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スキーマについに踏み込む

私は今、植木希恵さんの【「自分のトリセツ」をつくる自己分析web講座】を受講しています。


この講座では、伊藤絵美先生の「自分でできるスキーマ療法ワークブックBook1・2」を使って自分と向きあっていきます。そのため、自分の生きづらさにもろに直面します。
私は、さんざん迷った末にどうにでもなれーえいやーと飛び込んで半年が過ぎました。

テキストもBook2に入り、ついに自分の中にどんな早期不適応スキーマがあるか仮説を立ていくワークに取り組んでいくことに。

希恵さんも伊藤絵美先生もおっしゃるように生きづらさと向き合うには、じっくり時間をかけることが必要だと実感しました。

以前、いきなりスキーマ療法の本を読んで自分と重なり合わせてしまい、読み切ることができませんでした。手元に置いておくのもしんどくなり速攻メルカリで売ってしまいました。そんなこともあり不安でしたがやってみるとこの半年間受講してきたのもあってわりと生きづらさと向き合うことに慣れてきました。

18コあるスキーマは、自分の中にどれくらい存在しているのか数値化してみます。私の場合、傷ついた体験だけでなくどんくさいところや容姿のコンプレックスといった生まれもった特徴もかなり影響してます。


  1. 見捨てられスキーマ
    【60%】どんなに楽しく話しててもいつかは仲間ハズレにされる、それなら私の方から関係を絶つ、そんなふうに20代頃まで強く感じていた。

  2. 不信・虐待スキーマ
    【5%】人を信用していないというより、自分のことを受け入れてもらえないのではという恐れから心を開かないことがよくある。

  3. 「愛されない」「わかってもらえない」スキーマ
    【95%】自分のような人間は人から必要とされる存在ではないと思っている。大事に思ってくれるわけない、だから端から人と関わろうとしない。

  4. 欠陥・恥スキーマ
    【95%】容姿に対するコンプレックスやどんくささなど生まれもった特徴に劣等感を抱いているので、このスキーマは強い。

  5. 孤立スキーマ
    【100%】誰も自分のことを必要としてくれない、一人ぼっちなんだと思い込むところがある。楽しそうに話す人たち、率先してコミュニティに関わっている人たち、仲良しグループをみるとうらやましく感じ、そうではない自分と比べると泣けてくる。

  6. 無能・依存スキーマ
    【90%】やたらミス・モレをする、機転が利かないなど周りの人が当たり前にできることができないので、行動するときに尻込みしてしまう。

  7. 「この世には何があるかわからないし、自分はそれらにいとも簡単にやられてしまう」スキーマ
    【10%】身体の異変や不調を感じるとガンなのでは、死ぬのではと憂えることが多い。

  8. 巻き込まれスキーマ
    【0%】孤立していることが多いので誰かと一緒に…という感覚は薄い。

  9. 失敗スキーマ
    【95%】間違えられないと思うと慎重になりすぎる。ミスをしたとき、やるべきことができていなかったときに卑屈になってしまう。

  10. 服従スキーマ
    【50%】回避行動をとりがちで相手のご機嫌とりができるコミュニケーションスキルはない。仕事面においても何かするときには、怒られないように指摘されないようにと考えてしまう。自分の思いがあったとしても、それが相手にとっての正解とは限らないし攻撃されるかもしれないと不安になる。それなら言われるがまま行動しておこう。

  11. 自己犠牲スキーマ
    【5%】ほぼない。認めてほしい、気づいてほしい、見て見てという思いが強すぎるんだと思う。相手を気遣う余裕がない。

  12. 「ほめられたい」「評価されたい」スキーマ
    【65%】人から評価されてこそ価値があると思っている。評価されない=存在価値なし。なのでそもそも評価すら受けないように距離をとることで自己防衛している。

  13. 否定・悲観スキーマ
    【75%】どうせ私はいつも一人ぼっち。楽観的な人にひがみ、あの人は私と違って恵まれているんだと思っている。

  14. 感情抑制スキーマ
    【80%】私の気持ちなんて誰も興味ないから、感情を外に出すべきではない。淡々としているとよく言われるけど、私にだって感情はある。幼少期から自分のやろうとしていることを家族から否定された記憶がある。これはよくないんだ、家族のほうが正しいんだと。だから言わなくなった、それの積み重ね。

  15. 完璧主義的「べき」スキーマ
    【25%】自分ごとの場合はほぼない。怠惰だから。だけど対人や仕事面においては仮面完璧主義が出てくる。注意されないようにふるまうので、基本に忠実に、言われた通りにやらなければならないと思っている。なので他の人が工程を省いたり、ずるして要領よくこなしていると許せないと感じるところがある。

  16. 「できなければ罰されるべき」スキーマ
    【85%】相手に向く場合が多い。人に向いて発動してしまうので自分のことを指摘されると、「じゃあ、あなたはどうなんですか」「あなたもミスすることあるでしょ」と心の中で相手をとがめたりする。表には出さない。

  17. 「オレ様・女王様」スキーマ
    【50%】人より優位に立ちたいと思っているし、「すごいね」と言われるといい気分になる。逆に見下された、同等レベルだと扱いを受けるとイラっとする傾向がある。認められたい、評価されたい、有能な人間になりたいと思っているから?

  18. 「自分をコントロールできない」スキーマ
    【30%】食べだすと止められずドカ食いしてしまう。どうしてもこれが食べたいというより惰性であと〇〇コで完食できるからと食べ続けてしまう。



いろんなスキーマを持っているけど、まだ見えていない自分もありそうです。最終的にはいつも誰も自分を認めてくれない、存在価値がない、いつも私は一人ぼっちなんだと【孤立スキーマ】が生きづらさの着地点となっていることに気づきました。

スキーマ発動中はその思考ばかりに執着してまわりが見えなくなってしまいます。でも、「そう思ったんだなー」と語尾につけるだけで客観視できることが増えてきました。

根暗だし、内面は人に対して攻撃的な面もある。だけどそれは性格が悪いということではなくて、子ども時代に満たされなかった欲求あったからそれがスキーマとして形成されてしまっただけ。こんな自分をさらけ出すのは恥ずかしい、ますます私のまわりから人が離れていく気がする。けれどこれは誰かに見てもらうためじゃない、自分のための記録。

【私】という人間の観察記録だと思おう。

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