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ロシアの失礼外相ラブロフ、日本とイギリスで資産隠しが発覚、お尋ね者にwプーチン政権の中枢が揺らぐw

別に根を詰めて仕事をしていたわけではないはずだが、週末に納品する原稿を書いている間に気を失ってしまい、気力で仕上げた後はどうにも体が言うことをきかなくなってしまった。何を口にしても戻してしまうし、透析の効果が出ていないようだと夜中に病院へ電話をして、と一人であの世とこの世の間を往復した結果、2日間お休みをいただくこととなってしまった。大変申し訳なく、ここに改めてお詫び申し上げる次第だ。
今日は、溜まったネタの中から、日本ならではのロシア叩きで楽しんでいただきたい。

●悪人顔のロシア外相、やっぱり本物のワルだったw●
失礼極まりない外相、と言えば韓国のカンギョンファBBAが最初に思い出されるが、ロシアのラブロフも相当な悪玉指数を放っていた政治家だった。日本で顰蹙を買ったのは昨年7月で、北方領土について超強気な発言をかましたからだった。
まずは、まだ日本が菅政権で東京五輪にざわついている間に出たこのネタをご覧いただきたい。ラブロフ叩きのアペリティフとしてちょうどいいのではないかと思われるw
大変恐縮だが、時事通信の記事になる。

日本の抗議「理解できない」 北方領土めぐりロシア外相
 【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は8日、ロシアが北方領土で軍事演習などを行うたびに日本が抗議するのは「理解できない」と述べた。日本側には毎回、北方領土は「第2次大戦の結果、わが国の一部となった切り離せないロシアの領土」と伝え、厳しく対応していると強調した。
ロシア、日本の抗議に反発 北方領土の軍事演習
 極東ウラジオストクでの講演で語った。ラブロフ氏は平和条約に関する日本側との協議は「今のところ予定されていない」とも指摘。日米の軍事同盟に関するロシアの懸念に対し、日本側は回答していないと不信感を示した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070801032&g=int&msclkid=671cb1acae7511ec9f2fb21bb1320640


まぁ、プーチンと安倍さんがどんな表情で会談を行ったのかに関係なく、禁止薬物の使用でIOCからロシアの国名使用不許可という屈辱的な裁定を受けている中、それでも日本としてロシア選手の排除まではしない、と外交上の配慮を見せていた中で、第二次大戦末期に不法占拠した北方領土にこの物言いをしたのだから、日本政府としても改めてロシアは食えない相手だと認識をするに至った、そういう一幕がこれだった。
そんなラブロフが、とんでもないスキャンダルを起こしたわけだ。
デイリー新潮の記事になる。


プーチン側近「ラブロフ」外相、日本の“秘密拠点”で愛人と密会 マネロン疑惑も
3/25(金) 5:57配信 デイリー新潮
日本を舞台にやりたい放題
ロシアへの経済的締め付けを強める米欧に足並みをそろえ、日本政府もプーチンを筆頭とするロシア政府高官らが国内に有する資産の凍結措置を発動した。実はその攻防の裏側で、本誌(「週刊新潮」)が5年前から捕捉していた“疑惑の秘密拠点”が再び注目を集めているのだ。
***
表参道駅から徒歩10分。都内渋谷区にある閑静な住宅街の路地を進んでいくと、その突き当りに威容を誇る建物が忽然と姿を現わす。
通称「青山ハウス」と呼ばれるその建物は地上5階・地下2階の造りで、総床面積は1270平方メートルを超える。上階をガラスで覆う意匠を凝らした外観は、通行人の目を引き付ける存在だ。
近隣住民によると、
「現在は居住者はいないようですが、コロナ禍の前までは“迎賓館”として使われていたそうで、高級そうなスーツを着たロシア人などがよく出入りしていた」
という。同ハウスを日本における“別宅”として、来日の折に利用していたのがロシアのセルゲイ・ラブロフ外相だ。
プロパガンダ政策の中心人物
政府は3月1日、ロシアに対する追加の制裁措置として、ロシア政府高官6人の資産凍結に踏み切った。その後、対象は順次拡大され、15日現在、「オリガルヒ」と呼ばれる新興財閥の大富豪なども含めた61人が制裁対象となっている。
財務省が公開している「制裁リスト」で、プーチンの次に登場するラブロフは、10日にトルコで行われたウクライナ外相との会談後の会見で、「ロシアはウクライナを攻撃していない。(侵攻は)ロシアの安全が脅かされたことに対する特別軍事作戦だ」と強弁。またウクライナ南東部マリウポリの産科・小児科病院へのロシア軍の爆撃についても「病院は過激派に占拠され、医療行為は行われていなかった」と主張するなど、ロシアのプロパガンダ政策を担う中心人物の一人である。
ラブロフの“パトロン”
そのラブロフと青山ハウスを繋ぐのが“アルミ王”の異名を持つロシアの大富豪オレグ・デリパスカだ。先月27日、自身のSNSに〈平和は極めて重要だ!〉と投稿し、“蜜月にあったオリガルヒによるプーチン批判”として話題を集めたが、政府関係者はこう話す。
「デリパスカが侵攻に異を唱えたのは、西側諸国による経済制裁によって自身のアルミニウム生産事業が崩壊の瀬戸際に追い込まれているためです。彼がこれまでプーチンに追従することで莫大な富を得た事実は揺るがない。デリパスカは以前からラブロフの“パトロン”と目されていて、実際、ラブロフが来日する際はデリパスカも同行し、ラブロフのアテンド役として立ち回っていました」
2019年5月の来日時、ラブロフは行きつけだった豊洲の高級鮨店や銀座の焼肉店などに繰り出し、赤坂の超高級ホテルに宿泊したが、やはり青山ハウスにも立ち寄っている。この間の飲食代は全てデリパスカにツケを回していたという。
近隣住民の一人が「ロシアのアルミ王が建てたと聞いた」と証言するように、青山ハウスを所有する英領バージン諸島に登記された謎の法人は「デリパスカが実質オーナーを務める会社だ」と、この政府関係者は明かす。
そしてデリパスカ所有の同ハウスを管理するのが都内・有明に本社を置くJ社。本誌が同社の存在を知ったのは5年前に遡る――。
愛人との密会の場に
17年1月、警察関係者から“ラブロフが愛人との密会に利用している秘密拠点が渋谷区にある”との情報がもたらされた。
ラブロフは前年に2度、日本を訪れているが、12月の来日は北方領土返還交渉に強い意欲を見せていた安倍晋三首相(当時)の地元・山口県長門市で開かれた日ロ首脳会談に同席するためだった。当時、外相としてラブロフのカウンターパートを務めたのは、現在の岸田総理である。
「この時、ロシア訪日団は大谷山荘という温泉旅館に宿泊したが、ラブロフだけは会談後、単独行動を取って1日早く東京に移動した」(警察関係者)
といい、すでにラブロフが当局の行動確認対象だったことをうかがわせた。
4島返還を視野に入れた平和条約締結に前のめりだった安倍・岸田コンビに対し、領土問題の解決に否定的で経済協力を優先させたい腹のロシア側に手玉に取られる恰好で結局、大山鳴動。一連の交渉が成果なく終わったのは周知の通りだ。
「09年に設立されたJ社の代表には日本人のMという男が就いているが、会社を実質的に取り仕切っているのはラブロフの愛人であるロシア人女性だ。青山ハウスは二人が人目を忍んで逢瀬を重ねる“セーフハウス”として利用されている一方で、J社の口座にはバージン諸島の法人をはじめ、海外のデリパスカの関連会社などから多額のカネがジャブジャブと振り込まれている」(同)
つまり当局はJ社をマネーロンダリングのためのラブロフの“ダミー会社”と睨み、Mについては“マネロンの協力者”と位置付けていたのである。
国税が査察に
さらに取材を進めると、J社に16年8月以降、国税当局が査察に入っている事実も確認できた。当時、国税庁関係者は本誌の取材にこう答えている。
「J社は神奈川県の箱根などにも物件を所有しており、それを賃貸に出して賃料収入を得ている。しかし、それらを全く申告しておらず、“売上除外”に該当する法人税法違反の容疑で査察中だ。海外からJ社に入金された大量のカネの流れについても調べているが、J社の実態や業務の全体像が不透明なため、調査に時間がかかっている」
16年から17年にかけて、当局はラブロフと愛人、そしてデリパスカらの青山ハウスへの出入りを確認していた。本誌も19年、同ハウスに出入りする複数のロシア人や日本人社長Mの姿などを捉えている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/4f22bcad9a1d8a3ecc871487194de86edc7b1b18、


いやぁ、なんかゴルゴ13が壊滅に向かう悪の組織を説明されているような内容だ。
ロシアの迎賓館的に使用されていた通称「青山ハウス」を舞台に、脱税はするは、愛人と密会はするは、とラブロフが好き勝手なことをやっていたというのだ。しかも、新潮はこのネタをもう5年も追っていたというのだから、当然この話の信憑性も跳ね上がる。何しろ、国税が動いているとまで書いているのだから、ガセなら外交問題にまで発展する。それでも今、プーチン政権が崩壊しそうなこのタイミングで、プーチンの側近を犯罪者呼ばわりしたわけだ。気合の入り方が全然違う。

しかし、ウクライナ侵攻でロシアがあまりに古い戦術しか使えず、前へ出れば必ず足元を破壊されて戦線を維持できない様と同様に、ラブロフのやっていたこともまさに前時代の遺物のような不正で、改めてロシアの中身は旧ソ連そのものなのだという印象しかない。
なんだろうなぁ、ラブロフの顔が悪人顔という以前に、昭和の人間にはブレジネフ書記長の出来損ないにしか見えないわけで、あまりに古くて令和に生きる諸君にはそう例えても伝わらないだろうと躊躇していたほどなのだ。
しかし、やはりロシアの政治家とは、結局金にがめつく、欲望に忠実で、薄汚い犯罪にも喜んで手を染める、そういう部分が脈々と受け継がれているのだろう。それが、国自体が消滅するかもしれないこの土壇場で、こうして明るみになるとは。アメリカやEU勢が経済制裁でロシアを潰しにかかっている中、プーチン政権の中枢を日本がピンポイントで攻める、こんな痛快な展開もないだろう。しかも警察事案ではない、国税の捜査で、なのだ。プーチンに与えるインパクトの大きさはどれほどになるだろう?w

●ラブロフスキャンダルはロンドンにも飛び火w●
当然と言えば当然だが、西側で悪事を働いても表沙汰にならないと舐め切っていたのだろう。ラブロフは日本でのみならず、ロンドンでも愛人の娘へ豪邸を「プレゼント」していた容疑がかけられているようだ。
クーリエ・ジャポンの記事になる。


ラブロフ外相の愛人の娘  ロンドンの7億円の豪邸に住む26歳女性に非難殺到の理由
3/26(土) 17:03配信 クーリエ・ジャポン
お金の出どころが怪しすぎる ついに「措置リスト」へ
ツイッターのある投稿をきっかけに、ロンドン在住のポリーナ・コバレワ(26)という女性に注目が集まっている。
投稿者であるロシアのジャーナリストで反体制派の活動家のマリア・ペヴチクによれば、彼女は“プーチンの側近”と言われるロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(71)の継娘であるという。
彼女はロンドンの高級住宅街、ケンジントンにある豪邸に住んでいる。ロシアがウクライナ侵攻を開始するまでは、インスタグラム上に贅沢なライフスタイルを投稿していたと、英紙「タイムズ」は報じている。
同紙によれば、彼女がこの家を“購入”したのは2016年。21歳のときに日本円にして7億円以上もする豪邸を「一括で」購入したという。しかし、この豪邸購入の資金源がラブロフ外相だったのではないかと疑問視されてきた。
というのも、前述のロシアの反体制派の活動家らにより、ラブロフ外相の愛人として、彼女の母親スヴェトラーナ・ポリアコワ(51)が特定されたからだ。
彼女の母親は2000年頃から約20年間に渡ってラブロフ外相と愛人関係にあったようだ。ラブロフ外相の海外任務や旅行などのほとんどに同行し、「政府が所有するプライベートジェットで60回以上飛行していた」。要するに、ラブロフ外相とポリアコワは、ロシア政府公認の仲だったようだ。また、モスクワにある8億円相当の豪邸を所有していると報じられている。
このことから、ラブロフ外相の愛人の娘であるポリーナ・コバレワが、いかにして世界屈指の高級住宅地で豪邸を購入し、贅沢なライフスタイルを送っていたのかが、疑問視されるようになった。
情報を最初に公開した前述のツイッター投稿者によれば、「ポリーナの父親(ポリアコワの前夫)は、それほど裕福ではない。また、超リッチなパートナーがいたわけでもない」。そんな彼女がいかにして豪邸を購入できたのか?
「彼女の唯一の資金源は、ラブロフ外相の愛人で失業中の母親だが、それでは説明がつかない。よって(ポリーナの)財産は今すぐ合法的に押収できる」
この投稿があった今月10日以降、ロンドンのコバレワの豪邸付近には、抗議者たちが「戦争犯罪者の娘」、「彼女の資産を凍結せよ」などのプラカードを持って集結し、オリガルヒ(ロシアの新興財閥)だけでなく、その家族の資産の凍結を呼びかけた。
抗議活動が開始から10日以上が経過し、ついにポリーナ・コバレワの名が、最新の措置リストにあがったと、「タイムズ」は述べている。
「オリガルヒの家族の資産も凍結せよ」
オリガルヒだけでなく、その家族や親戚の資産も凍結すべきだとの声があがっていたのは、制裁を回避する方法のひとつとして、ロシアの富豪たちが、海外の不動産を家族などの身内名義で購入したり、資産を身内に譲渡するのが常だったからだ。
「ロシア富豪の資金洗浄の中心地」だとも言われているイギリスでは自由民主党のレイラ・モラン議員などが、「オリガルヒの家族や親戚らも制裁リストに含まれるべきだ。家族も自動的に措置リストに含まれるのが理想的だ」と主張していた。
今回、「ラブロフ外相の継娘」が措置リストに加わったことで、これまで欧米で華やかな暮らしを送ってきたオリガルヒの家族たちも、ついに特権の享受に終止符が打たれる可能性が出てきたと、「タイムズ」は報じている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/480863172aa046312b109ac9094ed0071c7dc282


イギリスは、ここまでロシアに対して強固な姿勢を貫いているが、最新の経済制裁措置リストにもその愛人の娘の名が加えられているそうだ。つまり、証拠は揃っているということで、ラブロフは一気に窮地に陥る可能性が出ている。おいらは、日英同盟の復活を願う一人なのだが、この件で両国が共闘すれば、そのきっかけになるような気もしている。・・・気が早いかw

ラブロフの手口は。日本での青山ハウス所有も、ロンドンで愛人の娘に大豪邸を買わせていたのも狙いは一緒で、いわゆる資産隠しの為だ。本来なら、脱税の為の姑息な迂回ルート構築だったはずが、今はそれがロシアに対する経済制裁を逃れる為、となっている、と。他人名義での不動産を保有しての「ロンダリング」だと思えばわかりやすい。
もちろん、日本、イギリスそれぞれがラブロフの不正を許していた点は恥ずべきだが、それをロシア制裁の原動力としてプーチン政権へ叩きつければよろしい。お楽しみはこれからだぜ、ベイビーw

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