春のガラスペン(購入)まつり:24/03/16号(紙博東京編)
ガラスペンより紙に理性を飛ばした「紙博東京 vol.8」編です。いやガラスペンは確かに買ったんですけどね!?
――ちょっとどころでなく買いすぎたんで戦利品詳細は別の記事で紹介します!
前回記事
今日の目的
TAG STATIONERYで軟質ガラス製ガラスペンとインクを購入する
京都のTAG STATIONERY(以下、本文ではTAGと表記)のオリジナルガラスペンは硬質ガラス製がメインで軟質ガラス製はオンラインショップでも入荷はまれです。去年の紙博から買い逃し続けているので今回こそ買います。
また「選べるインクセット」のインクのラインナップが変わるはずなので全色揃えたいです。
新商品の「光箔- 霧 - 」も2セットは欲しい。通常の使用方法だけでなくメタリックデコペンやウチハクのりを試したい(邪道)。
八文字屋でくらげレースケーンのガラスペンを購入する
八文字屋×kokeshiコラボのレースケーンのガラスペンがあったら買います。これもずっと買い逃している……。
アワガミファクトリーでアウトレット品を購入する
紙博公式のリポストで知ったのですが、アワガミファクトリーというメーカーが和紙素材を色々出すとのことで、今後の製作に使えそうな和紙を調達します。
竹紙製品を購入する
去年の紙博では現ナマの用意がおぼつかず諦めたものにMEETS TAKEGAMI(以下、本文ではTAKEGAMIと表記)の紙製品があります。国産竹100パーセントの紙がどういうものなのかとても興味があります。
その他気になる商品を購入する
紙博公式サイトの商品カタログで気になったものを買いたいです。どう見ても予算考えてない目標です。本当にありがとうございました。
いざ紙博東京へ
開始時刻は9:00とこの時点で他のイベントより早いのですが、主催が運営している有料SNS「手紙社のブイン!」の登録者(以下、SNSをブイン!・登録者を部員と表記)は数量限定のアーリーチケットを購入できます。
部員の入場開始は8:50ですが、入場開始時間を早める可能性があるので早めの到着を推奨する旨の事前アナウンスがありましたので、8:30までに都立産業貿易センター台東館に着くよう家を出ました。
現地に着くと目を疑うような長蛇の列。
これでは部員入場時間に間に合わないと思い、列整理のスタッフさんに部員はどうすればいいか質問すると列に並ばず建物に入って部員専用待機場所に行くよう言われました。
部員入場開始
あまりの来場者の集まり具合に、案の定一般入場開始が10分繰り上げられました。従って部員入場も8:40に。
紙博会場は4F〜6Fで部員待機場所は5Fなのですが、リストバンドを手首に巻けば入場開始後すぐに別のフロアに行ってよいとのこと。
一般入場開始前に混みそうなブースでの買い物をどれだけ済ませられるかが勝負です。なので事前にプリントアウトした地図でどう回るか決めていました。
まず5Fの時間掛かりそうなオーダーノートと包装紙バイキングをチェックし、6Fに移動してツバメノート、八文字屋、TAG、JAMレトロ印刷・SURIMACCAの順に回ってから4FのWACCA、アワガミファクトリー、TAKEGAMIに行くというプランです。
※部員入場開始から一般入場開始前までのあいだは慌ただしすぎて各ブースの写真撮影ができませんでした。あらかじめお詫びを申し上げます。
TAG STATIONERYでガラスペンを買う
5Fのオーダーノートはリフィルがピンとこなかったこと、包装紙バイキングは時間掛かりそうなことから諦め、早々に6Fへ移動。
フロア中央に開場待ちの人達がすし詰め状態になっててビビりながらも予定通りにブースを回ります。
ツバメノートのイベント限定セットなどを購入してTAGブースへ。
今回軟質ガラス製ガラスペンはあるか質問すると、「選べる手書きセット」のみの扱いとのこと。これは好きなつけペンとインク5色を選ぶセット商品なのですが、どうせインクは10色コンプの予定だったので何の問題もありません。
光箔も2セット追加してお会計。いつもだったらスタッフさんと話し込むんですがすぐに八文字屋へ。
しかし八文字屋は今回くらげレースケーンの取り扱いが無く、先行販売のインクも荷物が間に合ってないとのことで何の戦果も得られませんでした。無念。ガラスペン自体は発注済みではあるとのことで今後に賭けます。
和紙をいろいろ物色
4FではまずWACCAのブースへ。三越文具フェアで購入したMYひとしめの紙博版掛け紙は単品販売するとのことでそれ狙いです。
ところが文具フェアより増えた紙の種類にアッサリ陥落。すかし入りの紙でひとつ締めて貰い、選ばなかった方の掛け紙を単品買いです。
お次は遂に今回の大目的の一つであるアワガミファクトリーです。
うおお、大きい和紙がこんなにたくさん……!!
特価品は同じ種類が2枚以上あるものがはほぼ無くかえって選ぶのが大変。落ち着いた色合いばかりだったので華やかな和紙もついつい手に取ってしまいます。
そして凄く気になったのが、漆などを塗った和紙。耐久性や耐水性とか良さそうで「これで何か作れるかも」という意欲がめっちゃ湧いてきます。特価品すら結構なお値段がするのですが、漆を塗った紙と金属箔を貼った上から漆を塗った紙の2枚を買いました。
竹紙と出会う
4F最後のお目当てはTAKEGAMIブース。ディスプレイにめっちゃインパクトがあります。
当初は筒型容器に入ったメモの購入を考えていましたが、初の竹紙なのでオーソドックスにノートにしました。
B5サイズは未晒しの茶色、B6サイズは使いやすい白にしたのですが、会計後に大問題が発覚。
手紙舎雑貨店ブースでクッキー缶の支払いをするとき気付いたのですが、最初に買うと決めたB6サイズの竹紙ノートを手に持ったまま別のB6ノートを他の商品と共に店員さんに渡していました。
流石に長時間手に持っていたノートを返すのは忍びなく、状況を話して追加でお金を払いました。
手紙社の部室で休憩
部員チケットは早期入場以外に専用の「部室」が設けられており、そこで休憩したり他の部員さんと交流したりできます。
一通り買い物をした後に戦利品の整理をしたのですが、念のため持ってきていたエコリュックがパンパンに。あとやっぱり漆塗りの紙がヤバい。
貴重品以外は預けられるので、これ以降は部室を拠点として事前チェックしていた「余裕あれば立ち寄る」ブースを探しに行ったりしました。
自分にハガキを送る
紙博東京では浅草郵便局が臨時出張してきており、紙博オリジナルの日替わり風景印を押して貰えます。
私は積極的な蒐集者ではありませんが、旅先などで可能であれば風景印を押したハガキを自分宛に出すのが好きです。
ちゃんと万年筆は持参していたので、それで宛名を書いて5Fの臨時出張所で風景印を押してもらいました。来週は水曜が祝日なので届くのは少し遅れるかな?
少しどころではなく遅く届くハガキも6Fから出すことができます。到着予定は2025年3月15日ごろのタイムカプセル。こちらもお願いしましたので忘れた頃に届くと思います。
その他購入したブース
BOX&NEEDLEは去年ジュエリーボックスとお道具箱を購入したブースです。今年は様子見だけするつもりが、つい詰め合わせの福箱と2つ目のお道具箱を買ってました。
貼箱KITはいちどは購入を取りやめましたが、箱に紙を貼る練習のために購入。
その隣に位置していた&PAPERSは最初インテリア用の紙に惹かれたのですが、ディスプレイ台がブツ撮りに良さそうと思ってオーバルの白黒ふたつを購入。ごめん茶色。
冷静に考えるとディスプレイ台こそ自分で作れ案件なんですが、正直正方形か長方形しか自信がない。
おやつ関連はまず週末百貨店。レモンケーキ「週末シトロン」の美味しさは手紙舎通販で取り寄せたので知っていました。
今回は限定巾着に週末シトロンとドリップコーヒーが二つずつ入ったセットを購入。あ、いま思い返すと期間限定味も買っとくべきだったな……。
こちらも手紙舎通販経由で知っていたひなのやはサブレ缶が好きなんですが今回は取り扱いナシ。でもサブレ缶の隙間埋めに詰まってたポン菓子が美味しいのでプレーンのポン菓子を買いました。
活版印刷の貸出票が気になって立ち寄ったAUI-AŌ Designは面白いものがたくさんありました。
選んだ活字を瓶に入れて売ってくれるのですが、使いやすそうな文字は既に品切れなのでその中から単語が作れるような文字を探すのは楽しかったです。あと先述のおめでトーストはこちらで買いました。
JAM レトロ印刷・SURIMACCAでは将来に備えてSURIMACCAの限定色インクを買ったのですが、結局本体セットも後から購入。またペーパービュッフェは使いやすそうな白が多かったので白系と限定紙のじゃこで組みました。
去年発売されたカニサバさけに続いて果物系登場。どう活かせばいいかまだ思いついていないんですが買わない後悔はしたくなかったので購入しました。
余談
今回は離脱するまで昼食休憩は取りませんでした。でも流石に疲れたので帰りに昆布アイスを食べました。
バニラアイスの上からとろろ昆布などを載せた難易度バカ高い一品です。お店の方が服に落ちたとろろ昆布は店内で払い落としても良いと仰ってくれたので安心して食べることができました。
このアイス、真価はアイスを食べ終わったあとのコーンにありまして、普通のアイスやソフトクリームならスカスカなところにとろろ昆布がギッシリ詰めてありました。そしてとろろ昆布がワッフルコーンにめっちゃ合う……!
戦利品はこちら
次回予告
次の舞台は大阪! でもどこまで書いていいのか読めない!
私のガラスペン狂いの歴史を知りたい奇特な方は下記もどうぞ。
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