No.61 フランス・ブザンソン駐在妻、パリの観光地を完全無視して布を買い漁る1泊2日の弾丸旅行🇫🇷
2023.4から約1年間、夫とのフランス・ブザンソンでの海外赴任生活をお届けする駐在妻のnote。
(2023.10.30)
先日夫が学会のために日本に一時帰国することになりました。夫を見送るという口実で1泊2日の弾丸パリ旅行に行ってきました♪
私はもともとガイドブックに載っているような観光地、凱旋門やルーヴル美術館、エッフェル塔などにはあまり興味がありません。そもそもガイドブックに載っているなら写真で十分と思ってしまいます。
駐在妻の目的はひとつ。
パリで布をたくさん買うこと!
パリに限らず世界中の繊維街に行きたい(^^)
午前中のうちにパリに到着しました。
パリの街はなんというか、人の少ない東京という感じでした。歴史のある建物も多いけれど、近代的な建物も多くて、ブザンソンと比較すると道に落ちてる犬のうんちが少ない!
時間に限りがあるので早速繊維街へ。
パリの繊維街はThe Basilica of Sacré-Cœur de Montmartreの周辺にあります。
布屋さんが通りいっぱいにあってテンション上がります⤴️
日本と比較して布はかなり乱雑に置かれています。
お店によっては埃もすごいです。何人かのお客さんがマスクをしていたので、繊維街に行く時はマスクあった方が良いかもしれません。
お店は大きいお店から個人経営っぽいお店までさまざまです。扱っている布もさまざまですが、日本と比べるとお洋服に適したポリエステルやシルク、ニット布地が多い気がします。
個人経営のお店はお客さんがほとんどいなくて、やや入りにくい感じがします。でも入ってみるとやっぱり楽しくて、私は個人のお店でシルクを購入しました。
5m欲しい旨伝えると、全部で6.3mあるから5.5mの値段でどう❓と聞かれOKしました。
日本の布屋さんではシルクはあんまり見かけません。
そしてヨーロッパだからか、人気のイタリア製の布地もたくさんあります。
次は少し大きめのお店に入りました。
イタリア製の布地が3mで55€。
3mあればワンピ作れる。でもちょっと高い。
悩んでいると店主さんが「50€」と言ってくれました。50€か。でもやっぱり高いかな。
可愛いけど。でもあんまり日本では見ない柄やし。
長考していると再び店主さん登場。
「40€」。ありがとう。買います。
値引きしてくれるお店とそうでないお店があるようです。でもとにかく布の種類が多くて本当に楽しいです。しらみつぶしにお店を回っていきます。
日本にあるユザワヤみたいな大きいお店はやっぱりお客さんも多くて品数豊富です。
ユザワヤさんなら手芸用品のありとあらゆるものが揃っていて、探しているものが必ず見つかります。
しかしパリの繊維街は純粋に布のみ。
これはこれで良い。
パリまで来てわざわざ針やファスナーやバイアステープなんぞ不要。ここにしかない布だけで十分❗️
エッフェル塔より布。
ルーヴル美術館より布。
凱旋門より布。
長い布漁りの末に合計5種類の布を購入しました。
やっぱりシルクがダントツで高かった…。
でもどれも可愛いので何を作ろうか迷ってしまう。
なんて幸せ…
忍耐強く一緒に付き合ってくれた夫が、この近くの公園に行きたいとのこと。
もちろん行きましょう。
こんなに長時間付き合ってくれてありがとう。私たちはあんまりよく知らないまま行きましたが、公園内のThe Basilica of Sacré-Cœur de Montmartreは結構有名な観光地だそうです。
高台にある美しい寺院で、観光客がとても多かったです。中も広くて美しく、荘厳な雰囲気でした。クレジットカードで寄付できるのがなんとなく面白かったです。そこだけ近代化されてる…
パリの街を一望できて癒されました。
私としてはパリはこれで十分満足です。
堪能できました。思い残すことはありません。
翌日は夫と公園を歩いたり、恐竜博物館に行ったり、クレームブリュレを食べたり、のんびり過ごしました。
弾丸旅行でしたがとっても楽しかったです(^o^)/
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