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【短信】1月に北朝鮮が発射した3発の飛翔体、狙いはアメリカじゃなくね?という話w

2022年に入り、北朝鮮の動きが活発になっている。とはいえ、外交面では北京五輪への完全不参加表明以降、沈黙を続けているのだが、韓国がいう所の飛翔体の発射は頻繁となっている。
松の内の1月5日に「打ち初め」をしたと思ったら、11日、14日と既に3回もの発射を繰り返している。変化と言えばその回数だけでなく、3回とも似たような方角と距離が顕著だという見方がされており、どうも今の北朝鮮はアメリカを意識してぶっ放しているのではないのか?じゃあ狙っているのはどこだ?が話題になっている。
今日は、簡単にこの件を取り上げておきたいと思う。

●北朝鮮がミサイルで狙っているのは韓国か?●
まず、14日の発射に関する初報だ。
ABEMA TIMESの記事になる。


北朝鮮が飛翔体を発射と韓国軍
1/14(金) 14:55配信 ABEMA TIMES
北朝鮮が飛翔体を発射 韓国軍が発表
韓国軍は、北朝鮮が先ほど、日本海に向けて飛翔体を発射したと発表した。飛距離や高度などについては、アメリカと韓国の情報当局が分析している。
北朝鮮による飛翔体の発射は、5日と11日に行われた「極超音速ミサイル」の発射実験に続き、今年に入りすでに3回目。また、韓国の中央日報は、政府関係者の話として、今回も直近の2回と同じ慈江道付近から発射され、前回と似たような飛行をしたと報じている。
北朝鮮はけさ発表した談話で、一連の発射に関連して独自制裁を発表したアメリカに対し、「対決姿勢を続けるなら、我々はより強力かつ明確に反応する」と、追加のミサイル発射なども示唆して警告していた。(ANNニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d82e595f4af266f5ece4c8a16bc578f795ef894b


北朝鮮の飛翔体発射と言えば、ICBM開発の進捗を誇示するイメージが強く、日本の上を飛び越えて太平洋に落ちたケースも過去にはあったのだが、それを思えば今年の3発は遥かに飛行距離が短い。もちろん、対アメリカを諦めたとは考えにくいとはいえ、明らかにアメリカを狙って打っているわけではない、という感じなのだ。

昨年の黒ブタくんと言えば、ダイエットに成功したらしく随分と精悍な印象になったようだが、それに合わせて更に韓国への態度を強固なものにしてもいる。飛翔体を発射はするが、南北連絡事務所を爆破するという暴れ方もやめて、冷静に韓国の様子を藪睨みし続けているような感じだ。
一方のアメリカは、板門店まで飛んで黒ブタくんへ説教をくれたトランプが退任して以降、かなり距離感を変えている。バイデンは北朝鮮問題への注目度を下げているが、これには韓国への塩対応と合わせ、朝鮮半島は朝鮮人で丁々発止やればいい、というかなり遠巻きで見始めているように感じられるほどだ。
表立ったものと言えば、1月13日のこれくらいだ。
NHKの記事になる。


米 北朝鮮の核・ミサイル開発で制裁「あらゆる手段で対応」
2022年1月13日 14時25分
北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり、アメリカのブリンケン国務長官は、北朝鮮とロシアの関係者7人とロシア企業1社に対し制裁を科したとしたうえで「国際平和と安定にとって深刻な脅威で、あらゆる適切な手段を用いて対応する」と強調しました。
北朝鮮は、今月5日と11日、日本海に向けて、極超音速ミサイルだとする弾道ミサイルを相次いで発射するなど、核・ミサイル開発を推し進める姿勢を鮮明にしています。
こうした中、アメリカのブリンケン国務長官は12日声明を出し、北朝鮮国籍の男6人とロシア人の男1人の合わせて7人と、ロシア企業1社に対し、資産凍結などの経済制裁を科したと発表しました。
アメリカ財務省によりますと、このうち、北朝鮮国籍の男5人は、北朝鮮で核・ミサイル開発を担っているとされる「第2自然科学院」の関係者で、ロシア極東のウラジオストクを拠点に通信機器の調達に関わるなど、ロシアや中国で活動していたということです。
ブリンケン長官は「北朝鮮の核・ミサイル開発は、国際平和と安定にとって深刻な脅威で、核不拡散体制を損ねるものだ。アメリカは、あらゆる適切な手段を用いて対応する」と強調しました。
そのうえで「国連のすべての加盟国に対し、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の決議を完全に履行するよう求める」と述べ、北朝鮮に対する経済制裁の確実な履行を国際社会に強く求めました。
北朝鮮の「第2自然科学院」とは
北朝鮮の「第2自然科学院」は、朝鮮労働党の軍需工業部の傘下にある機関で、核・ミサイルの研究や開発を担っていて、優秀な科学者たちが集められていると言われます。
北朝鮮のメディアは、2014年8月に行われた「戦術ロケット弾」の発射実験について伝えた中で、立ち会ったキム・ジョンウン(金正恩)総書記が「第2自然科学院」の幹部に対し「より高度な国防科学技術の課題を与え、国防力の質的な強化に寄与するよう期待する」と述べたとしていました。
その後北朝鮮のメディアには「第2自然科学院」は登場しなくなったことから、弾道ミサイルなどの発射実験を行っている国防科学院と一緒になった可能性があるという見方も出ています。
米国連大使「国連制裁を提案」投稿
アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は12日、自身のツイッターに「北朝鮮が去年9月以降、弾道ミサイルを6回発射したことについて、アメリカは、政府による制裁を科したうえに国連制裁を提案している」と投稿しました。
ただ、北朝鮮をめぐって国連安全保障理事会では、アメリカなど欧米各国が相次ぐミサイル発射を非難しているのに対し、中国とロシアは北朝鮮に対する制裁を緩和すべきだと主張して、立場の違いが浮き彫りになっていて、安保理として一致した姿勢を示すのは難しいのではないかという見方が強まっています。
松野官房長官「アメリカの立場を支持」
松野官房長官は、午前の記者会見で「わが国としては、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けたアメリカの立場を支持している」と述べました。
そのうえで「わが国としては、これまで関連する国連安保理決議で禁止された活動に関する個人や団体への資産凍結を行うとともに、北朝鮮籍の人の入国を原則禁止するなどの措置をとってきており、引き続き決議の実効性を確保するとともに、措置の実施を徹底していく」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220113/k10013428211000.html


要するに、2回目の発射を受けてアメリカは「北朝鮮国籍の男6人とロシア人の男1人の合わせて7人と、ロシア企業1社に対し、資産凍結などの経済制裁を科した」ということなのだが、3回目の発射はこのアメリカの制裁に対する報復的なものなのか?という声が出ていることは出ている。
それなのに、打っている飛翔体はえらく近い場所までしか飛んでいない、何かおかしくないか?ということなのだ。なんだろう、アメリカを狙っているならせめてドライバーを振り回してぶっ放すはずが、ピッチングウェッジでピンを直接狙っているようだ、と表現する方がしっくりくるレベルなのだ。明らかに攻め方が違っている、と言えばわかりやすいだろうか?

で。そのピッチングウェッジ弾で狙える範囲はまさに北朝鮮にとっての隣国の範囲で、国境を接している韓国、中国、ロシアがせいぜいという感じだ。そう、現状で言えば日本さえ遠すぎるのだ。
今回、アメリカが北朝鮮と一緒にロシアを制裁対象にしたことで、「仲間を狙うようなことはいくら北朝鮮でもしないのでは?」という見方もあるのだが、いやいや、ウラジオストク程度ならうちのミサイルだって打ち込めますんで、だからロケット技術をよこせ、的なことをやるのだって北朝鮮だ。なので、ロシアを真っ先に除外するのもどうなのか、というところだ。
ただ、どこに何をねだっているのか?から言えば、その相手は韓国なのではないか?というのがおいらの見立てだ。そもそも、中国へ何かを要求したいのなら、今までの通りに電話だ何だでやりとりをすれば済む。わざわざ費用を無駄にしてまで「飛翔体という名の狼煙」をあげる必要はないからだ。

それと、今年の北朝鮮の特徴としては、日本のEEZ内で着水することも避けていることが挙げられる。というか、そこまで飛ばない仕様だと言うべきレベルなのだ。まぁ、黒ブタくんの真意などわかろうはずもないが、少なくとも日本のEEZで落とすと色々面倒なことになる、くらいはわかっているらしい。このあたりが、竹島にちょっかいを出して日本政府をさらに硬化させる文在寅とは決定的に違う、と言っていいだろう。いや、朝鮮人だからというだけで、あのバカと一緒にしたら黒ブタくんにも失礼かw

で、ここまで仮説を進めた上で、北朝鮮は韓国に何を要求(もしくは何をするな、でもいいw)しているのか、なのだが・・・。やはり、勝手に文在寅が朝鮮戦争終結を口走っている点が最も可能性が高いように感じる。北京五輪には出向かない、と掌を返した際にも、黒ブタくんが北京にやってくると思い込み、だったらそこで会って朝鮮戦争終結宣言をしてしまえ、と先走っていたのが諸悪の根源だったわけだから。
そして、そうやって勝手に名前を使われ、あたかも韓国とは話ができていると文在寅に振舞われることを黒ブタくんは最も忌み嫌っている。ハノイでの米朝首脳会談をぶち壊したのは、文在寅の嘘が原因だし、あれ以降黒ブタくんは決して文在寅と会おうとしていない。それでも尚、朝鮮戦争終結には北朝鮮も前向き、などと虚偽の発表までしているのだから、そらミサイルぶっ放すぞ!は十分に理解できる感情だ(というか、最近は黒ブタくんを同情し始めているくらいだものw)。

ということで、韓国は本気で北朝鮮を怒らせてしまった、と見れば今回の飛翔体発射の背景も見やすくなっているような気がする。文在寅は・・・、まぁ、そういうのを微塵も理解できないからね、しつこく朝鮮戦争がー!終結でー!とか続けていくんだろう。ほんと、どうしようもないクズ野郎だよな、アレw

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