見出し画像

雑記:「100分de名著 宮沢賢治スペシャル」

久しぶりに。
「100分de名著 宮沢賢治スペシャル」
やはり良かった。初見の時の過去のポスト↓

-

昨日観た「100分de名著 宮沢賢治スペシャル #1-#4」は、全4回の放送合わせて100分の短い枠で、賢治の一生、詩集『春と修羅』、童話集、『銀河鉄道の夜』などうまくまとめられていたように思う。
番組内で紹介される作品の朗読は映画監督の塚本晋也と原田郁子(クラムボン)が担当していて、ま、ふたりともとても良かった。

とくに原田郁子のキャスティングは興味深くて、バンド名の「クラムボン」が宮沢賢治の童話から採られた(おそらく?)のは置いといても、『銀河鉄道の夜』の朗読の時に流れていた楽曲がレイハラカミ。
レイハラカミが日本科学未来館のプラネタリウム(投影機「MEGASTAR-II 」)のために書き下ろした楽曲『暗闇の色』。そのCDには同じく宇宙の暗闇を題材にした詩の朗読一片が収められていて、その詩を書いたのが詩人の谷川俊太郎。
賢治の死後、宮沢賢治研究において(とくに『雨ニモマケズ』)、宮沢賢治を世に知らしめたひとりなのが谷川俊太郎の父で哲学者の谷川徹三。
で、上述の詩の朗読者が原田郁子。

ま、とくに深い意味なんてなく、知っている方が気楽にキャスティングしたんだろうけど。
ニヤニヤできたので長々と。

サポートの一部を誰かのサポートに繋げていけるのが理想です。途切れることなくー