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柴田ケイコさん日和

 少し足を伸ばして普段行かない図書館へ、その目的は絵本コーナー、柴田ケイコさんの本を読むこと。

 柴田ケイコさんといえば、大流行中の「パンどろぼう」! 
 私も、私の周りの人々もパンどろぼうが大好きで、しばしば会話に登場している。
 では、柴田さんのパンどろぼうシリーズ、それから他の絵本にはどんな魅力があるのか?今回5冊を読んで、いろいろ考えてきた。


パンどろぼうvsにせパンどろぼう


柴田ケイコ『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』KADOKAWA、2021年
・パン屋さんのパンがとっても美味しそう…!「どれが食べたい〜?」って声かけながら読むのも面白そう 私はパネトーネ?となまクリームぱんが食べたいなあ…
・芸が細かい!パン屋さんの食パン売り場で、パンどろぼうの定位置だけ食パンが置かれていないとか!
・「ほかほかタイム」いいなあ…行きたいなこのパン屋さん…
・特に解説なく進むけど、人間と動物が共存する世界線なのね
・パンどろぼうの家可愛い!木から生えてるのはなに…?あんぱん…?
・パンづくりの楽しさまで教えてくれる!これを真似てパンを作るのもいいかもね
・リスくんのおかげで、売り物のジャムが増えた!

パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち


柴田ケイコ『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』KADOKAWA、2022年
・まさかの前日譚!?
・パン屋のおじさん、すでにこの時に出会ってたんだ…!
・おにぎり屋さんも行きたいなあ…っていうか日本酒売ってない?
・襖もカーテンもおにぎり柄、だるまもおにぎり型…欲しい…
・見開き「う…うまい」の顔!変顔みたいで可愛い…っていうか1作目の見開き「まずい」と対比になってるじゃん
・パンとおにぎり対決のページ、全部美味しそうだ…!パンならコーン、おにぎりなら天むすが食べたいな
・おとんの食レポ力凄いな

ぱぱんがパン!


柴田ケイコ『ぱぱんがパン!』アリス館、2020年
・ちょっと不気味だけど可愛いパンたちの造形が面白い!
・はじめに食パンくんの頭から飛び出た1匹のひよこが、どこまでもついてきて可愛い!
・コロネパンの首が戻ってきたシーン、うんこネタじゃん 小学生大好きだろうな〜
・あんぱんのそこ、毛根なんだ!
・「ぴよ〜ん」とか「むくむく」とかのオノマトペが、パンっぽい色で書かれているのが可愛い!

おべんとうしろくま


柴田ケイコ『おべんとうしろくま』PHP研究所、2018年
・「おべんとうのなかにはいる」っていう発想が、子ども独自の想像力…って感じ! 
・だいぶ無理があろうと思われるウインナーの形があって面白い!
・「その弁当にどんな具材が入っているか?」も描かれてる!分かりやすい!
・ミートボールのテリの描写、いいな…
・「のりべん だんめんず」子どもはこれで断面図って言葉覚えるよね
・「しゅうまい うまいなぁ。」←言葉遊びも抜かりがない
・「おかあさん、いつも おいしい おべんとう ありがとう。」←これ見た子どもも、ご飯作ってくれた人に感謝するようになるね

ドーナツペンタくん


柴田ケイコ『ドーナツペンタくん』白泉社、2022年
・お話が始まる前に描かれている、沢山のドーナツがカラフルで美味しそうだなあ…バナナ味、食べたいなあ…
・失敗した動物のドーナツが見開き1ページで描かれてるの、インパクト抜群!
・またうんこネタだ!(歓喜)
・救助隊が主人公の絵本って、あんまりないと思う!発想がすごい…!
・背景に描かれている山々が、あのパンどろぼうが旅に出たシーンの山々にそっくりだ!
・最後、ドーナツのレシピが書かれているのも嬉しい…。

まとめ


 柴田ケイコさんの本は、「食育」にも繋がるよね。こんなに美味しそうなご飯が描かれているんだもの。見ているだけで、お腹が鳴っちゃう!
 まだまだ、今回読みきれなかった柴田ケイコさんの本はたくさんある。いつか全制覇したいな!


授業中についつい落書きしちゃう、パンどろぼう

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