これいい!と思った株でも、意外に買えないよね~
銘柄の分析は「どっちも」ってひとが多い
前回、テクニカル分析って奥がふかーいって話しをした。
各銘柄を分析する手段として、代表的なのはファンダメンタル分析・テクニカル分析に分かれる。
人によって、どちらの分析に重きを置くかは違う。
ただ「ファンダメンタルだけ」「テクニカルだけ」という風に、片方だけに全集中する投資家は少ないのではないだろうか。
ワタシも二刀流である。
重視する割合は、ファンダメンタル7:テクニカル3といったところだろうか。もちろん、その時々の相場状況や、銘柄によって重きの割合は変えているが。
良いなと思った銘柄のファンダメンタルを調べる。
資産性が高い、成長性が見込めるなどの理由で、売買を検討する。
そのあとで長期の動向、ここ数日の動きをチャートで確認。
これがワタシの基本的なルール。
直前の決算発表が良かったとしても(史上最高益を更新など)、その銘柄のチャートがうなぎのぼりとは限らない。むしろ、下がっている場合も多い。
チャートよ教えてくれぇ~ 君はどこへ向かうのか!?
「下落トレンド真っ只中か」
「押し目なのか」
「うーん、しばらくはレンジが続くかな?」
「ようやく、上昇トレンドが来る直前!? 」
株価が今後、「上昇」に向かうのか 「下降」に向かうのか。
これは後になってからしか分からない。
我々にできることは予測する、その精度を上げるのみだ。
自分の判断で、ここぞというタイミングで買いのボタンをクリック。
まぁ実際には、資産性バッチリ成長性も見込める銘柄というのは、多くの人に既にマークされている。
これは!と見込んだ銘柄、勇んでチャートを開けてみたとしよう。
「うぅ、高すぎて買えない・・・チーン」
空へ空へ、一直線に伸びていくチャートを仰ぎ見ただけで終わることも多い。
逆もあり。
「ファンダメンタルはバッチリ!」と血気盛んに臨んでも、なぜかチャートは地を這っている、そんな銘柄もある。
なぜこんなに安値で放置されているのか・・・これはこれで食指を動かしにくい。
実際には「買えない」ことも多い
とまぁ、株式投資をするぞ!と意気込んでも。
チャートをみて、「買えない」「買いづらい」判断する方が多い。
ちょっとした不安材料に目をつぶって資金を投じて、うまくいったことはほぼ無い。はじめの頃のよう、勢いだけで突っ走れないのさ。
株式投資のリアルを知れば知るほど、オトナになっていく・・・かな。
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