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厚紙製のシンプルな箱

――やってしまいました。買ってしまいました三善トモエリバーA4サイズ500枚包み。

三善トモエリバー

 いったん包装紙を解いた紙束はある種制御が利かず、手からすり抜けるように紙の端が揃わない。三善トモエリバーはとても薄い紙なのでちゃんとした箱に入れておかないとダメになりそう。

 通販で箱を探しましたが、A4箱って案外高額だし深さも足りない気がする。

 だったら自分で作るしかないなぁ、という事で調査。

 上記リンク先を見るに、厚紙で丈夫な箱を作る工程は然程複雑ではないようです。 検討のうえ、箱の大きさはは底面をA4サイズ、高さを5.5cmとしました。


紙箱の材料

 他に転用できるボンドを度外視すれば市販の箱ひとつぶんより安上がりになりました。

厚紙

2mmの白い厚紙

 底面の厚紙を一部切り落とすことを考え、A4より少し大きめサイズとなっているのを購入しました。

水貼りテープ

水貼りテープ

 Amazonの検索でトップにきたのを選びました。厚紙に合わせて色は白。

 水貼りが正しいのか水張りが正しいのかイマイチよくわかんないですがメーカーサイトでは水貼り表記だったのでこれで通します。

……しかしどうすんだこの量。

接着剤

 文具マーケットのワークショップで知ったボンドをそのまま購入。


紙箱作りの工程

厚紙の裁断

長辺の厚み合計の幅だけ切り落とす作業

 まずは底面のパーツを切り出します。長辺パーツ2枚分の厚み、すなわち4mmぶん切り落とせばいいので非常に簡単です。

 ただ、やはりリフィルストッカーの表紙と比べてかなり分厚いので、何回なぞっても下まで届く気がせず……最後の最後でカッターの方に力を入れました。

切り出した厚紙

 同じ要領で長辺パーツと短辺パーツを2枚ずつ切り出したのですが、長辺パーツ切り出しのとき定規をまっすぐ置くのに失敗し、やり直す羽目になってしまいました。

 カッターの刃もポキポキポキポキ。こんど替え刃を買わないと。

パーツの接着

切り口にボンドを塗る

 厚紙の切り口にボンドを置き、厚紙の切れ端で綺麗に均して接着します。このとき厚紙と厚紙を直角に、かつ端を揃えてくっ付けるのはかなり難しかったです。厚紙をカッターと定規で切り出してるのも微妙な歪みが出た原因かもしれない。

短辺を接着しているところ

 箱の見栄えに直結するのは上側なので、下側ははみ出しを許容してとにかく上側をぴったり揃えるよう頑張りました。

接着が完了した箱

 全てのパーツがくっ付くと箱! ってなってテンションが上がります。

水貼りテープによる補強

水張りテープを縦半分に折って片側に水を塗る

 水貼りテープを箱の高さぶんに切り出します。それを糊面が内側になるよう縦半分に折り、折った半分だけ水を塗ります。この状態で箱の角に沿って貼り付け、テープの残り半分にも水を塗ってから角の反対側に折って指で押さえます。

箱に貼り付けたら反対側にも水を塗って貼る

 何回か貼っているうちに、半分に折ったテープをそのまま箱の角に当て、箱に触れていない部分に水を塗って指で押さえて貼り、箱を回転させて残りの部分に水を塗って指で押さえたほうが狙った位置に貼れることに気がつきました。

内側の四隅に水貼りテープを貼る

 内側の四隅にも水貼りテープを貼りますが、この時は糊面が外側になるように折ります。

長辺にも水貼りテープ

 切り出した水貼りテープが長ければ長いほど難易度が上がりますが、全ての角に水貼りテープを貼りました。自分用なので多少テープに皺が寄っても問題ないです。


完成

完成した箱

 完成した箱はA4サイズの紙がぴったり入る大きさとなりました。そして500枚の紙束を入れても強度に問題はないようです。
 あと、紙を包んでいたシールを綺麗に剥がせたので箱に貼り付けておきました。

 まだコスモエアライトA4サイズ500枚がありますからね!

A4サイズの紙がピッタリ入る


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