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「桜の花、舞い上がる道を」   エレカシ有明ライブに参戦して来ました

長男、一年越しで大学に合格しました。
受験勉強の辛さに布団から出られない日々も、全てを投げ出したくなった時も、ひたすらご飯を作り、平静を装って応援して来たこの2年。

応援団長の母ちゃんも、心細い夜はあります。毎日聴いていたのは、数年前から敬愛してやまない宮本浩次さんの歌でした。
特に「俺たちの明日」を何回ともなく聴き、
さあ頑張ろうぜ、のフレーズに支えられました。一番疲れが出てくる時間帯の夕方に、ご飯を作りながらキッチンで聴く「頑張ろうぜ」の囁きは何よりの心の点滴でした。

2月に入り、受験が佳境に入った頃に知った「桜の花、舞い上がる道を」は浪人生の息子にぴったりで、聴いていたら本人も「この曲いいね、俺のことだ。」と、かなり気に入った曲です。

そこで母ちゃん、浪人生を支えたご褒美と合格祝いにかこつけて、エレカシライブに申し込みました。
2回当選し、贅沢なことに1回目は長男と、2回目はパパさんと参戦して来ました。

宮本浩次さんのライブは昨年、初めてソロの代々木ライブに行って以来です。長男は人生初ライブがエレカシということになります。

ノンストップで30曲近くを歌い上げたライブは、ただただ凄かったです。
とにかく歌が上手い!エネルギッシュで力強く、チャーミングでセクシーで、子犬のようだったり、獣のようだったり。変幻自在な姿と歌声は聞き惚れてしまいます。

戯曲を観ているような曲、いつも聴いていた励まし系の曲、切ない恋愛の曲、メッセージ性の高い曲。どれも文学への造詣が深い彼の叙情的な詞で紡がれ、確立された世界観へ誘われます。でも、あんな細い体のどこからエネルギッシュな力が涌き出るのでしょう。どうか長生きしてください。ファンの切なる願いです。

隣に家族がいるので目がハートになるのを必死に堪えましたが、ナマ宮本浩次さんを拝めて、ナマ歌を聴くことができて、本当に良かったです。余韻で暫く生きて行けます。

「桜の花、舞い上がる道を」が春らしく幻想的でした。長男は「本物を聴けて良かった。」と感動していました。

宮本さんがテレビのスッキリ最終日(31日)に出演すると知り、楽しみにしています。

会場には私と世代が近いマダムがたくさん集い、そこかしこで嬉しそうに話していました。
きっと普段は育児や介護、仕事等、目まぐるしい日々を送るお年頃。
それぞれ生きていたら色々ありますが、憧れの存在を糧に頑張ることができるお仲間がたくさんいて、嬉しくなりました。
推し活は人生に不可欠です。
皆さんの人生に幸あれ。












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