諦めると決める

前回の続き

何度もミスしてしまう自分がイヤになる。

感情に振り回されて

目の前のことしか見えていないけど

ちょっと全体像を捉えてみると

この性分は、周知の事実なんだと気づける。

それでも見捨てずにいてくれる家族や

今も働ける職場がある。

その温かい世界に一切目を向けようともせず

この私を一番侮辱しているのは

私自身なのだ。

自分を責めて傷つけているから

自分のことを蔑ろにしていると思っていた。

でも本当は

私は自分大好き人間なのかもしれない。

周りの人々の温かさ、心の広さに気づけず

自分の内面にばかり注目し

丁寧に時間をかけて傷つけている。

なんて自分勝手なんだろう。

他者の存在は関心の外になっている。

今度ネガティブ沼にはまりそうになったら

周りに目を向けてみよう。

そうすれば気持ちを切り替えられるし

人の思考や行動も学べたりする。

昨日の「大事なものをなくした事件」を

引きずってしょんぼりしていると

諦めやしょうがない気持ちが湧いてきた。

もがいてもどうにもならないことなんだと。

人生投げやりになってしまったのだろうか。

いや、そういうことでもない気がする。

私はこれしか、ここまでしかできない

（私はこれなら、ここまでならできる）

と決めることのように思う。

気をつけてもミスをしてしまうのは諦める。

そして人に助けを求める。

持っている少ない駒で生きていくと決める。

そうやって生きていくことで

時代のスピードについていけなかったり

必要とされなくなってしまうかもしれない。

でもこれか今世で私がやるべきことような気がしてきた。