自作「ポメラ」用ケースへの道:④前面パーツ作成・前編
いよいよケース作成に取りかかりますと前回宣言しましたが、大事な確認がまだ残っていました。それはプラスナップの取り付け可否です。
(前回の記事はこちら)
もともとテプラリボンで無印のソフトケース用タグを作るためにサンコッコーのプラスナップ用ハンドプレスは持っていたので、今回のケースの留め具はサンコッコーのエナメル調プラスナップ13mmとしました。
プラスナップをカシメるには生地に穴を開けてプラスナップの突起を通さねばなりませんが、以前突如として製本に興味を持った際にスクリューポンチと替え刃全種のセットおよび土台を買っておいたのでこちらも問題ありません。
歯切れで試してみたところ穴径は2mmがちょうど良さそうです。
パーツを組合せてハンドプレスでギュッとやったら無事にカシメられました。若干隙間が見えますがスナップがくるくる回ることもありません。
無事にプラスナップの検証も終わったので、前面パーツ用のオーロラPVC(の保護シート)に目印線を引いていきます。スーパーゲル裁断の際はホワイトボード用のマーカーを使いましたが、今回は油性マジックでしっかり引いてます。プラスナップをカシメたらオーロラPVCを平らに置けなくなってしまいますからね……。
線を引いたらポメラに被せ、プラスナップの配置バランスを確かめます。
今回はポメラの背から垂直方向に8cm、水平位置は中心と中心から左右10.5cmずつとしました。
オーロラPVCに位置決めの印を付けたらスーパーゲルを置く側の保護フィルムを外してスクリューポンチで穴を開けます。本当の本番なので凄く緊張します……!
ハンドプレスの奥行きよりも遠い位置にプラスナップを配置したのでちょっと苦労しましたが、なんとか無事にカシメることができました。
カシメる為に保護フィルムを取った後のオーロラPVCに直に触ったので綺麗にしておきます。こっちに指紋が付いた状態でクリアPVC被せまでやってしまったら取り返しが付きませんからね……。
さていよいよ片面の保護フィルムを剥いだスーパーゲルを載せてクリアPVCを――というところで大問題が発生!
厚さ3mmのスーパーゲルは思いのほか固く、プラスナップで見事に浮き上がってしまいました。
なんとかならないか押したり押したりしましたがどうにもならず……。
これではケースの前面に気泡が入った状態になり見栄えが著しく損なわれてしまいます。
本当はプラスナップの上にスーパーゲルを載せることでケースを閉じる時の押し込みからもポメラを保護するつもりだったんですが……。
一体どうなる!? 続きは後編で!
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