が多くて砂漠の雰囲気してるのに肌寒いっていう
自分にとってのミスマッチが印象的
猫がいっぱいいた
ウズベキスタンの50%が終わった
主観で見るとすごかったはずが文章にしてみると感動が半分以下に
やはり体験することの価値は計り知れない

建物が大きくくて人はそんなに多くない
こういう路地をなぜか写真に撮ってしまう

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