見出し画像

10 台湾のふりがな 注音符号ボポモフォ

國語日報の授業 その1

 台湾の一年生の教科書の最初のページは日本語で言えば あいうえお に相当する表音文字だけで文章が書かれていました。ボポモフォと言います。
 でもその表記を使った文章が出てくるのは最初の1ページだけだったんです。次のページからはいきなり漢字だけの文章になりました。だから台湾の子供達は小学校に入学する前にある程度の漢字を覚えておかないと授業についていけないとか。作文みたいな物が書けるようになるまでには相当数の漢字を覚える必要があるとも聞いています。

(最近では台湾でも中国と同様にピンインと言うアルファベットの発音記号で教える所が増えているそうです。ボポモフォの方がより中国語らしい発音になっているという人も多いそうなんですが・・・)

 まあいずれにしてもあのカリフォルニアから来た10歳の女の子が言っていた通り台湾の大学に入ろうと思ったらその勉強量たるや 日本の受験勉強の比ではないのかもしれません。
日本語のひらがなとカタカナの便利さにあらためて感謝!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?