俺お前ビリーブ / BUMP OF CHICKEN 『BELIEVE』・星野源『くだらないの中に』
新年早々、不安になるニュースが多くて心がざわつく。
疲弊する。
そんな時は、必要以上に不安になる情報を取りに行かないで、真逆の「くだらないこと」をたくさん思い浮かべたい。
「くだらない」の意味は、
なのだが、メンタルを落ち着かせるための「くだらない」は逆に「価値がある」と思う。
くだらなければ、くだらないほど、良い。
「くだらない」で思い浮かぶのは、
星野源の『くだらないの中に』という曲。
この歌自体は、くだらないどころかめちゃくちゃ名曲で、温かい愛に溢れている。
メロディから歌詞から、何もかもが大好き。
「でも、それ自体がくだらない歌ってなんだろう?」と考えていたら、BUMP OF CHICKENが浮かんだ。
『orbital period』という2007年のアルバムに入っている隠しトラック。
今まで完全に忘れていたが、ふと思い出した。
一時期あんなにハマってたのに、いつのまにかすっかり忘れていた。
この歌(寸劇?)は、本当にくだらなさすぎる。
歌詞に意味がなさすぎて引用する意味もないかもしれない。
途中、「それトリプルミーミングじゃね!?」と言っているが、正しくは「ミーニング」である。
(でもたぶんわざと間違えている)
当時、MDウォークマンだったかミュージックプレイヤーだったかで聴いていた気がするが、お気に入りで何回も聴いていた。
もう本当に、くだらないやりとり。
なんの意味もない。なんのメッセージ性もない。
男4人がふざけてただワチャワチャしてるだけ。
だから良い。くだらないからこそ良い。
くだらないの中に、意味やメッセージなんていらない。
本気のくだらないことにはそれ自体に価値がある。
他にもくだらない歌がたくさん。
大人になって、すっかり忘れていた。
くだらないものこそ、疲れた心に効く気がする。
悲劇の時こそ、喜劇を。
くだらない音楽をありがとう。
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