#49 想い
こんにちは☺︎ もるです
今日は前回の続きです。
先日無事に本番を終えました…😌
改めて振り返ってみようと思います。
当日は朝9時入りで、すぐにゲネがスタート。
前日あまり上手くいかなかったこともあり、焦りや不安も感じる中、とにかく自分たちの音楽そのものに集中することをこの日の目標にしていました。
でもやっぱり緊張をコントロールするのって難しいですね・・・😓
ゲネのsoloはやっぱり思うようには吹けませんでした。
今更足掻いても仕方ないので、
「やることはやった!」と言い聞かせて、メンタルは何とか持ちこたえました。
でもゲネ終わりから本番までの間の記憶はあまりなくて。ずっと気分が悪かったことだけはっきり覚えてます。
お昼休みでザワザワしていた控室は何だか息苦しく、楽屋通路のベンチに座って、すこし息抜き。ここでちょっと回復。
そうこうしているうちに、気がつくと本番15分前。
舞台袖ではパートの人たちと
『私たち最強!無敵!』と、いつもはしない謎の気合い入れ。笑
実は今回、全曲の冒頭がホルンだったんです。本当吹いてる当人たちもびっくりで。そんなこと中々ないですよね・・・😦
だからこそ余計に、皆それぞれ緊張感が高くて、何とか紛らわそうとした結果だったのかも😅
そうこうしていると本ベルが鳴り、いざ舞台へ。
1曲目が始まり(ドナウは2曲目)、冒頭はホルンアンサンブルから。
これが本当に本当に良かった。。
今も音源聴き直して、余韻に浸ってます。
優しく豊かだけど、どこか儚さや哀愁も感じる8小節間のアンサンブル。
吹いててこんなにも感動して泣きそうになったのは、初めてだったかもしれません。。
あっという間に1曲目は終わり、続いてドナウ。
soloは本当に緊張しかなかった…
出だしのAの音は過去1怖かったですが、ハーモニーを感じながら何とか吹ききれました。
終始腕が震えてしまって、音まで揺れるのを必死に堪えていたからか、びっくりするくらい途中の記憶がありません。
気がつけば演奏終わってて、ソリスト起立で立っていました。
つたないsoloだったのに、沢山の拍手をもらって。
客席を見渡してウルウルしてしまいました🥲
最後の曲は舞台袖から後輩たちと見守っていました。
演奏聴きながら、この半年間色々あったなとしみじみ思ってましたね。
「私がトップでいいのか?」
「soloちゃんと吹けるだろうか」
「病気のせいでたくさん心配・迷惑かけたし、練習も思うようにできなかったな」とか。いろいろ思い出して。
今回の演奏会は楽しみより不安が大きく、とにかく無事に終えることだけを目標に毎日必死で。
音楽を楽しいと中々思えなかったりして、かなり神経質になっていた時期もあったり。
実は演奏終わった後も、大丈夫だったんだろうかと達成感より心配がまだ大きくて、何となく落ち着かない感じで。
でもそんな心配しなくて大丈夫でした。
数日後に来演者アンケートを一応ひと通り読んだのですが、
『Hrソロとても素敵でした』とか『全曲Hrすばらしかった』というコメントが沢山書かれていて。
泣きました。
本当に本当に嬉しかった。
『吹ききれたらそれで良い』とだけ思ってたのに、沢山の人たちからこんなにも嬉しい感想をもらえるなんて。
団員や学指揮さんからも、『もるちゃんのHr本当よかった!めちゃきれいなHrだった!』と沢山声をかけてくれました。
半年間、毎日が葛藤の連続だったけど、精一杯の想いを込めた音ががちゃんと誰かに届いていて、伝わっていて、本当によかった。
やっと『soloやってよかった、自分頑張ったな』と心の底から思えたし、今年の目標だった「トップをする」というのも達成できたし、オケもホルンももっと大好きになりました📯
しばらくお休みなので(試験前だから)、余韻に浸りつつ次の演奏会に向けてまたレベルアップしたいなとワクワクしています☺
振り返りはこのくらいで。
ずいぶん長々書いてしまいましたね、、
それではまた👋
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