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おうち英語日記┃育児書レビュー『早教育と天才』

★ 本の紹介『早教育と天才』

木村久一 著/玉川大学出版部/1977年1月1日発行


★ 読んだきっかけは七田式

この本も序文から読むのをあきらめたくなるくらい古いんです(笑)
主に海外の早教育(いわゆる幼児教育)について書かれた本のまとめになっています。

なんで古いほんばっかり読んじゃうんだろうと自分でも思いますが、やっぱり成功者が参考にした情報は直接知りたいんですよね。

その成功者とは七田式の創始者である七田真氏です!
彼はこの本に紹介されているヴィッテという人の教育法を参考にしたようです。


★ 天才ヴィッテが受けた200年前の幼児教育とは?

ドイツの法学者カール・ヴィッテは牧師の父が幼児教育を施していたようです。
この人は1800年生まれ。
200年以上も前の話なので、教育方法については参考になるものの、しつけの面では現代の倫理観とそぐわないところも多いですね。

ヴィッテが受けた幼児教育のうち、印象に残ったことなどをまとめてみました。
1歳9ヵ月を育てるママの感想つきです。

1 子どもが興味を引いたもの(身近なもの)から単語を教える。
  →まぁ、わりとよくやる方法かなとは思いますが、徹底してやったという印象があります。

2 赤ちゃん言葉は教えなかった。
  →私も赤ちゃん言葉は教えなくていいと思っています。覚えなおすのが手間です。「ぶーぶ」がいまだに抜けない。。。

3 教育方針は「強いて教えるな」。子どもが興味を持つのを待つかおだててその気にさせる。
  →「勉強」はダメなんですね。

4 教育上大切なのは、頭に学問を詰め込むことではなく、見聞を広げること。
  →これからの時代はよりこれが大切になると考えています。ヴィッテ親子は散歩している中で、興味を持ったものを父が教える、一緒に調べるなどとしていたようです。

5 台所道具を使ってモンテッソーリ的な遊びを通じて五感の発達を促した。
  →当時としては男の子が台所道具で遊ぶなんて珍しかったんじゃないですかね。でも、子どもって大人が持っているものに興味を示しますよね。


参考文献
 『早教育と天才』 木村久一 著

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