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介護の仕事が初めての人に大切にしてほいこと

転職や就活で介護に挑戦してみようと就職したはいいけど
難しい、怒られてばっかり、なぜ?というのをよく聞く。

まずは、私は言いたい。
この介護の世界に入ってくれてありがとう。
目を向けてくれてありがとう。と伝えたいし、新人さんに伝えたい言葉。


毎日怒られてばっかり。介護の先輩の現場での常識と今までの自分の
学んできた常識とのギャップで悩む人も多いはず。
ひどいところは、悪口も言われる人も多いはず。

先輩たちの指導も聞かないと事故の元の部分もあるだろうから聞かないとダメなこともあるけど、一番大切にしてほしいことがあるの。

1.利用者さんを観察する。

まずは名前も覚えないといけないけど、ついでに毎日観察をしてほしい。
動かない人でもしゃべらない人でもずっと寝ている人でも。
先輩の悪口に意識を向けるより利用者さんを穴が開くほど観察してみて。
毎日、同じ言葉でもいい。話しかけてみて。
その日のあなたの目線からみた利用者さんの様子も書いてもいいかも。
少し目が開いた、口を動かした、今日は拘縮の腕が少し柔らかい。など。

日々の介護を作業にしないためのヒントなの。
毎日観察すると利用者さんの少しの変化で体調とかがわかったりする。
すると、先輩とも会話ができてくるの。
そして、介護は辛い苦しい大変。っていうのが定番の文句なんだけど
辛い苦しい大変なんて、見つけようとしなくても見つかるし、見つけたくなくても気が付くものなの。
だからあえて、ご利用者さんのちょっとした変化やちょっとした言動を喜びにするの。
喜びを発見する名人ね。

2.音にも反応する。

カタン。カチャ。とかいうちょっとの衝撃の音でも、日常の生活だったら無視すると思う。
だけど、現場で無視すると大変。
音のほうへ向かうとご利用者様が倒れてることなんてよくあること。
だから、音にはよく反応すること。

1でも言ったけど、毎日利用者さんを見て観察して話しかけてたら、行動パターンも読めてきて、事故防止にもつながるの。
結果、利用者さんを守るにつながるから、やっぱりよく観察して生活音をよく聞くこと。

3.失敗し、叱られたことを会社での自分の評価だと思わないこと。

介護の現場で叱られることなんて山ほどある。陰口もあるだろう。
けど、陰口なんていった方は来年には、むしろ来月ぐらいにはたいてい忘れている。
失敗して叱られた黒い部分を、ゆっくり成功した良い部分に染めていけばいいと思う。
叱られた時点で、評価は決まらない。
毎日とことん利用者さんに向き合った人が、成功すると私は信じている。
悪口を言うお局さんは、利用者さんやあなたに向き合っているんじゃなく、自分のできない所に目を向けられない人。

だから、とことん利用者さんに向き合ってほしい。
笑顔で話しかけてほしい。触れてあげてほしい。笑ってあげてほしい。

4.要は楽しんだもの勝ち

私の経験上、むすっとした態度で介護の仕事をしている人は、たいてい利用者さんの変化や利用者さんの良さを引き出せてないと感じる。

少しでもいいから、笑顔で話しかけてほしい。
少しでもいいから、触れてあげてほしい。
少しでもいいから、笑ってあげてほしい。

するとね、覚えてくれる人もいるし、笑わない人が笑ったり、声を出さない人が声を出してくれる時がある。何も言わない人動かない人がこちらが話しかけると時々声のする方に首を動かす時がある。
あなたじゃないと嫌。今日は来てくれないのかと思った。と言ってくれる人がいて、仕事が終わりや帰りの送迎の時には、あなたも気を付けてお帰りよ。と気にかけてくださる方もいる。

そんな時に思いやりや、愛って大切だなと感じる

これから介護をする人、介護を仕事にしている人、新人さんにこのお年寄りのホンワカした愛を感じてほしい。
病みつきになるから。


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