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文学フリマで本をいっぱい売りたい!

はじめまして、海といいます。
木星堂(もくせいどう)というブース名で文学フリマに参加し、本を販売しています。
ちなみに販売している肝心の本自体なのですが、私が書いているわけではなく、私はあくまでも売り子・広報担当です。(書き手との役割分担については後述します)

5月19日の文学フリマで本をたくさん売りたいです!
理由は、たくさん売れたらとてもうれしいから。

木星堂の解説

兒玉弓(以下「弓」)……本の作者。カバーも表紙も作る。お酒をやめた。
海……売り子兼、校閲兼、広報担当。お酒が好き。


売り子として開場の拍手がしてみたかった

私が売り子に立候補した理由の一つに「開場の拍手がしたかった」というのがあります。二つ目が「修羅場を体験してみたかった」から。

以前、友達の代わりに本を買うため、夏インテ(毎年夏に大阪で開催される同人誌即売会)に参加したことがあります。私にとって、人生初の即売会でした。
夏インテが開場したとき、サークルの皆さんが拍手をしているのを見て「いいなあ、いつか私も売り子側で拍手してみたい」と思うようになりました。

その数年後。弓との会話のはずみで即売会の話になることがありました。
「売り子をやってみたいんだよね」「最近は文学フリマっていうのがあるんだよ」と話したことがきっかけで、
あれよあれよと文学フリマに出店できることになりました。
弓はそこから、あまり動かない3万3000円のノートパソコンを買い、一作目『漏刻博士の都のこと』を書き上げることになります。最終的に私のMacを貸しました。

その後、無事に本が刷り上がり、初陣が2024年1月の文学フリマ京都8に決まりました。


楽しかった文学フリマ京都

結果から言うと、初参加にしてはうれしいくらいに、本を手に取っていただくことができました。

事前に広報としてやったことは
Webカタログの充実
X(旧Twitter)での週一の告知(直前は毎日)
です。

「Webカタログを読んで気になっていました」と言いながら本を買ってくださる方がおられたので、①のような広報活動をしていてよかった……! と思いました。
②については、直前になればなるほど検索からのいいねが多かったです。

当日は、
ベビーカーを押しながら、お目当てのブースをたくさん書いたメモを持って「一冊ください」と颯爽と買って行ってくださる方
「表紙もデザインしたんですか? すごいですね」と小さな声で話しかけてくださる方
サンプルを立ち読みした後に「一冊買います」と言ってくださる方
など、色々な方がいました。

サンプルを読まれているときってあんなにドキドキするものなんですね。
念願の開場拍手ができた私は、もうホクホク顔でした。満足です。
ニコニコしながら売り子をするのもとっても楽しかったです。
テーマ「文学ギャル」の濃い化粧をしていった甲斐がありました。


ちなみにこの文学フリマ京都は、弓も一緒に会場にいました。
会場の近くに平安神宮があったのですが、弓が平安神宮にいる間はやたらとこちらで本が売れるので、私は「ずっと平安神宮にいてくれ」と弓にお願いしました。
弓はその日、平安神宮に3回参拝して、3回おみくじを引いたそうです。(小吉・小吉・末吉)


文学フリマ東京に向けて

文学フリマ京都8が楽しかった我々は、2024年5月19日開催の文学フリマ東京38にも参加申し込みをしました。

弓は15万円のノートパソコンを買い、快適に小説を書けるようになり、二作目『神無月回廊』を無事に完成させることができました。

京都会場よりもブース数も来場者数も多い東京会場。
より多くの方にブースに立ち止まってもらい、本を手に取ってもらうためにはどうすればいいだろう?
考えた私は、京都会場時にやっていた広報活動(Webカタログ・X)に加えて以下のことを行っています。

カクヨムとNolaノベルに第一作目を投稿し、多くの人に読んでもらう
noteの運用(まさにこの記事です!)

とにかく「多くの方の目に留まる」ことを意識しています。
これ以外に広報としてできることはないだろうか? と考えている今日このごろです。もっと調べてみます。


ぜひきてね

本日(2024年4月19日)22時、文学フリマ東京38のWebカタログとブース配置が発表になりました。
木星堂は「か-25 (第二展示場 Eホール)」です
ジャンルはファンタジー・幻想文学になります。
「漏刻博士の都のこと」シリーズ
第一作目『漏刻博士の都のこと』、第二作目『神無月回廊』
どちらも500円で販売いたします。

ちょっと不思議で、何も起こらなさそうで何かが起こっている、そんなお話を用意して待っています。
ぜひ足を運んでくださると幸いです。



各種リンク等

X(旧Twitter)……@Mokuseido2023
文学フリマ東京38 Webカタログ……https://c.bunfree.net/c/tokyo38/35151
カクヨム……漏刻博士の都のこと(兒玉弓) - カクヨム (kakuyomu.jp)
Nolaノベル……漏刻博士の都のこと - 兒玉弓|Nolaノベル (nola-novel.com

おまけに

ちなみに「修羅場を経験してみたい」と書きましたが
作者の弓は、早割も泣いて逃げ出すレベルで早々に本を作り上げるので、
私の憧れである「同人修羅場」を経験したことは今のところないです。
いつか締切限界語録を作りたいと思っています。


木星堂・海


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