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自作「ポメラ」用ケースへの道①:仕様決め

 最近Twitter(現・X)にポメラ十五周年記念モデルの当選者さん達のポストが流れましたね。

 世代直撃のスケルトンボディ! 美しいパッケージはキャンペーン当選者限定ですが、200台限定で一般販売されました。なお数分で完売――

注文履歴

――しましたが買えました! 購入確定画面で何度もクレカ拒否られましたが同じ画面でボタンをひたすらタップし続けたらいけました。
 よってそのうち我が家にもDM250XCrystalが届きます。スケルトンなので持ち運びの際はなるべく傷つかないようにしたいですよね。なのでケースが欲しいところですが、オフィシャルなハードケースが高い! 本体価格の一割以上する!

 DM200買った時に一緒に買ったケースはそこまでしたっけ……? あと縦型なのが自分の好みからはちと外れるなぁ、ということでアンオフィシャルなケースも探しましたがやはりピンと来ない。
 じゃあ無ければ自分で作ればいいじゃないか、ということでケースを自作することにしました。

 この時点でオフィシャル品買うよりコストかかるの確定と言ってはいけない。

 スケルトンなポメラを入れるならクリアな素材がいいな、でも最低限の耐衝撃性は欲しいな、あと当然横型――ということで決めた方針は下記の通りです。

・中がある程度透けて見える素材で作ること
・耐衝撃性を考えた構造にすること
・ミシン不要であること

――義務教育時代からミシンとは和睦できないんです。あれば便利かなと思ってるんですが収納場所も無いですし。

オーロラPVCにスーパーゲルを重ねる予定

 恐縮ですが過程をすっ飛ばさせていただき、ケースの素材はオーロラPVCとし、透明なハイパーゲルを内側に重ねることとしました。蓋はプラスナップで留める予定。

 続いてはケースのサイズですが、公式サイトに記載されているDM250の外形寸法は「約263(W)×120(D)×18(H)mm」で、これは前機種のDM250と同一です。

DM250とケース

 写真は私のDM250および同時に購入した横型ケースとなります。このケースの各サイズを測れば良いでしょう。見た限りケースにマチは無く、前面パーツ&蓋と背面パーツを縫い合わせ蓋はマグネットで留めています。

前面パーツのサイズ計測

 前面側は10cm(マチを入れて10.5cm)と公式の外寸より2cm短い。これはケースからポメラを取り出しやすくするための工夫でしょう。

背面パーツの計測

 一方で背面側は12cm(マチを入れて12.5cm)、公式の外寸情報通りです。

蓋のサイズ計測

 蓋の部分は6.5cmぐらい。

幅のサイズ計測

 横幅はマチを入れて27.5cmぐらいです。このあとポメラを出して再計測したところ、前面パーツ11.5cm/背面パーツ13cm/蓋パーツ6cm+4cm/横幅28.5cmでした。

 蓋のカーブとマチ以外には板かなにかが入っており、公式の外寸と計測結果から見るとスーパーゲルを前面パーツ10cm/背面パーツ12cm/蓋6cm が必要です(しまった前面パーツぶんが足りない)。

オーロラPVCとスーパーゲルを重ねてDM250に巻いてみた

 あと実際に素材を触ってみて感じたのは、厚み0.4mmのPVCは以外と硬いなーってことです。縦長のPVCを巻いて横だけ接着して作る予定でしたが、それだと左右をふさぐための別パーツをつけないと不格好になりそう。
 写真のオーロラPVCは次の段階の検討のためにお試しで買った小サイズのシートなんですが、これを2枚用意してそれぞれにスーパーゲルを貼って接着する方が行程の難易度も下がって楽かもしれません。

 ちなみにポメラ十周年のときもスケルトンだったんですね。二十周年もスケルトンあり得るあり得る。


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