見出し画像

【大英博物館】2022年特別展開催中 The World of Stonehenge

ストーンヘンジは好きですか?

イギリスで人気のある観光名所、遺跡というのは知られています。正直に言うと私自身は少し前まではあまり興味がなく、石の集まりじゃん。ぐらいにしか思っていませんでした。が、仲の良い友人が石器時代やローマ時代が大好きで、その魅力を熱く語ってくるのです。そのうち次第に私までローマ時代、さらにはストーンヘンジの石器時代にまで興味が湧き初めまして、今回は大英博物館で7月まで開催中の「ストーンヘンジの世界」特別展へ行ってきました!

2000年に新築されたギャラリー。光が差し込む明るい共同スペース。

大英博物館は、ロンドンの歴史ある巨大な博物館。古代エジプト、アッシリア、ローマなど様々な遺跡の展示から、世界の骨とう品、絵画などありとあらゆるものが無料で一般公開されています。金曜日の夜だけは、開館を8時まで延長しているので、ゆっくり見たい方は金曜日がおすすめ。

特別展もいろいろ一年のうちに何度かある特別展も人気。去年は葛飾北斎も取り上げられました。

世界のストーンヘンジ

ストーンヘンジのような遺跡は、ブリテン島の中にたくさん残っています。イングランドのみならず、北部スコットランドの方にもあるのには驚きました。さらには、ヨーロッパ大陸にも。
展示には、イタリアで発掘された石器時代の道具やら、鉄器時代になってからの道具、ウッドヘンジと呼ばれる木で作られた不思議な場所の説明など。なかなか興味深かったです。時間指定のチケット制なのに、かなりの人がいて展示物を見るのにしばらく並んで待つ・・という、コロナ以前のような混雑。ストーンヘンジの人気がうかがえました。

では、ワールド・オブ・ストーンヘンジの中へ入ってみましょう!

暗くしたスペースに様々な展示

ショーケースに入っている道具から、古代の石の遺跡まで大小さまざま。

海と陸の間に木の柱で作られたシーヘンジ(Seahenge)

はじめの方は石だけしかなかった道具に、鉄が加わり、さらに金などの加工品が登場します。

装飾品?として作られた石の球体
4500年前に金属がイギリスに伝わる。金は、太陽の象徴。

目玉は、青銅と金で作られた「世界最古の星図」
可愛いデザイン。ゆっくり見たかったのですが、人気がありショーケースの前に長くは立てなくて説明をゆっくり読む余裕なし。ここだけは写真撮影禁止で説明を撮ることもなく。ガイドブックを買って読むしかなさそう!

まとめ

この特別展にはストーンヘンジだけではなく、様々な土地で発掘された展示品がフロアに並んでいます。

人力と石しかない時代にどれくらいの時間と手間をかけて作ったのだろう?と思わせる加工品や展示物の数々。太陽と月を神と崇めて、かなり進んだ天文学から冬至や夏至のサイクルや位置まで割り出していた古代の人々って神秘的だなぁと思いました。
大英博物館のThe World of Stonehengeは、2022年7月17日まで。

↑の写真は、ドイツで発見された「世界最古の星図」。青銅と金から作られている30cmぐらいのプレート。

私のストーンヘンジ探求はまだまだ続きます!
次回の投稿は、ストーンヘンジ訪問記の予定です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
気に入っていただけたら、❤マークをクリックしていただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?