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この気持ちをずっと忘れたくない

推しもオタ活も儚すぎないか???

と、よく思います。

推し活って不安定要素に満ち溢れてると思うんですよ。



“推しは推せるときに推せ”

どちら様が考えたのか、私は詳しく知らないのですが、オタクにとって有名すぎるこのスローガン(?)

でも“言い得て妙”だから、ここまで広がったのではないでしょうか。

なぜならオタ活は、推し側とこちら側の2つがどちらも整っていなければ、成立し得ないからです。


推し側の環境

まずそもそも、推しがいなくなってしまっては、我々はどうすることもできません。

推しがいなくなる理由は、皆様が思っているようなところです。

脱退、活休、解散、引退………

私の本拠地ともいえるジャニーズ界隈でも、ここ3~4年ほどでこれらのことが色々なグループで起き続けています。

オタクには受け入れ難いこのビッグウェーブの、少し前。

ちょうど5年前に私は大好きな人の脱退を経験しました。

関ジャニ∞、すばるくんのことです。


その時、私は関ジャニ∞が全てといってもいいほど、彼らにのめり込んでいました。


脱退が発表された日のこと。

その日は日曜でしたが、午後から塾の予定がありました。
勝手に目から水が出てくるのを、必死にこすってぬぐって、やっとのことで家を出た記憶があります。


春の日差しが気持ちいい、雲1つない快晴の日でした。

その真っ直ぐな青さが、私にとってはものすごく眩しくて痛かったことを今でも覚えています。

そんな感じで、推しが私たちの前には現れなくなってしまうことも当然あり得るわけです。



こちら側の環境

そして、こちら側も変わってしまうことだってあります。

例えば、
転職して休みづらくて現場に通いにくくなったとか、仕事が忙しくなってオタ活に気が回らなくなったとか。

恋人ができて、推しにそこまで興味がなくなったとか。大人になって、自然とオタ卒したとか。

(筆者の友達でも自然とオタ卒した子がいました…)


こちらの環境が変わったことで、こうやって遠のいていくのも珍しいことではありません。


それに、我々も人間なので、良いことか悪いことか、心変わりしてしまうこともあります。

担当(ジャニーズでは自分の推しを担当、自担と言います)が変わるとか、推しグループが変わるとか、
はたまた界隈ごと全然違うところに、急に沼落ちしてしまうこともあります。



気を付けてください、
沼はどこにでもあるんです!!!!!!
一寸先は沼なんですよ!!!!!!!!


取り乱してしまいました、失礼しました。



どれだけ今好きでも、この気持ちが変わってしまうことだってある。

(ただ、もし別の推しができても、それはそれで楽しみが広がるので良いことだとも思います)


もし皆様に、一緒に現場に通ったり現場に行ったら会うオタ友がいるのなら、その方々にも同じことが言えます。

明日突然、「ごめん、降りた」と連絡が来ても何も不思議なことではありません。

もし今、自分が仲良くしてもらってるオタ友にそんなこと言われたら、死ぬほど寂しいし悲しいけど、止める権利もないし、冷めた気持ちってどうにもできないと思うんですよね。

あー、想像しただけで寂しいのでこのくらいにしておきます。。。



この気持ちは忘れたくない

だから、「今好き」の気持ちと
「できる、行ける」が揃った時には
0.1コンマで行動に移すべきだと、私は思います。

だって、こんなに状況が整ってないとオタ活はできないから。

今、現場があることも、そこに行けることも、
行けばオタ友がいることも何にも当たり前じゃないんですよね。

そう考えると、なんて儚い………
エモにやられそうになります。


でも、儚いからきっと楽しいのかな。


熱を注いで、いつかその熱が冷めてきても、別の器に注ぐようになっても、この楽しかった思い出はきっと消えない。

そんな自信だけはあります。

全然趣味が変わって、オタクですらなくなることがあったとしても、です。

現場に行ったときの踊り出したくなるようなワクワクとか、

現場で推しがステージに出てくる直前のOvertureや出囃子で毎度吐きそうになることとか(?)、

金がねぇーって言いながらCD買う時の謎の満足感とか(?)。


先日、関ジャニ∞の東京ドーム公演に行った時。
友達と待ち合わせで、ドームの前の長~い通路の前のベンチに座っていたんですよ。

穏やかな午後で、冬にしてはあったかくて、
周りにはたくさんの関ジャニ∞のファンがいて。

ただ待っているだけの時間なのに、その景色と時間がとてつもなく愛おしかったです。

現場を待ちわびて、現場があるってだけで、もうその日の空が信じられないくらい綺麗に見えました。

そうやって、なんでもない景色にも時間にも、色をくれるんです、推しは。


現場以外でも、テレビ、ラジオ、YouTube、配信とか、今はたくさん受け取れる場があると思うのですが、

そういう場で、たくさん笑って感動させてもらって、

あなたたちのお陰でどれほど
元気と活力、楽しさをもらってきたか。



そういう想い出と気持ちだけは、ずっと忘れたくないな、なんて仕事からの帰り道に考えていました。


最後に、関ジャニ∞の今年のキャッチコピーがむちゃくちゃ素敵なので、そちらをお届けして終わります。


「飲酒は20歳になってから。
関ジャニ∞は楽しく好きなだけ。


皆さんも楽しく好きなだけ、推しを愛してください!!!

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