【週末1on1気付き日記】沈黙を恐れない

1on1の時間で多くの人が恐れるのが沈黙の時間です。お互いの会話で話が続かない、相手が話してくれない、場を繋がないとと焦り、結果的に聴くどころかずっと話してる、みたいな1on1になりがちです。
もちろんお互い何を話していいかわからない、と言うような沈黙は気まずいだけですが、「良い沈黙」の時間を作り、相手の内省を促す様にするととても満足度の高い1on1になることが多いです。良い沈黙を作るためのコツは、

①相手の話した内容をおうむ返しで繰り返して話す
②相手の話した内容について感情を確認する
③相手の話した内容について、具体化・抽象化・事例で確認する

の①②③を繰り返すことです。慌てず焦らず相手から言葉が出るのを笑顔で頷きながら待ちます。

例えば①の場合、相手が「上司がわかってくれなくて困ってるんですよ」と話されたら、「上司がわかってくれなくて困ってるんですね…、うん、うん、そうか…」で待つ。ここまでリピートしなくても、「わかってくれないのか…」とか「困ってるのか…」でもいいです。それで待つ。相手の言葉が出るまでひたすら待つ。怖いですがそれでOKです。

ここで待つのがどうしても怖い場合は、②か③の出番。②なら「困ってるっていうのはどんな感情なのかな」とか「上司はどんな気持ちなんだろうね」とか。③なら「もうちょっと詳しく聞いてもいい?」とか「それって要はどういうことなんだろうね」とか。フワフワした質問ですが、相手が次に考えるキッカケを渡せばOK、あとは考えてもらって話してもらう。こちらは①②③のどれかをしてまた待つ。を繰り返します。

気が付けば話が弾んで、相手がたくさん話して頭が整理できてよかった、となることがほとんどです。
是非試してみてください。

今日は以上です。

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