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パリの人になりきって

こんな本を読みました。

著者はアメリカ人で、フランスでホームステイしたときに、丁寧な暮らしぶりに驚き、習っていくというお話。もともとブログに書いていたものが本になったそうです。
私のnoteはともかく、いつも読んでいる身近な人のnoteが、エッセイとして本になったりすることもあるのかなーなんて、夢を膨らませながら読みました。

私はなりきることが得意です。
この本の中では、ゆとりをもって、丁寧に生きているフランス人の家族が出てきます。
まずは服。題名にもありますが、余計な服は持っていないそう。自分の気に入ったものだけでクローゼットを満たす。これ、引っ越しが続いた私、少しできているかなってニヤリ満足顔になりました。ただ、今回読んでみて、古くなった服の調子を定期的にチェックして、薄くなったものとか毛玉ができたものは、ちゃんと手放していこうと思いました。
特別なときのために、いい服やいい食器をとっておくのではなく、普段から大切に使う、というのも真似してみたいと思いました。

それから、食事。
食事のときにテレビやスマホを見るのはもってのほか。私は仕事の昼休憩のとき、食事中、ついスマホを見てしまうことがあります。この行動嫌だな、という自覚はあったのですが、つい。特に、仕事で嫌なことがあったときには、スマホに少し逃げていました。もちろん職場の方とも仲良しなので、お昼休みはよくお話もするのですが。そんな中、この本を読んで、改めて大切なことに気づきました。そう。この一回の食事。ほんとにもっと大切にしなきゃって。
例えば、ちょっと珍しい食べ物や評判の食べ物を食べに行ったとき。それからなかなか機会はないけど高級なディナーを食べるとき。「いかにも特別な食事」という意識で、まさかスマホ触りながら…なんてことはしません。一口ずつ味わいます。お箸でつかむ瞬間、もはや目にした瞬間から五感をフル活用します。
でもね、普段の何気ないお家でのご飯も、職場でのご飯も、二度とないかけがえのない時間。しかも、しっかり美味しいもの食べてるし。幸せなこと、あまりにも当たり前になりすぎています。だから、気を引き締めて、今日からまた、お昼休みの食事中も、お弁当をしっかり味わいました。おかずのおいもを味わってるとつい、「おいも美味しい〜」と口に出していました(笑)「美味しいよね〜」ってみんな言ってくれたので、幸せな空気が漂いました(笑)
あ、これだ。
これが幸せってことです。

私は食べることが好きなんだな〜と気づきました(笑)

帰り道も、身なりに気をつけて、自分が喜ぶ自分のためのおしゃれをして帰ります。
今日は、職場を出て、好きなイヤリングをつけて電車に乗り込みました。こういうのが人生の楽しみですよね。

慌ただしい毎日で忘れかけていたことを思い出させてもらいました。

ちょっとした意識で、幸せに楽しい日々を過ごせるんだね。背筋を伸ばして、凛としたかっこいい素敵な人になろう。

読んでいただきありがとうございました。今日も一日お疲れ様でした。

読んでくれてありがとう♡