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「薬膳を毎日続ける方法」を広めたい!

はじめまして。
東洋医学ライターの大坪モモと申します。
薬膳を中心とした東洋医学に関する記事を執筆しています。

私は四半世紀近く、健康系のテーマを中心にライター活動をしてきたのですが、そのなかでも東洋医学は格別に思い入れの深いテーマです。

その理由は、「人間は自然の一部である」「自然と体はつながっている」という東洋医学の考え方。
人体の中に自然が息づいているという視点で、自然界の原理を用いて体を整える東洋医学は、健康になれることはもちろん、自然のパワーで心も思考も感性も豊かにしてくれるような力を秘めているように思います。
私はそんな東洋医学の奥深さに惹かれて、東洋医学専門のライターとして活動するようになりました。

薬膳を毎日続けるためにはどうしたらいいの?

誰もが取り入れることのできる東洋医学のひとつが薬膳です。私も仕事だけにとどまらず、実生活でも東洋医学を実践してみたいと、薬膳にチャレンジしました。
しかしいざ薬膳を作りはじめてみたところ、たくさんの壁にぶつかることに。取材を通して薬膳の基礎的な知識は持っていたものの、言うはやすく行うは難し。薬膳レシピ本を20冊以上買って試行錯誤したのですが、次のような悩みに突き当たりました。

◎薬膳レシピの多くが手の込んだ料理で、パパっと作れるパスタ、チャーハンなどのお手軽レシピが少ない。

◎症状ごとのレシピ数が少ない。例えば「不眠対策」の薬膳を作りたくても、多くの薬膳本では1症状につき3~4レシピ程度しか掲載されておらず、バリエーションに乏しい。

◎薬膳のルールによる食材のアレンジ方法がわからないので、レシピのバリエーションが広がらない。

◎自分の体質にどの薬膳レシピが合っているのか、よくわからない。

などなど。
これらはどれも、「薬膳を毎日続ける」うえで大きなハードルでした。

薬膳は薬ではないので、1回食べただけでてきめんに効果が出るわけではありません。食習慣として継続することが大切なのです。でも、レシピ本に載っている数種類のレシピばかりを作り続けるのは非現実的だし、アレンジしたくてもどうすればいいかよくわからない。ネットで調べてもなかなか情報が見つからない⋯。

「薬膳を毎日続ける」ための情報は、不足しているように感じたのです。

ポイントを押さえれば薬膳は誰でも続けられる

もしそうなら、私自身が情報を発信しよう!
それがスタートでした。
そのためには薬膳、東洋医学の知識をもっと体系的に身につけなければということで、薬膳師の資格を取得。薬膳を毎日続けるためのノウハウを探求してきました。

このnoteでは、そんな私が思う「薬膳を毎日続けるためのノウハウ」として、次のような記事を中心に発信したいと考えています。

◎自分の体質・体調を知り、それにあわせて薬膳を取り入れる方法

◎薬膳を毎日続けやすくなる、食材アレンジの「方程式」

◎スーパーで買える食材だけで作れる、シンプルでアレンジのきくレシピ

薬膳や東洋医学は、理論が複雑なうえに専門用語が難解です。
でも、実生活に活かすうえでは、必ずしも理論や専門用語を知る必要はないと私は考えています。
薬膳に興味があるけれど、いざ始めようとしたら難しい言葉ばかりでとっつきにくく挫折した・・・なんて経験のある人もいるかもしれませんが、それはとてももったいないこと。理論や専門用語を理解しなくても、ポイントだけ押さえておけば、薬膳は誰でも実生活に取り入れることができます。

薬膳を取り入れると、自分の体調をコントロールしやすくなります。体内のバランスが整い、体の内側から健康で美しくなり、病気になりにくい体づくりにもなります。素晴らしい利点がたくさんあるからこそ、1人でも多くの人に気軽に薬膳を実践していただきたいし、そのためには理論よりも実践的な「薬膳を毎日続けるためのノウハウ」が役立つのでは、と思うのです。

このnoteでは、できるだけ専門用語を使わずに、カジュアルな表現で実用的な薬膳情報をお届けしたいと思っています。また、料理ビギナーの方や忙しくてあまり料理ができない方などにも役立つようなお手軽薬膳も、少しずつ発信していけたらと思っています。

このnoteをきっかけに、1人でも多くの人に「私も薬膳をはじめてみようかな!」と思っていただけることを目指して。

どうぞよろしくお願いします^^

記事をお読みくださりありがとうございました! よろしければスキやフォローもしていただけると嬉しいです。