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探究型のマイクロスクールに自分の息子が通うまでのあれこれ その④ 「急遽の合格繰り上げ。そして、小学校選びを振り返る」

さて、前回までのお話。

インターナショナルスクールに行かせたい → 諦める

めっちゃいい探究型の全日制マイクロスクールあるやん → 受験するも補欠合格

公立小学校でがんばろうー!! ← イマココ

過去記事は下記を参照↓↓↓

○vol.1 インターナショナルスクール入れたいけど編
○vol.2 東京コミュニティスクールとの出会い編
○vol.3 公立小学校でがんばるぞ編

1. 公立小学校の入学まで残り2ヶ月ちょっと。東京コミュニティスクールから一本のメール

11月末にはもう望みはほぼないと思われていた、東京コミュニティスクールへの入学。しかし、1月も下旬頃に一件のメールがありました。

「その後状況が変わり、辞退者がでました。まだ入学の意思はありますか?」

といった内容でした。

「うえええええぇぇぇ!!」

もう、ほぼほぼないと思ってたから、普通の公立小学校用のランドセルも揃えて、もう準備万端だったー!!でも行けるなら行きたい気持ちあるー!!

ということで、急遽長男に確認。

自分「前の、東京コミュニティスクールっていう、見学行ったところあるじゃん?あの小学校から、長男君とぜひ一緒に学びたいって、先生から連絡きてるんだけどどう?」

長男「うーん、じゃあ、そこいこっかな!」

めっちゃ簡単にOKやん。親のいうがままやん(笑)。大丈夫?探究心足りてる?(笑)でも、長男君がいいならすぐに入ることにしよう。そうしよう。


2. ということで、ようやく東京コミュニティスクール入学へ!

ということで、ようやくタイトル回収ということで、無事に長男君は東京コミュニティスクールへ入学が決まりました!

これで、探究型のマイクロスクールに息子が入学となりました。

さて、東京コミュニティスクールを、再度ここでご紹介。認定NPO法人が作っている学校であり、インターナショナルスクールと同様に、非一条校です。

一条校(いちじょうこう)とは、学校教育法(昭和22年法律第26号)の第1条に掲げられている教育施設の種類およびその教育施設の通称。狭義の「学校」のことであり、「学校教育」や「学校教育に類する教育」においては法による保証・義務・振興などを特にともなう。(wikipedia より)

えっと、どういう意味かといいますと、非一条校とは、簡単にいうと公教育という風に認められない系の学校ですね。であるがゆえに、学校は補助とかをもらえないんやでと。インターナショナルスクールの他にも、フリースクールなんかも該当します。なので、在籍としては公立小学校に在籍しなければなりません。(私立小学校は一条校に入る)

とはいえ、今は文科省も不登校児(その言い方も現場に則してはいない部分もあるけど)に対して、フリースクール等で学ぶことを良しとしてきています。(教育機会確保法にて、公立小学校に戻ることを前提としなくてOKに。)

ということで、インターナショナルスクールに入る時と同様に、公立小学校にはしっかりご挨拶にいき、事情を説明し、校長先生から許可をもらい、晴れて4月から東京コミュニティスクール生になることになりました!


3. あんまりわからない小学校の選び方

さて、振り返ってみても、はっきりいってわからないことだらけの小学校選びでした。それもそのはず、小学校は98%以上が公立小学校

ほとんどの人が特に小学校を選ぶという意識も少なく、「小学校は公立」という感じなんですねえ。

ちなみに私立が1.2%、国立が0.6%。

ほとんどが、公立小学校であり、自分の通う地区の小学校の口コミなんかもまずネットにはないので、公立小学校がどんな感じなのかは、保育園や幼稚園でママ友、パパ友から聞くしかありません。

教育熱心な親さんからすると、そこのところはやっぱり少し不安かも?ですね。


4. 私立小学校 - 年間100万円くらいだけど教育方針がぶれにくい個性ある小学校 - 

今回私立については、あまり書きませんでしたが、私立小学校はやはり名門小学校的な立ち位置のところも多く、親が自分も入っていたから入れるというパターンや、中学受験をさせたくないからという理由もあるそうです。

特に女の子の場合、思春期を迎えるのが男の子より早く、その時期を迎えると同時に受験という負担を強いたくはないという意見もありました。

なるほどー。いろんな理由があるんですね。もちろん、公立小学校と比べると、「学校の理念がぶれずらい」「教育方針に納得感をもって入学できる」「独自のカリキュラム(国際バカロレアがあったり)がある」とか、「少人数制で手厚い」など、いろいろな理由がありますね。

自分の考えと近い私立小学校があれば、これも一つ選択肢にはなりそうです。

学費はおよそ 100万円/年 前後。


5. 国立小学校 - 学費ゼロ!?なのに先進的な教育を受けられちゃう? - 

あと、意外と知らなかったのが、国立小学校。国立小学校は、教育実験校という位置づけで、国立大学法人が運営しています。

特徴としては、学費は公立と一緒で基本無料(だけど、通学が遠かったり、イベントが多かったりするので、公立よりはお金かかる)。

公立に行くという同級生の親さんも、国立だけは受けたりしていました。基本、教育熱心な親さんが受けるイメージです。

教育実験校という位置づけであることもあり、公立小学校より、リベラルで先進的なカリキュラムが採用されたりすることもあります。また、結構学校によって色が違うらしく、その辺りも調べる必要はありそうです。

とはいえ、基本大人気の国立小学校。倍率は10倍〜50倍程度と高く、また受験をしても、最後は抽選のためこちらも勉強したら入れるというわけではありません。

とはいえ、予算的に公立しか無理かなーという方は、国立という選択肢も知っておいて良さそうです。


6. その他スクール - インターナショナルスクールに、マイクロスクールに、フリースクール。文科省のカリキュラムに縛られないのが強み

インターナショナルスクールや、今回の東京コミュニティスクールなんかは、マイクロスクールということで、上記の学校統計にも入りません。

学費的には、東京コミュニティスクールも、年間100万円〜120万円くらいということで、私立小学校くらい。寄付金が税控除になる分、それより少し安いかな?とった形です。

有名どころのインターナショナルスクールの年間200万円超えに比べると、ずいぶん楽ではありますね...。

校舎も小さいけど、地域の施設を使わせてもらったり、グラウンドがなくても公園使わせてもらったり、そんなマイクロスクール

こうした学校は、文科省のカリキュラムに縛られないのが強みです。だから、思いっきり実験的な探究型学習や、海外のカリキュラムを日本でそのままやれたりします。

実際に、息子が入って3ヶ月半が過ぎましたが、とても刺激的な毎日です。またその辺りはレポートしていきたいと思いますので、お楽しみに!

↓探究学習の様子は下記の記事にちょっと書きました!↓

7. 最後にまとめの表を作りました

すごい、独断と偏見が入っていますが、なんとなく役に立てるように表を作りました。全然当てはまってない学校もあると思いますので、気になった学校を自分で調べるといいかもしれませんが、ざっくり全体感を感じられるといいんじゃないかと思いますので、共有します!

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