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水産資源研究所 沖縄県オキゴンドウ捕獲枠の矛盾を否定できず困惑

明らかな水産庁の失態

今週初め
水産庁の管轄する水産資源研究所に
データ資料を添付したメールを送り
責任者の方にお話を伺うための
予約を取りました

本日15時より50分程
応対して頂くことができました

大きく分けて7つ程の質問をしたのですが
仰られた事は

研究所が恣意的なデータ操作をすることなど
絶対に無い

という事です

こちらの質問に慌てふためく場面もありながら
ことごとく否定された中で
唯一、否定できずに困惑されていたのが

沖縄県オキゴンドウの捕獲枠の矛盾です

水産資源研究所の発行している
『水産庁海洋生物レッドリスト』の中に
(現在、ネット検索不能になっています)
オキゴンドウの資源量評価として 

『北緯30度以南の太平洋に分布する個体は
比較できる資源量推定がないため
評価から除いた』

という記述が見られます

沖縄県は北緯30度以南に位置します
北緯30度以南のオキゴンドウは
資源量評価から除外すると書いてある

この指摘に責任者の方は、大分焦った様子で
『なんで、こんな書き方がしてあるんだろうなあ』
と言ったまま
それ以上否定もできませんでした

日本に回遊してくるオキゴンドウは
大きく3つに分類されます

• 東シナ海・壱岐周辺個体群
• 太平洋岸個体群
• 西部北太平洋沖合個体群

その内の、東シナ海・壱岐周辺個体群つまり
沖縄県のオキゴンドウだけでもいいので
捕獲を禁止して下さい
と私が言うと

捕獲を禁止するかどうかは
水産庁の決めること
水産資源研究所の決めることではない、と

私は、これから
沖縄県オキゴンドウ捕獲枠返納に向けて
水産庁と沖縄県に
アクションを起こしていこうと考えています

和歌山県ではなく沖縄県である事と
イルカ猟全廃ではなく
オキゴンドウに限った要望なので
周りの皆さんの関心を集めるのは
難しいかもしれません

それでも
たった一つでもいいから
水産庁に誤りを認めさせる事
そして、訂正させる事

この行程が大事だと信じて行動します

2023.02.16