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窓をあけたらそこは海

少し前から、海のそばで暮らしている。念願の窓を開けたらそこは海。

海に来る前、続け様に病が来た。そして、26年間守ってきた大切なものがいきなり無くなった。
そして、いきなり叶った海のそばに住むという夢。人生初のマジなひとりぼっち。孤独。
シーンという音を初めて聞いた。
孤独に押しつぶされそうになりながら、海辺に行った。
そこにはただ寄せては返す波が揺れてるだけ。美しい青緑の海を見た。美しすぎる。そして、瞬時に思った。わ!これってご褒美やん。これまで頑張ってきた私へのご褒美。やつが悪いことしてくれたからこのご褒美を貰えた。このご褒美貰うために、やつは悪いことしたの?
そう思うと、悪いことしてくれてありがとう。そこまで悪い事じゃなかったら、ここまではならなかったんや。人生ってすご〜い‼️人の意識ってすご〜い‼️と思った。少しだけ意識の向きを変えただけで幸せになれた。
海さん私を呼んでくれてありがとう♡

それから〜寂しいという感情、孤独というものについて、実際辛い時に、離れた所からその心を見れるようになった。その心が今までの経験から来る思い込みで、そんなに辛いものではない事が少しづつわかってきた。そしたら、孤独は辛いものではなく、逆に静かで自由で、自分を大切にできる素晴らしい時間なのでは?と思えるようになった。
でも身体は急な変化に付いて行けず、不調になって持病が悪化して入院したが、1週間で蘇った。
やっと手に入れた本当の自由。私だけの時間。そして、ヨガを再度学び直すことにも繋がって、やっと自分自身と向き合うことができた。そこには過去も未来もない。今ここにいる自分だけを感じることができた。後悔も恨みもない。まだ不安は時々出てきてしまうけど、ぼちぼち付き合って行けばいい。エゴもそのうち消えて、ただ笑って楽しく生きれたらいいなと思う。

この歳になってやっと気づいた。
大切なのは、余計なエゴを捨てること。自分を愛すること。素直に自分を生きること。たったこれだけで幸せになれる。
これからの人生、まずは自分を愛して生きて、その心地よさが周りにも広がって、誰でもが、自分を好きになって、笑って生きられる世の中になってったらいいなと思う。そしたら争う必要もない。

これからの未来のために私ができることは、たったひとつ、ただ笑顔で生きること。

#未来のためにできること