川田独唱。(続き含む)
川田独唱
「時代や経済、社会に合わせ様相を変える、それがデザインだ。それが賢いやり方だ。カタチにだけ執着しても生き残れない。」
ギンタ独唱
「生き残りだけに目標を定めたやり方ではイノベーションは起こせない。コロコロまるごと変えていたのでは何一つ本質にたどり着けない。諦めからの変化と、段階的な進化では質が違う。結局迷い続け虚しく終わる。本当に生き残るのは繋げられる人だ。流行などいずれ終わる。」
ギンタ独唱
「歴史が証明している。最後まで生き残ったものたちのprocessを知ればわかる。綺麗事しか書いていない自己満足の本には書かれていない。そういうものは本人に直接聞いたものだけが知りうる事実である。」
川田独唱
「中身?process?そんなものはどうでもいい。勝たなければ全て無意味だ。精神論などクソの役にも立たない。結果良ければ全て良し。俺に操られていればいいのだ凡人は。」
ギンタ独唱
「コイツは頭の悪い奴がいたものだ。さぞかし醜く歳をとることだろう。まるでわかっちゃいない。我々は人間だということを。機械やロボットではない。さてアイスでも喰うか」
川田独唱
「死人にクチナシ。結果よければ全て美談だ。事実など誰もわからない。俺が書き換え残せばいい。賢い奴が最後に勝つのさ。さあ、俺のいうとおりにしろ、凡人たちよ、俺にはまだまだやることがある。先は長いのだ」
ギンタ独唱
「こりゃお気楽な御仁がいたもので。先は長いと?明日何が起こるかわかるのでしょうか?具体的で論理的な事を口にするわりに、やけに抽象的な事にすがっているようで、まあそのあたりも人間らしくはありますが。さてさてあなたはではいつ笑うのか」
川田独唱
「いつ笑う?笑って美味しい料理がでてくるのかい?遠くへすぐに行けるかい?お前のほうこそ抽象的だ。おまえは結局何もできやしないんだ。見ろ、俺には素晴らしい奴隷が富を運んできてくれる。俺が作ったSYSTEMさ。」
ギンタ独唱
「これはこれはさぞかし大勢の方のお役に立っている自負があるようで。さぞかし満たされた一生となりましょう。皆に尊敬され悲しまれる最後を迎えるのでしょう。何せ代償もそれ相応の屍があるようで。寝首をかかれまいと怯えながらも果たす使命感に感服です」
川田独唱
「やっと敗けを認めたな。そうだお前ごときが私に口を出すでない。考えずに言うことだけ聞いていればいい、お前の言葉には結果がない。私には結果がある、黙ってろ」
ギンタ独唱
「なるほど、なるほど。『あなたは過去の話』をしていたのですね?これはシッケイ。未来の話をしにきたつもりがとんだ勘違いで。どうりで噛み合わないわけだ。どうりで怯えた眼をしているわけだ。どんな美酒もあなたの前では同じなのかもしれませんね。」
動物の宴
ウサギ「ウダウダ言わずに踊ってるフリして、最後に得するのはこの私♪」
シカ「トニカクコイツを抱込めば後は・・・・・・・
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