僕のもとにこんなニュースが届いてきた。 なぜこんなニュースが届いたかというと 被害を受けた身だからである。 僕の場合は今回の被害者より数年前になるが、同じように数人の友達とともに詐欺に騙されてしまった。 ”お金の知識の前に人を見る目がなさすぎたのだろう” そんな言葉だけで終われるほど楽観的な人間ではない。 当時からもう数年経つが、刻み込まれた苦しみは消えることは容易ではない。 お金を失い借金をし、家族に迷惑をかけ、友人を失い、人を騙す側になってしまうおそれもあり
あなたは今何の仕事をしていますか? その仕事はどんな思いで取り組んでいますか? 笑顔で仕事できていますか? ちょうど1年前ぐらいになると思います。 都会から田舎へ家族で越してきて、慣れないながらも必死で慣れようと過ごしていました。 せっかく田舎ぐらしができるのだからと、やりたかった農業をどこかでやらせてもらえないかと現地にいる人に相談していたりしました。 SNSで知り合った方にそら豆の育成や収穫を手伝う仕事があると聞き、早速手をあげて参加させてもらいました。 摘心や草
”あなたは何かに本気で取り組んだことあるだろうか” ”自信を持って本気で向き合ったと言えることがあるだろうか” 私は小・中・高とずっと野球をしていた。 ずっと本気だったかというとそうではない。 良い時も悪い時もあり喜べる時もあり苦しい時もあった。 ただ辞めたいと思ったこともない。 甲子園に行きたい。 野球を辞めたくない。 その想いで高校の後半は野球と向き合い本気になれた。 親との約束で『レギュラーで甲子園に行けなければ野球を辞める』 そんな契約をしていた。 その契約もむ
前回の内容 ↓ 8月12日 Kくんに電話したはずが、Sが電話に出るという意味わからないことから、さらによくわからない内容を告げられた。 Kくんを探してると聞き、心がザワついた。 一旦、電話をきり頭を整理しながら家に帰宅し、たまたま家にいた母に事情を告げた。 お盆ということもあり、母と2人で祖父母のお墓参りに行った。 母はお墓の前で目をつぶり 『どうか若い命を守ってあげてください』 そう呟いていた。 私はやはりそういうことだよなと、そこで整理がついた。 8月
友達ができたことで寂しさを乗り越え、自由な毎日を手にしかけていた。 そんな日が来るとは思わず、、、 車 夏休みが来た。 一人暮らしにも慣れ、少し浮かれぎみで故郷である岡山へ帰省した。 岡山では高校時代まで過ごしていたので友達もいた。 数ヶ月だが何年間か会っていなかったように思い、早速友達と夜中会う約束に。 まだ18歳で車の免許も取って間もなく、しかもペーパードライバー。 そんなことお構いないし。 私は親の軽自動車で夜道を走る。 しかも小雨で視界が悪い。
私は『早く死にたい』 と言っている人が大っ嫌いだ。 春 あれは私が18歳の時。 故郷の岡山県から専門学校へ行くため、岐阜県で一人暮らしをしていた。 親元を離れ初めて自由を満喫できると羽を広げるつもりだった。 だが行った先は故郷と同等、いやそれ以上かもしれないほど田舎だった。 遊ぶ場所もさほどなく、学生の私は車ももっておらず遠出も原付で行ける範囲に限られていた。 そもそもその前に、遊ぶ友達がいなかった。 専門学校ではすぐに友達ができるタイプでもなく、学校に行か