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No.50 フランス・ブザンソン駐在妻、近いからという理由で安易に物価激高のスイスに行く①🇨🇭

2023.4から約1年間、夫とのフランス・ブザンソンでの海外赴任生活をお届けする駐在妻のnote。
(2023.8.19)

ブザンソンはフランスの東側に位置するためスイスが近いです。実は10年ほど前に一度スイスに旅行に来たことがあります。
その時の印象ですが、スイスはどこも美しく、日本語の案内も充実していて英語力ゼロの私でもスイス各地を1人で旅行できました。
しかしなんせ物価が当時からものすごく高かったので、スイスに再び来れることはないだろうと思っていました。

しかししかし、今は私はブザンソンに居ます。
スイスから近いブザンソンに居るのです。
このチャンスを逃してはならないと思い、思い切って5泊6日のスイス旅行をすることになりました。
8/8〜8/13のバカンスシーズンに行ってまいりました♪

1日目はまずブザンソンからスイスのBaselに向かい、そこで一泊します。夫の友人からFLIX Busを勧められたので、今回はバスでBaselまで向かいます。
FLIX Busは安くて良いのですが多分二度と利用しません。まずブザンソン到着が45分遅れますとアプリに表示されました。ここまではフランスあるあるなので許容範囲です。が、45分経過してもバスは全く来ない…。まさか今日はBaselに行けないのでは、と不安になります。アプリにも何も遅延情報は表示されません。その後さらに45分経過してやっとバスが到着しました。結局1時間半遅れの出発です。車内は比較的清潔でコンセントもあります。トイレもあります。

国境を越えるためかパスポートの提示を求められますが一瞥して終わり。多分あんまりチェックされてません。そしてこのFLIXBus、実は帰りの便もBasel→ブザンソンまでチケット購入済みだったのですが、前日の夜に突然「明日の運行は中止になりました」とメールが届きました。交通費を少しでも安くしたくてBusにしたのに、直前に列車TERを予約することになったので、結局かなり割高になりました。2度と使いません(*_*)

夜の8時ごろにバスはBaselに到着しました。
ホテルにチェックインした後は、ホテル近くの人気のベトナム料理店へ行きます。
店員さんも優しくてメニューもわかりやすい!


夫と私はそれぞれコーラとJapanese teaを注文しました。その後Fried riceのBeefとchikenを注文。
海外あるあるかもしれませんが、このJapanese tea、めっちゃ砂糖入ってます…。日本のお茶にはほぼ砂糖入っていないことをヨーロッパの皆さんに伝えたい。
そしてFried riceは美味しいけど、普通のチャーハン。
とはいえ美味しかったので良し、お会計をお願いしました。ここで思い出したのです。

スイスは物価が想像を絶するほど激高。
コーラと甘い日本茶とチャーハン2つで、なんと日本円にして9600円…
絶望感がすごいです。

そして思い出しました。
10年前にスイスに来て、夫とカフェでお茶をしたことを。珈琲と紅茶、そしてハムとチーズを挟んだだけのペラペラの薄いパニーニ2つで5600円だったことを…
そしてさらに10年前は夫の国際学会に帯同して来たので、1人行動が多かったため、駅で滞在中の鉄道フリーパスのようなものを購入しようとしたのです。そしたら5日間で56,000円(1人分)と言われドン引き。
しかし夫に購入したほうがいいと言われ、泣く泣く購入したのですが、2日間で元を取れました…。これは私がよく鉄道を利用したからではなく、スイスの鉄道料金が激高なためです。

スイスの物価はいつも想像を絶する、これは肝に銘じておかなければ。とはいえせっかくの旅行なのであまり気にしすぎるのも良くないと無理やり前向きに考えました。

こうしてスイスの物価激高の洗礼を受けて、1日目のBaselは終了しましたT_T

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