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働く子育て女性のメディアMolecule(マレキュール)のアカウントです。「仕事が好き」だけど家族も大事。そんなあなたが「わたし」らしく働き、生きるヒントを探求できるインタビュー記事を配信しています。https://molecule.news/

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  • 編集後記

    • 20本

    Molecule(マレキュール)のB面。ライターのひとりごと。

最近の記事

夫婦ゲンカは悪じゃない!カウンセラーに聞く「夫との上手な戦い方」

「ケンカは必ずしも”悪”ではありません。夫婦ラブラブ、仲睦まじく、を理想だと考える人が多いのですが、それって極めて非現実的なんです」 そう語るのは、沢野まもるさん(以下、沢野さん)。夫婦間のコミュニケーション、家族心理学の専門家です。 バレンタインデーには、大切なパートナーに日頃の感謝の気持ちや愛情を伝えたい。 でも、小さなわだかまりがあるしどうも最近夫婦の関係性がしっくりいっていない気がする……。 マレキュール読者の中にも、そんな方がいるのではないでしょうか。 夫

    • 在宅アナウンサーを当たり前にしたい。ポストコロナ時代の伝わる話し方・伝え方

      コロナ以降、デジタルのコミュニケーションが広がりました。ところが第5類に移行した今、再びアナログのコミュニケーションの重要性が増しています。 コミュニケーションでは「何を言うか」に意識が向きがちですが、それ以上に声のトーンや表情がとても大事と語るのは、アナウンサーで株式会社 トークナビの代表・樋田かおりさん(以下、樋田さん)。 アナウンサーのスキルを生かした研修講師や、企業広報を代行する事業「女子アナ広報室」を運営している樋田さんも、対面とオンラインのコミュニケーションで

      • 今年こそ願いを叶えよう。ヨガと年はじめにつくる理想の自分

        2024年が始まりました。新年は「新しいことにチャレンジしたい」と意欲が高まりますね。 こんなとき、よく話題に上がるのが「運動習慣」。しかし、「忙しくて続かない」という悩みをもつ方も多いのでは? 早川沙登子さん(以下、早川さん)はNY在住のヨガインストラクターです。4歳の娘を育てながら、インストラクターのほか子育て講座の講師としても活躍しています。 忙しい日々でも生き生きと過ごしている早川さん。ヨガのメリットは身体面の健康だけではないようです。 早川さんは、ヨガから何

        • 「お直し」に魅せられた縫製士が語る、好きなことを仕事にする生き方

          SDGsの注目とともに、近年は服飾業界でも「お直し」の需要が高まっています。「SDGs」といえば、世の中のためにいいことをしているというイメージが強くあるかもしれません。 「お直し」の魅力に惹かれた大山愛美さん(以下、大山さん)は、衣服の仕立て直し業Coatolieを経営。現在では5店舗を運営し、今では縫製技術者の育成や海外支援など幅広い活動をしています。 彼女にとって縫製は「好きなこと」。 誰かのためにやっているという気負いはありません。しかし彼女のように「好きなこと

        夫婦ゲンカは悪じゃない!カウンセラーに聞く「夫との上手な戦い方」

        • 在宅アナウンサーを当たり前にしたい。ポストコロナ時代の伝わる話し方・伝え方

        • 今年こそ願いを叶えよう。ヨガと年はじめにつくる理想の自分

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        記事

          私が思うより、世界はやさしいーLGBTの母に学ぶコミュニケーション

          「家族とは、『たまたまご縁があって一緒にくらしている人たち』。今はそう思っています」 そう語るのは小野春さん(以下、小野さん)。子育てするLGBTとその周辺をゆるやかにつなぐ団体「にじいろかぞく」の共同代表です。 小野さん自身、同性のパートナーとステップファミリーを作り上げてきました。ステップファミリーとは、子どもと一緒に結婚や同居をしてできた新しい家族、家庭のこと。 今、小野さんは法律上の性別が同じカップルが結婚できないことが​憲法違反だとする「結婚の自由をすべての人

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          私の「強み」は一貫性のないキャリアから。誰もが持っている”専門性”の見つけ方

          今、リスキリングが注目されています。AI時代のこれからを生き残るには専門性がないといけない。そんな話がまことしやかにささかれています。 「なにかしなければ」と思ってはいても、自分のキャリアにコンプレックスがあってなかなか動けない人は多いかもしれません。 異動を繰り返していた、バックオフィス業務ばかりだったなど。そんな方にご紹介したいのはJ.H.Wellnes代表の野々下直子さんです。 野々下さんは早稲田大学卒業後、半導体の総合商社や大手IT企業、フィットネストレーナーを

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          働き方と学び方はつながっている―N/S高職員「かっこいい父」への道

          学校になじめない子どもたちが増え、学びの多様性に注目が集まっています。 選択肢の一つが通信制高校です。しかし、「進路が不安」「周囲の目が気になる」といった声も聞かれます。 そんな中、生徒数が急増し今や日本一のマンモス校になっているのが学校法人角川ドワンゴ学園N/S高等学校(以下、N/S高)です。ICTや専門分野の教育に力を入れていることや進学・就職の実績がしっかりしていることが躍進の理由と言われています。 しかしN/S高の魅力はそれだけではありません。「生徒が自分の生活

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          「自分まるごとエンタメ化」計画ー”かわいい”をあきらめない私へ

          「あなたの人生の目標は何ですか?」 もしこうたずねられたら、私たちはすぐに答えられるでしょうか。 仕事や育児など、目の前のことにひたむきに取り組んでいる。でも、人生で達成したいことは何だろう。そう改めて考えてみると、すぐには出てこない-そんな人も多いかもしれません。 株式会社rainboww代表取締役であり歌手の顔ももつ朱静儀さん(以下、朱さん)の答えは明快です。 「私の人生の目標は”エンターテイメント”。それしかありません」 朱さんにとって、会社経営とエンターテイ

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          ダメな自分も愛せる?あした死んでも後悔しない「鋼の自己肯定感」

          「自己肯定感」という言葉がよく聞かれるようになりました。 しかし、「自己肯定感」とは一体何なのでしょう。 「何かができれば上がり、できなければ下がる。状況によって上下するもの」と考えていませんか? 「失敗したら下がってしまう。それは本当の自己肯定感ではありません」 そう語るのは宮崎直子さん(以下、宮崎さん)。『鋼の自己肯定感』を出版し、自己肯定感を身につけるためのセミナーやコーチングセッションを提供するライフコーチです。 宮崎さんの考える、本当の意味での自己肯定感と

          ダメな自分も愛せる?あした死んでも後悔しない「鋼の自己肯定感」

          「妻の活躍を特等席で応援」天才を妻に持つ平凡な夫に学ぶ、変化し続けるパートナーシップ

          「夫婦のうち、片方が夢を叶えるため定期的に海外へ。片方はほぼワンオペで育児をしながら留守を守る」 ―そんなケースを聞くと、私たちは無意識のうちに「夫が海外、妻が育児」とイメージしがちです。 しかし、真逆の家庭もあります。 PRプランナー・澤田知之さん(以下、サワディーさん)の妻は、岡嶋かな多さん。著名な作詞作曲家です。 自ら夫妻を「天才の妻と、平凡な夫」と言い切るサワディーさんは「妻の活躍を特等席で応援し続けたい」と、徹底して妻をサポートしています。 妻が海外に行き

          「妻の活躍を特等席で応援」天才を妻に持つ平凡な夫に学ぶ、変化し続けるパートナーシップ

          「片づけはノウハウじゃない」ときめく暮らしを作る、理想の描き方

          「再来年にはアメリカ移住を予定しています。1年のうち半分日本、半分海外。いろんなところに行っていろんな素敵な人に会いたいという理想が叶いそうです」 そう話すのは株式会社KMJでコミュニティーディレクターを務める鈴木美帆子さん(以下鈴木さん)です。 KMJは近藤麻理恵さんの「こんまり®メソッド」を基盤に、教育・研修事業、メディア事業、プロダクト事業を手がける会社。今や米国で「KonMari」「Kondo」は「片づけ」を意味する新たな言葉として使われるほど「こんまり®メソッド

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          不登校は問題じゃない?外資系から介護への転身で見えた”普通”

          不登校が増えています。 これまでも、GWや夏休みなど長い休みの後は不登校が増える傾向にありましたが、コロナ禍以降、その傾向は顕著になっているといわれています。 子どもは毎日登校するのが「普通」。 そう思っているMolecule(マレキュール)読者は多いかもしれません。我が子が不登校になると、どうにかして学校に行かせようと考えるのではないでしょうか?? 一方、子どもの不登校に直面しても軽やかに生きている人がいます。訪問介護の分野でコーディネーターをしている森山由記子さん(

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          なぜ余裕がない?世界一睡眠時間が短い日本のワーキングマザーが呪縛を解くには

          「すみません」 ワーキングマザーの多くが、さまざまな場面で頭を下げています。 時短勤務で仕事を切り上げる時、子どもの発熱で休むとき、お迎えの時間に間に合わなかった時など。 「母親だからちゃんとしなきゃ」と思うからそうするわけですが、いつの間にか心や生活全てに余裕がなくなっているように感じるのは気のせいではないはず。  心の呪縛から解かれるためには、どうすればいいのでしょうか。 世のワーキングマザーが睡眠時間を削ってまで自分の役割を果たさなければならないと考えるのはな

          なぜ余裕がない?世界一睡眠時間が短い日本のワーキングマザーが呪縛を解くには

          世界一周した元教員のライフコーチがモヤモヤにアドバイスしないワケ

          つらい時や悩んでいる時は、人に話を聞いてもらうだけで心が軽くなります。でも、悩みが大きかったり漠然としていると、誰に話していいかわからないこともありますよね。 一方、家族や友人だから話せないこともあるのではないでしょうか。 そんな方におすすめしたいのが、コーチングです。しかし、まだまだメジャーなものではないので、聞いたことがないという人も多いはず。 「子育ても仕事も一人で頑張る働く子育て女性こそライフコーチを知って欲しい」と話すのは、小学校の先生からコーチングの世界に入

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          不本意なキャリア中断が拓く新しい道。偶然をチャンスに変えるには

          「自分らしく働き続けるにはどうすればいい?」 働き方が多様化している中でも、自分らしく働くことができているのは少数派なのかも知れません。これまでと同じように正社員やフルタイムで働きたいのに、育休からの復帰がかなわなかったり、復帰したものの仕事と育児の両立ができなかったり、キャリア中断にはさまざまな形があります。 働き方を変えるには、行動しなければならない事はわかっていても、行動の仕方がわからない、思うようなチャンスに出会えないと悩んでいる人は多いです。 夫の海外赴任に同

          不本意なキャリア中断が拓く新しい道。偶然をチャンスに変えるには

          自分らしい夫婦って?本音で向き合うパートナーシップの作り方

          夫の外出は「行ってくる」という報告なのに、「なぜ、私は許可が必要なの?」とモヤモヤした経験はありませんか? 日本で共働きしている夫婦は、本当の意味で対等とは言えないケースが多くあります。モヤモヤした気持ちを抱えつつ「母親になったんだから」と我慢する人もめずらしくないかもしれません。 でも、我慢の上に我慢を重ねるってつらすぎますよね。 働く子育て世代が、自分のやりたいことを育んでいくには、夫婦のあり方から見つめ直すことが必要です。 2人の子を持つ母でありながら、自分らし

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