初恋の人と恋愛した話【9】〜高校時代編〜
1泊分しか宿を取っていなかったから、
2試合目も見たかったけど
後ろ髪ひかれながら地元に戻った。
結局2試合目は敗れてしまったけど、
試合を見た興奮は冷めず、
どうしても連絡したくなって、
何日か後に出野君にメールを打った。
メールを打つのはあれ以来だった。
「大阪の試合見たよ!活躍してて本当に凄かった!お疲れ様!」
と送ったら、衝撃的な返信がきた。
「もう試合見に来ないで。」
私は血の気が引いて、大ショックを受けた。
わざわざ大阪まで行って
興奮してメールを送ってしまった自分にも、
すごく恥ずかしくなった。
悲しさと恥ずかしさが入り混じって、
キッパリと出野君を諦められるきっかけとなった。
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