毒消し茶(ハブソウ)

祖母は「毒消し茶」と呼んだ。正式名称は、「ハブ茶」らしい。祖母のご近所さんからいただいたものだ。

「ハブソウ」という名の植物の種子だそうだ。ハブ（蛇）に咬まれたときに薬として使えるとか。この辺はあまり詳しくないので、真相はわからない。

割と少ない量の種子で、たくさんお茶を沸かすことができた。たくさん入れすぎて、最初は濃くなってしまったので薄めた次第である。

胃薬にもなり、また、体の中の毒を消すから、にきびも治るとか。祖母が教えてくれた。

ドクダミ茶とか、そういった類の、ちょっと薬っぽい味がする。でもおいしかった。私は、漢方薬の独特な味やにおいが好きで、正露丸なんかも落ち着くから好き。だからこういう味のお茶は好きなのだ。なんだか見るからに（飲むからに）健康になる感じがする。

効果はまずまず。まず、トイレの回数が増えた！きっと、老廃物をたくさん流してくれているのだろう。そして数日元気に過ごせている。なんだかいい気がする。おいしくて好きだし、続けてみようと思う。